唯「けいおん!でやる意味ないよね」
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P「プロデューサーグッズ始めました…」
1:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/21(金) 21:34:44.30
ジリジリジリ
唯「……う~ん」
ジリジリジリ
唯「ん~…うるさい」バシッ
唯「ふぁ~…って8時!?登校初日から遅刻なんてシャレになんないよ」アセアセ
唯「もう学校に行きながらパン食べるとして………おっと、忘れる所だったよ」
唯「お母さん、お父さん、憂、私高校生になったよ。じゃーん制服似合ってる?それじゃあ行ってきます!」
2:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/21(金) 21:35:24.41
唯「はぁ…はぁ…はぁ」タッタッタッ
唯「急がないと入学式間に合わないよ~」タッタッタッ
唯「はぁ…はぁ…はぁ…はぁ」タッタッタッ
私は事情があって1人で暮らしてる、事情なんて言っても両親と妹が死んでしまったからだ。
最初は親戚の人達が私を引き取るって言ってくれたけど私はそれを断った、だって私の家族は憂達だけなんだから
3:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/21(金) 21:36:09.29
唯「とうちゃ~く……ってあれ?」
シーン
「相撲部に入りませんか~」
「テニス部楽しいですよ」
「オカルト研究部に興味ある人いませんか?」
唯「すごい!勧誘でいっぱいだ」
私もいっぱい勧誘されて両手いっぱいで宣伝ポスターのを持つはめになってるけど
7:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/21(金) 21:37:50.43
和「唯」
唯「あ、和ちゃん」
和「何してるの?唯」
唯「部活何にしようかな~って」
和「まだ決めてなかったの!?学校始まってもう2週間よ」
唯「だってだって…何するかわかんないし」
和「こうやってニートが出来上がっていくのね」
唯「部活やってないだけでニート!?」
10:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/21(金) 21:38:52.20
和「それで結局何の部活に入る事にしたの?」
唯「う~ん…部活はやめとく事にしたよ、家事とかしないといけないしね」
和「……唯」
唯「だから高校生でも帰宅部です!」
和「ねぇ唯、私にもっと頼ってくれてもいいのよ?お母さん達だって唯なら大歓迎って言ってるし」
11:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/21(金) 21:39:39.23
唯「和ちゃんにはさんざん助けてもらったんだから迷惑かけられないよ」
実際憂達が死んだ当初は和ちゃんや和ちゃんの家族に助けてもらってばっかりだったしね
和「そんなの気にしなくていいのに」
唯「い~の、い~のそれより一緒に帰ろうよ」
和「唯……そうね一緒に帰りましょ」
12:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/21(金) 21:40:42.77
律「あと一人がなかなか見つかんない!」
澪「このままじゃ…」
紬「廃部…ですね」
律「澪は当然として、せっかくムギが入ってくれたのにこのまま廃部なんて」
13:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/21(金) 21:42:07.98
澪「当然って…私はもともと文芸部に入る予定だったんだぞ」
紬「でもこのまま廃部なんて嫌だわ」
律「だよな~」
律澪紬「「誰か入部しないかな~」」」
唯「はっくしょん」
和「唯、風邪?」
唯「う~ん…誰か噂してるのかも」
25:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/21(金) 21:48:13.15
唯「嫌な気分になっちゃったよ…ニュースなんて見るんじゃなかったな」
唯「よし、洗い物終わり!お風呂入って寝ようかな」
唯「ふぅ~さっぱりした……じゃあ寝ようかな」
唯「憂、お母さん、お父さん…おやすみなさい」
18:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/21(金) 21:43:37.97
唯「今日の晩御飯はあるふぁる波で決めちゃお~う」
唯「憂が見てたら驚くだろうな~私が掃除したり、ご飯作ってるなんて」
唯「こういうのはずっとお母さんと憂の仕事だったな~」
唯「こうして自分ですると憂やお母さんの大変さがよくわかるね」
唯「それじゃあいただきま~す」
22:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/21(金) 21:45:37.08
もうすぐけいおんでやる意味なくね?になるけど許してくれ
「今朝のニュースです○○市でまた変死体が発見されました、死体には噛まれた跡や引きちぎられたような跡があり過去にあった事件と同じものだと思われます」
唯「………また変死体が出たんだ」
24:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/21(金) 21:46:44.60
私は変死体のニュースを見る度にお母さん達の事を考えてしまう。
私のお母さんとお父さんもテレビで言ってたような死に方をしていたからだ。
憂に至っては死体は見つかっていない…最初私は憂が死んだ事なんて信じていなかった、でも長い月日が流れていきだんだん私は憂が死んだ事を受け入れていった
27:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/21(金) 21:49:43.82
バリンッ!!
唯「な、何!?」
「ガルル…ガルル」
「ガルルガルル」
唯「な、何?」
私はガラスが割れた音のする所に行くと見たことのない生物がそこにあた
一つの首に顔が3つの犬……マンガで見たことあるような生物がいた
「ガルルガルル」
「……ガルル」
唯「や、やだ…来ないで」
ケルベロス達は私に気づいたのかゆっくりと私にせまってくる」
唯「やだよ!来ないでよ!……えっ?行き止まり!?」
迫られるがまま私は後ろにさがって行くと行き止まりで壁にぶつかった
30:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/21(金) 21:52:06.27
「ガルル…ガー!!」
「ガー!!」
唯「…っ!!」
もうダメっ!!
「そこの女!ジッとしてろ!!」
唯「えっ?」
私は死を覚悟した瞬間に突然女の人の声が聞こえた
「はぁぁぁぁぁぁ!!」
ザシュッ!ズバッ!
「グギャァー」
「ギャルルー」
「大丈夫か?女」
31:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/21(金) 21:52:58.20
まさかの魔物登場でふいたwwww
33:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/21(金) 21:54:20.56
>>31
だからこそのタイトルだよww
唯「はい、大丈夫です…助かりましたありがとうこざいます」
「礼ならいらない、むしろ君を巻き込んだ事に謝らないとな」
34:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/21(金) 21:55:41.78
唯「いえ!助けて頂いて本当に感謝してます!!」
「そうか」
唯「あ、私の名前は平沢唯って言います…あなたは?」
「ああ、名前を言ってなかったな。私の名前はフラル・マーバラだ」
唯「フラルさん」
フ「自己紹介をしてなんだが私達が合うことはもう無いだろう」
フ「迷惑をかけて悪かったな唯、それじゃあ私は行くよ」
35:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/21(金) 21:57:59.25
唯「待ってください!さっきのは何だったんですか?」
フ「教えるつもりはなかったんだがな……数年前から変死体のニュースがあったのは知ってるわよね?」
唯「…はい」
知らないわけがない
フ「おそらくそれは先ほどのケルベロスにやられたものだ」
36:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/21(金) 21:58:49.16
唯「………」
フ「さっきのは奴らが飼ってるペットにすぎない」
唯「奴らって?」
フ「……ゼノン」
唯「ゼノン?」
フ「これ以上話す事は出来ない、私はもう行くよ」
37:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/21(金) 22:00:07.98
そう言うとフラルさんは空へ飛んでいった
唯「ケルベロス…フラルさん…そしてゼノン」
唯「お母さん達を殺したのもそのゼノンの仕業なのかな」
もしそうなら私は知らなくちゃならない。今何が起きているのか、ゼノンとは何なのか、私には知る権利があるはずだから
39:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/21(金) 22:01:48.01
律「はぁ~…今日部員が集まらないと廃部が決定らしい」
澪「そんな~」
紬「誰かいないのかしら」
律「誰か軽い音楽と間違って入るような事ないかな~」
澪「そんなのあるわけないだろ!」
律「だよな~」
紬「2人ともお茶にしましょ」
唯「すみません入部希望なんですけど」ガチャ
律澪紬「「「きた!!」」」
40:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/21(金) 22:02:33.89
唯「……ん、あれは夢?」
唯「…夢じゃないみたい」
割れたガラスが散らばってるのを見て昨日の事が夢ではないのがわかった
唯「ガラスの破片片付けないと」
唯「…………」
和「唯どうしたの?難しい顔して」
41:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/21(金) 22:03:31.07
唯「和ちゃん、うん、ちょっと考えて事してて」
和「唯が考えて事なんて珍しいわね、どうしたの?」
唯「ゼノンって知ってる?」
和「ゼノン?ゲームか何か?」
唯「……そんな所かな」
和「まったく珍しく唯が考えて事してると思ったらゲームだなんて」
唯「えへへへ」
昨日あった事を話しても和ちゃんは信じないだろう、私だって昨日の事がなければケルベロスが人を襲って、女の人がそれを助けただなんて
42:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/21(金) 22:05:34.85
和「あ、そうだ唯、けいおん部に入らない?」
唯「けいおん部?」
和「何でもギターがまだいなくて募集中らしいんだけど」
唯「わ、私ギターなんて出来ないよっ」
43:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/21(金) 22:08:11.96
和「大丈夫よ、初心者大歓迎って書いてあったしね」
唯「…でも」
和「唯は何でも1人で溜め込みすぎなのよ…私に全てを話してくれなんて言わない、でも唯は1人で溜め込みすぎだから」
唯「和ちゃん」
和「だから部活が唯にとって楽しい場所になればいいなって」
44:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/21(金) 22:10:14.83
和「私が勝手にする事なんだから唯が悪いなんて思う事ないわ、迷惑ならやめるけど」
唯「和ちゃんありがとう…でも私」
和「家の事なら大丈夫よ、私がするから」
唯「そんなの悪いよっ」
和「じゃあ入部届け今日までだから早く出しに行きなさい」
唯「うんっ」
48:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/21(金) 22:14:01.11
唯「けいおん部かぁー・・・はぁ・・・はぁ・・・どんなところなんだろー!」タッタッタッ
アカギ「・・・」
スッ・・・
アカギ「すいません、あなたが平沢唯さんですか?」
唯「えっ?どっ、どなたですか・・・」
アカギ「クク・・・すいません。怖がらせるつもりはなかったんですが」
アカギ「時間がないので簡単な説明をすると、あなたの護衛を頼まれた者ですよ」
唯「ごえい?もしかして・・・・・フラルさんのお知り合い・・・ですか?」
アカギ「そういうことです。話が早くて助かる。」
49:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/21(金) 22:14:52.28
唯「入部届けも出したし……ここがけいおん部か」
唯「本当に私に出来るのか不安になってきたよ」
唯「すみません、入部希望なんですけど」ガチャ
第一部完
55:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/21(金) 22:23:02.68
ディスガイアかな?
56:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/21(金) 22:29:37.55
>>55
一応オリジナル
展開が何かと似てる、なんて起こりそうだけど
57:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/21(金) 22:44:53.53
律「それで唯はギター弾けるの?」
唯「ごめんなさい、私ギター弾けません」
澪「気にしなくていいよ平沢さん、初心者大歓迎って書いてたしね」
唯「澪ちゃん……ありがとうっ」ガシッ
澪「ちょ、ちょっと平沢さん」
唯「唯でいいよ、私澪ちゃんの事澪ちゃんって呼んでるしね」
澪「じゃあ……ゆ、唯?」
唯「おぉ!(か、かわいい)」
59:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/21(金) 22:54:09.00
紬「唯ちゃんケーキ食べる?」
唯「食べるっ!わ~い」
唯「ふぎちゃん、ほぉれおいひい」
澪「食べるか喋るかどっちかにしろ」
唯「じゃあ食べます!」
律「食べるんかい」
唯「えへへへ」
60:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/21(金) 22:59:05.57
紬「そういう言えば唯ちゃんギター持ってるの?」
唯「持ってない…ねぇギターって何円ぐらいするの?」
澪「う~ん、大体5万円ぐらいかな。もう少し安いのがあるけど、安すぎるのもな」
唯「5万…5万…5万」
律「お~い?もしも~し?」
唯「5万…5万」
61:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/21(金) 23:02:24.72
唯「どうしよう…5万円ぐらいならなんとかなるけど」
唯「でもこのお金は無駄遣い出来ないし……でもやっぱりギター欲しいよぉ」
唯「よし!大丈夫だよね、5万円ぐらいなら…お母さん達も許してくれるよ、きっと」
唯「みんなお待たせ~」
律「遅いぞ~唯」
唯「ごめんごめん」
62:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/21(金) 23:08:08.28
澪「お金用意出来たのか?」
唯「うん、何とか5万円用意できたよ…じゃーん!!」
律「おぉ!!諭吉様が5人も!!!」
唯「大切に使わないといけないんだけど……っと…今なら買える」
律澪「「こらこら」」
唯「でへへ」
63:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/21(金) 23:16:17.57
唯「わ~ギターがいっぱいある」
唯「ギターの選び方とかあるの?」
澪「そうだぞ、ギターといっても色やネックの太さは色々あるしな…唯は…」
唯「…私これがいい」
律「でもこれ唯が持つには大きい気がするぞ」
唯「でも私これがいいの」
どうしてかわかんない、でも私はこのギターを買わなくちゃならない。そんな気がした
律「でもこれ25万円もするぞ」
唯「……25万円、とても手が出ないや」
64:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/21(金) 23:17:20.16
唯「……………」
どうしよう…25万円なんてとても払えない、でもこのギターは手に入れなきゃいけない気がする
紬「そのギター欲しいの?」
唯「……うん」
紬「…そう」
律「……よし!バイトするか!」
唯「りっちゃん」
65:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/21(金) 23:18:30.20
律「唯のためにみんなでバイトしようよ!」
澪「そうだな、これもけいおん部のためだしな」
紬「アルバイト楽しそう」
唯「みんな……ありがとう」
66:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/21(金) 23:20:45.94
それから私達はギターを手に入れるためにアルバイトを始めた
「はい、じゃあこれ給料ね」
唯「ありがとうこざいます」
律「まだ25万には届かないな…よしもう少しバイトするか」
唯「やっぱり返すよこれ、みんな自分の分は自分で使って」
律「いいのか?唯」
唯「うんっ、違うギターにするよ」
67:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/21(金) 23:25:33.83
唯「……ジー」
律「唯やっぱりそのギター欲しいんじゃ」
唯「そ、そんな事ないよ!」
澪「そんな風に言っても説得力ないぞ」
唯「……うん」
紬「そうだわ!」タッタッタッタッ
紬「このギター5万円でいいって」
唯律澪「「「な、何をしたんだ?」」」
どうやらムギちゃんがまけてくれたらしいけど、25万円の物が5万円になるなんてムギちゃん何者!?
唯「可愛いな~…このギター」
69:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/21(金) 23:47:03.26
唯「ふんふんふ~ん」
唯「ギター可愛いな~」
唯「…あの日の出来事は本当に夢じゃなかったのかな……けいおん部に入ってみんなと仲良くなって、あんな事があったなんて実感できないや」
唯「でも夢じゃないんだよね……お母さん達はゼノンに殺されて……憂も多分」
唯「それに…どうして私はこのギターが欲しかったんだろう、確かにこのギター可愛いけどもっと何かこう」
確かに楽器店にいたときにはこのギターに何かを感じたんだけど
72:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/21(金) 23:55:47.30
唯「あ!?ゴミ出さないと!!」
唯「忘れる所だったよ…急いで出しに行かないと」
唯「ふぅ~…忘れなくて良かった……それにしても夜の道暗くて怖いや」
唯「う~…なんだか本当に恐くなってきたよぉ…早くかえろ」
「ガルルガルル」
唯「い、今の鳴き声って!?」バッ
私は聞き覚える声のある方に振り向くとそこには私を襲った魔物がいた
「ガルル…ガルル…」
74:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/21(金) 23:58:47.15
唯「ど、どうしよう!?」
「ガルル」
唯「こ、こっち来るな!!シッ!シッ!」
「…ガルルガルル」
唯「お願い…来ないでよぉ」
「ガルル……ガー!!」
唯「(もうダメ!!誰か助けてっ)」
76:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/21(金) 23:59:50.18
「ギャンッ!!」
唯「っ……あれ?何ともない」
唯「ん?ポケットが何か光ってる?」
私は自分が無事なのに驚き、ポケットから何か光ってるのがわかった
唯「これはギターのピック?」
79:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/22(土) 00:03:23.76
「…ガルル」
唯「∑っ!!」
何でギターのピックが光るのかを考えていたら魔物が意識を取り戻していた
唯「どうすれば…どうすれば…」ギュッ
私は自然とピックを強く握っていた
ヒューン
唯「な、何!?何が怒ってるの!?」
突如私の頭の中に様々な光景が流れてきた
魔物にかみ殺されるお母さん達、魔物と戦うフラルさん、魔物達がいっぱいいる世界……それに…あれは憂!?
80:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/22(土) 00:08:52.34
唯「∑っは!…さっきのはいったい…」
「…ガルル…ガルル」
唯「でもさっき見た光景の中で私も戦ってた……ううん、けいおん部のみんなも」
「ガルル…ガルルガー!」
唯「もしさっき見た光景が真実なら私はここで死ぬわけにはいかない!!」
唯「思い出せ平沢唯、知らないわけじゃない、ただ忘れてるだけだ。力の使い方を」
唯「こんな所で死ぬわけにはいかないのっ!憂が生きてるかもしれないのにっ」
81:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/22(土) 00:17:30.74
唯「○○○○○」
自分でなんと言ったのかわからない、無意識に出た言葉だろう
唯「はぁぁぁ!」
ザシュッ
「ギャッ」
唯「はぁ…はぁ…はぁ…」
体勝手に動いた、さっきの説明をするとまさにそんな感じだ、突然ピックがギターみたいな剣の形に変わって、私は勝手に振り回した
82:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/22(土) 00:23:39.43
ザッザッザッ
唯「誰!?」
どうしよう…こんな所だれかに見られたらなんて説明すればいいんだろう
フ「まさか唯が選ばれし者だったなんてな……魔物達が襲ったのはそういう理由か」
唯「フラルさん!?」
フ「またあったな唯…もう合いたくなかったんだけどな」
唯「フラルさん…私」
フ「唯いいのか?」
83:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/22(土) 00:31:14.04
フ「それは今の平和な世界からかけ離れる事になる、それでもいいのか?」
唯「はい…私は知りたいんですっ!憂のためにも」
フ「うい?」
唯「私の妹なんです、突然いなくなったんですけどもしかしたら生きてるかもしれないんです…だからっ」
フ「……妹のためか」
85:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/22(土) 00:37:28.85
唯「はい…だから聞かせてくださいっ!!フラルさんの知ってる事を……ゼノンとは何なのか…どうして憂が魔物達のいる世界にいるのかをっ」
フ「わかった……話すよ、だけど私が知ってるのはどうして魔物が人間界に現れたのか、ゼノンとは何なのか、その2つだけだ……残念だけど君の妹の事はわからない」
唯「それでもいいです、聞かせてください」
フ「わかったよ…まずゼノンとは何なのかだけど…」
88:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/22(土) 00:42:17.00
シャー…ゴシゴシ
唯「こんな話し誰が信じるんだろう…憂なら信じてくれるかな?」
フラルさんから聞いた話しはまさにゲームであるような話しだった
ゴシゴシ
唯「えへへ…もしかしたらバカにされちゃうかも……でも本当なんだよね」
唯「それにあの時の私はいったい…」
無意識に放った言葉、無意識に動いた体…覚えてるはずなんだけどわからない
89:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/22(土) 00:48:18.05
唯「考えてもしょうがないか、フラルさんも来るべき時が来たらわかるはずだって言ってたしね」
唯「ふぁ~…今日は色々あって眠いや」
唯「よし電気も消したし戸締まりもした」
唯「おやすみなさ~い」
90:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/22(土) 00:52:01.55
唯「いてっ…指きれちった」
唯「ねぇ見て澪ちゃん」
澪「みえない聞こえない」ガクガク
唯「澪ちゃん?ねぇ見てよ~」
澪「みえない聞こえない」ガクガク
唯「澪ちゃん?」
91:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/22(土) 01:04:00.07
律「澪は怖い話しや痛い話しがダメなんだよ」
唯「なんで?」
律「なんでって…なんでだろう?…なぁ澪なんでだ?」
澪「そんなのわからないよ、何でか知らないけど怖い話しや痛い話しを聞くと変な事が頭に浮かぶんだよ」
紬「変な事?」
澪「なんか見たことないような犬や鳥とかが私を襲うんだよ」
律「なんだよそれ~澪ちゅゎんはロマンチックですね~」
澪「うるさい」ゴン
92:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/22(土) 01:06:23.19
>>91
これが後の秋山澪の黒歴史である…
これが後の秋山澪の黒歴史である…
93:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/22(土) 01:11:32.41
澪「それにあれはロマンチックなんてものじゃ」
唯「(澪ちゃんが頭に浮かぶ光景って多分魔物だよね、やっぱりあの時見えた光景で戦ってたのはけいおん部のみんななのかな)」
紬「唯ちゃん?」
唯「な、何?ムギちゃん」
紬「何か考えてるみたいだから」
唯「えへへ~澪ちゃん可愛いな~って」
澪「唯////」
律「お!照れてるな澪」
澪「う、うるさい///」
95:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/22(土) 01:24:29.63
シャーゴシゴシ
唯「澪ちゃんが言ってたのって魔物だよね」
唯「じゃありっちゃんやムギちゃんも何か不思議な感覚があったりするのかな…」
唯「う~ん…フラルさんに聞けばわかるんだろうけど連絡先しらないしな~」
唯「明日それとなくりっちゃん達に聞いてみよう」
唯「じゃあ寝ようかな」
唯「おやすみなさい」
第2部完
108:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/22(土) 07:39:41.19
律「はぁ…はぁ…はぁ…はぁ」タッタッタッタッ
聡「はぁ…はぁ姉ちゃん待ってよ 」タッタッタッタッ
律「何やってんだよ!!早く走れっ」タッタッタッタッ
聡「そんな事わかってるよっ」タッタッタッタッ
律「クソッ…何なんだよ…何なんだよこれは!!」
買い物を頼まれた私は弟の聡を引き連れ、スーパーで買い物をしたまでは良かったがその帰り道に見たことのない生き物と出くわした
「ガウガウガウ…ガルル」ダッダッダッダッ
109:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/22(土) 07:40:24.49
聡終了のお知らせ
110:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/22(土) 07:43:05.69
律「はぁ…はぁ…まだ追っかけてきてる」タッタッタッタッ
聡「はぁ…はぁ…あっ!」ドテッ
律「聡!?」
聡「ね、姉ちゃん助け…」
「ガルル…ガー」
律「聡逃げろ~!!」
ガブッ
聡「っ!!!」
111:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/22(土) 07:44:05.92
「ガルル…ガウガウ」ズバッガブッ
聡「痛いよ…痛いよ姉ちゃん」
律「あ…あ…あ」
助けなきゃ助けなきゃ助けなきゃ助けなきゃ助けなきゃ助けなきゃ
聡「痛いよ痛いよ痛いよ」
律「動け、動けよ、私!」
目の前で弟が助けを求めてるのに私の体は恐怖で凍りつき動かなかった
聡「痛いよ…いた…」
聡の叫び声が徐々に小さくなる
112:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/22(土) 07:45:14.87
聡「…………」
とうとう聡から叫び声が消えた
律「聡!?聡!!」
ゴリゴリガリガリ
ブチュネチュクチュ
まるで骨が噛み砕かれる音と肉を噛みちぎられる音みたいだ
律「(ああ…そうか…弟は今食べられてるんだ)」
私はどうかしてしまったんだろう、こんな時なのに頭の中は冷静になっていた
「ガウガウガウ」ムシャムシャ
113:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/22(土) 07:52:27.64
律「(はは…今私どんな顔をしてるんだろ)」
目の前で弟が食べられて私は泣いているのだろうか、それとも怒ってるのかな……笑ってたりしてな
「ガルル…ガルル」ダッダッダッダッ
魔物は満足したのか私を襲わずに去っていた
律「……っ!!聡!!」タッタッタッタッ
意識を取り戻した私はいそいで聡の無事を確認するために走った
律「さ…とし?」
そこには骨はかみ砕かれ、肉は噛みちぎられ、たくさんのひっかきキズや噛まれた後があった
律「あ…あ…あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛」
118:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/22(土) 08:23:21.86
唯「今日もりっちゃん学校に来てないね」
紬「今日でもう一週間ね」
澪「仕方ないよ、律の弟の聡君があんな事になったんだから」
紬「そういう事件があるのはニュースで何度か見たけど身近に起こるなんて」
澪「私も信じられないんだ、聡君とは律と何度か一緒に遊んだ事もあって」
唯「……澪ちゃん」
澪「ヒック…すごく可愛くて…ヒック…律とは凄い仲良しで…ヒック」
紬「澪ちゃん大丈夫?」
澪「ヒック…ヒック…うぇ~ん」
119:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/22(土) 08:30:43.41
紬「…澪ちゃん」
唯「私のせいなのかな、私がりっちゃんに話しをしていたら聡君は死なないですんだのかな」
フ「唯のせいじゃないさ、仕方なかったんだよ」
唯「フラルさん!?今までどこにいたんですか?」
フ「色々あってな」
唯「ずっと会いたかったんですよ!!」
120:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/22(土) 08:35:18.57
唯「私にはフラルさんしかいないんです、フラルさんしか私の事をわかってくれる人は」
フ「唯」
唯「聡君が殺されたのは私のせいなんです、私がりっちゃんに話しをしていたならきっと夜遅くに出かける事なんてなかった」
フ「…………」
唯「私は信じてもらえないだろうと思い話さなかった、こんな事になるなら私は…私は…」
フ「唯お前のせいじゃないよ…お前は悪くない」
唯「フラルさん…フラルさん…わ~ん」
律「唯?…聡が死んだのは自分のせいだって」
122:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/22(土) 08:45:34.75
弟が目の前で殺された私はショックで部屋に引きこもっていた。最初はお母さん達も仕方がないと見過ごしていたけど、ずっと引きこもりの私をお父さんがいい加減外に出ないかと、私を半ば強制的に外に追い出した
律「聡…聡」
律「はぁ~…でもお父さんの言ってる事も一理あるよな、いい加減立ち直らないと」
「…なんです」
律「ん?誰かいるのかな…あれは唯?」
「聡君が死んだのは私のせいなんです」
律「聡が死んだのは唯のせいだって一体」
123:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/22(土) 08:54:04.07
律「唯!どういう事なんだよ聡が死んだのは自分のせいだって」
唯「りっちゃん!?何でここに!?」
律「そんなのはどうでもいいんだよっ!!聡が死んだのは自分のせいだってどういう事なんだよっ!!」
唯「……それは」
律「まさか!?唯が殺したのか?」
唯「ちがっ!」
律「だったら何で言えないんだよ!!」
唯「それは…お願いりっちゃん!!話しを聞いて」
124:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/22(土) 08:59:49.20
律「黙れ!!人殺しの話しなんか聞くもんか」
唯「りっちゃん」
律「殺してやる…殺してやる…殺してやる」
唯「りっちゃん落ち着いて!!」
律「だまれぇぇぇぇぇ」
律「○○○○」ブツブツ
唯「あの光は私の時と同じ」
フ「彼女も選ばれし者だったのか!?」
律「これは?……そうか聡お前がくれたんだな、私に敵をとってくれって」
125:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/22(土) 09:06:45.21
律「はぁぁぁぁぁ」
唯「っ!!!!!」
フ「唯下がっていろ!!」
キンッ!
律「邪魔…するなよな」
フ「あいにくそうは行かないんだ」
律「私は聡の敵を取るんだっ!聡の敵をっ!!」
律「はぁぁ!!てぇやぁぁぁぁ!!」
フ「くっ!!何という力だ…力が怒りと憎しみによって増幅しているのかっ」
唯「お願い!!やめてよりっちゃん!!」
律「黙れぇぇぇぇぇ」
126:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/22(土) 09:14:58.71
キンッ!ヒュルヒュルヒュルズサッ
フ「くっ!!」
唯「フラルさん!?」
律「はぁ…はぁ…はぁ…次は唯、お前の番だ」
フ「力が完全出はないとはいえ私が力負けするなんて」
律「唯安心しろ、すぐに終わるからさ」
唯「りっちゃん…うん」
これでいいんだ、これで
唯「(ごめんねりっちゃん)」
律「はぁぁぁぁぁぁ」
バンッ!!
律「っ!!」
127:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/22(土) 09:20:12.27
唯「この光は…あの時の」
お姉ちゃん
お姉ちゃん
唯「憂!?憂なの?」
お姉ちゃん死なないで
唯「憂どこなの?どこにいるの?」
お姉ちゃん、私は………
唯「憂!?憂!?」
128:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/22(土) 09:24:58.85
律「何なんだ今のは……それは私と同じ!? 」
唯「そうだった…私はまだ死ねないんだ、憂を助けるまでは絶対に死なないって決めたんだ」
律「…………」
唯「ごめんねりっちゃん、死んであげる事出来ないみたい」
律「いいよ唯……私が殺すからさっ!!」ザッ!!
129:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/22(土) 09:35:44.79
キンッ! キンッ!
律「やぁぁぁぁ」
キンッ! キンッ!
唯「はぁぁぁ」
ズバッ
律「くっ!!てぇぇぇ」
ザシュッ
唯「っ!!!!」
唯律「「はぁ…はぁ…はぁ…はぁ」」
律「…………」スッ
唯「りっちゃん?」
律「やめだ」
唯「りっちゃん」
130:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/22(土) 09:46:10.52
律「ごめん唯」
唯「えっ?」
律「唯じゃないんだろ?聡を殺したのは」
律「わかったんだよ、聡を殺したのは唯じゃないって」
唯「ううん、私が悪いの…私が」
私は今起きている事を話した、魔物の事やフラルさんの事……憂の事も
律「…そんな事が」
唯「信じられないよねこんな話し」
律「信じるよ、私は信じるよ唯の話し」
唯「りっちゃん」
律「それに私は実際に魔物を見たしな」
フ「どうやら話しはすんだみたいだな」
131:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/22(土) 09:49:33.10
唯「フラルさん!」
律「えっと…」
フ「ああ、私はフラル・マーバラだ」
律「フラルさん、さっきはスミマセンでした」
フ「あれぐらい対した事はない」
律「でも」
フ「気にするな」
律「そうですか……唯もごめん」
唯「ふぇ?」
律「私、唯にひどい事いっぱい言って」
唯「りっちゃん」
律「ヒック…ヒック…唯に…ヒック…ひどい事いっぱいして」
唯「私は大丈夫だよ!!私ピンピンしてるし、それに私バカだからえへへへ」
律「ゆい…ゆい…ゆい…うわぁぁん」
132:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/22(土) 09:57:17.81
律「ヒック…ヒック…ヒック」
唯「いいこ~いいこ~」
律「ば、バカやめろよ////」
唯「えへへへ、ねぇりっちゃん」
律「な、何だよ唯///」
唯「おかえり!」
律「唯……ただいま!」
完
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サトシ「シゲル、お前を殺す」