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米カリフォルニア州にある動物保護団体の「ホープ・フォー・バウ」に、ロサンジェルスの交通量の多い一角に怪我をした野良犬が住みついているという連絡がはいった。
その野良犬は夜にエサを探しに行く以外は、ずっとどこかに隠れていているのでどこにいるのかわからない。犬は負傷しており、妊娠している可能性があったので、なるべく早急に保護する必要があった。捜索を開始してから数日後、道路わきの茂みの中にで隠れているとの情報を受け、保護団体のメンバーが茂みの中を探してみると、そこにはじっと座っている犬の姿が。
更にその足元には3匹の子犬がいる。この母犬は既に子犬を出産していたのだ。
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Finding Iris: Saving a homeless injured dog + an unexpected surprise!!! Please share.
捜索開始から数日後、この辺の茂みにいるとの情報を受け、懐中電灯で茂みの中を照らし、犬を探すこと10分後・・・「おい、ここにいるぞ!」、「ええ、見えたわ。」
すぐ前の道は、交通量も多く、けたたましいサイレンが鳴り響いている。そんな中、茂みからジッと外の様子を伺っている犬。「まず臭いをかがせるわ。」「ほら、ここよ、こわがらないで。」
そっと食べ物を差し出して、犬の警戒心を解こうとする。臭いをかぎ、おそるおそる食べ物を口にする犬。その瞬間、メンバーは小さなものが動く姿を目にする。「赤ちゃんがいるわ。」、「なんだって?もう生まれていたのか?」
逃げようと思えば、簡単に逃げることもできただろうが、母犬は赤ちゃんのそばを離れずにジッとしている。「いい子ね。」「これを使って、保護しよう。」
先っぽに輪のついたヒモを母犬の首にかけようとする。驚かさないように、慎重に輪をかけるメンバー。「あとちょっと、よし捕まえたぞ。」、「無理にひっぱったらダメだ。まず、この入り口を広くしよう。」、「いい考えだな。」
「いい子ね、今助けてあげるからね。」
そっと引っ張り出そうとするが、やはり犬は怯え始めた。「ダメだ、怖がっている。ちょっと待て。」、「よし、いい子だね。大丈夫だよ。」、「さあ、おいで。」、「大丈夫だ、こわがらないで。」
なんとか茂みから引き出すことができたが、何が起きているのか分からずパニックになる母犬。震えている母犬にやさしく声をかけるメンバーたち。「大丈夫だよ。いい子だね。僕を見て。そうだ、心配いらないよ。」
よく見ると片方の目が潰れている。鈍器で殴られ損傷したようにもみえる。
子犬を1匹づつ出して母犬の元へ置くと、やっと母犬も安心したようだ。最初の子はセス。二番目の子はナザニエル。最後の子はメグと名付けられた。そしてこの母犬はアイリスと呼ぶ事にした。
一緒に車に乗せ、施設へと向かう。母犬も子供も、みんな一緒でとりあえず安心しているようだ。
母犬の目は残念なことに治らなかったが、診察を受け、徐々に元気を取り戻した。子犬たちに母乳を与えるアイリスおかあさんも元気だ。
そして4週間後、子犬たちはこんなに大きく育ったよ。
現在里親を募集中のアイリスさん一家。
はやく、みんなに温かい家庭がみつかるといいね。
原文動画翻訳:melondeau
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コメント
1. 匿名処理班
これチャンネル登録してるー
初めて海外に寄付したのはここだったし、チーズバーガーの吸引力にも驚いたw
2. 匿名処理班
犬に限らず弱い生き物を救済することでしかもう人間の賢さって証明できないと思う
3. 匿名処理班
タイトルで涙腺が…
4. 匿名処理班
最初見た段階で不安が頂点にたっして
その後少しづつ安堵に変わった・・・・・
ホッ・・・・・・(−O−)
幸せにね(;ω;)
5. 匿名処理班
下の写真、顔色が良くなって笑ってるように見えてワロタ
ワロタ…