中空に映し出されたホログラム映像と握手や抱擁を交わす。そんな夢のような光景も、もはやSF映画の中だけの話ではなくなるかもしれません。
海外メディアPocket-lintが1日(現地時間)に伝えるところによると、英ブリストル大学の研究チームによって、実際に触れた感触を得られるホログラム投影システム「UltraHaptics」が新たに発明されたことが明らかになったとのことです。
「UltraHaptics」システム
「Haptic Holograms」と銘打たれたプロジェクトの名の下に生み出されたこの新システムは、高周波数の音波と3Dジェスチャー操作装置「Leap Motion」センサーとを組み合わせることによって ”投影された映像に実際に触れているかのように感じさせる” ことを可能としてシステムになります。
仕組みとしては、まず最初にLeap Motionセンサーによって、システム使用者の手の位置を検知。その後、投影されているホログラムの位置情報と使用者の手の位置情報に応じて、極小のスピーカーから適切な位置に適切な量の高周波数の音波を発射。それにより、まるで中空に浮かぶ疑似映像に実際に触れているかのように感じられる、ということのようです。
ブリストル大学の研究チームによってUltraHapticsと名付けられたこの技術は、ホログラム映像の輪郭だけにとどまらず「映し出されたホログラム映像そのもの」の感触を再現することを目標に開発されています。
つまり、ホログラム映像を押せば実際にへこむような感触を得られるし、硬さなどの質感も感じられるということを意味します。
残念ながらまだまだ研究開発段階ということで、具体的なこのシステムの実用化の時期に関しては言及されませんでしたが、研究チーム曰く既に商用化に向け企業との連携を開始しているとのこと。また、12月3日に中国にて開催されるSIGGRAPH Asiaにて、技術展示デモが行われることも明らかに。
ともあれ、SF映画の世界だけの話と思われたような技術の背をようやく捉えられたような思いです。もしかしたら10年後や20年後には、触覚だけでなく、嗅覚や味覚まで再現するホログラム映像などが登場しているかもしれませんね。実に、夢が広がるお話です。
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著者
2014年10月1日より、縁あってGGSOKUメインライターに正式に就任。ここ最近は、スマートフォンやタブレットを始めとするガジェット類全般から、各種周辺機器にデジタルカメラ。果ては自作PCパーツやソフトウェア類にまでも食指を動かすに至る始末。イロモノ・キワモノガジェットもこよなく愛する、興味と好奇心の赴くままに生きる元人力車夫。
ひらめいた
おまわりさんコイツです
これを見に来た
DMM出番だぞ
π
エロイことに活用する以外、思い浮かばない
これはオ◯ニーが捗る、
ゴク…これで卒業できる..!
VRヘッドセットと合わせれば超捗るな
でもりっしょんまんのさんどらぶろっくとHができるな