演歌歌手・氷川きよし(25)が今年の「NHK紅白歌合戦」(2014年12月31日)に15回目となる出場を決めたことで、音楽業界から驚きの声があがっているという。
氷川といえば2014年5月に元マネージャーへの暴行騒動を報じられ、その後同8月には書類送検された。同10月には不起訴処分となったものの、大きなイメージダウンにつながりかねない失態にもみえたのだが・・・?→ uwasa
※5月の報道は“衝撃”のひと言。氷川きよしが、2000年から15年連続となる「NHK紅白歌合戦」(2014年12月31日)出場を決めた。氷川は今年も「大利根ながれ月」(2014年1月29日発売)、「ちょいときまぐれ渡り鳥」(2014年9月27日発売)と2枚のシングルに、「氷川きよしの昭和の演歌名曲集」(2014年5月21日発売)、「演歌名曲コレクション20〜ちょいときまぐれ渡り鳥〜」(2014年11月19日発売)と2枚のアルバムをそれぞれリリースするなど安定した活躍が光っただけに、これだけをみれば「紅白出場」も順当な結果といえる。
だが、そんな“演歌界のプリンス”に今春、大きなスキャンダルが持ち上がっていたことは意外と知られていないような気もする。2014年5月1日発売の「週刊文春」に掲載された氷川の元男性マネジャーの告発によると、同氏は氷川から数々の“暴力”や“性的いやがらせ”を受けていたり、氷川の信仰する宗教・創価学会への入信を強要されるなど壮絶ないじめがあったという。さらに氷川がファンの女性のことを「ババア」と呼んだり、過去に親密関係が報じられた俳優・松村雄基(51)と今春にも神奈川県・逗子の別荘で一緒に過ごしていたことが明らかになるなど、氷川の“裏の顔”が露見した。
氷川きよし、ファンを「ババア」と呼ぶ裏の顔!暴力、同性愛、創価学会勧誘を暴露!松村雄基とも交際続いていた!
(※事実なら絶句)
その後、氷川は2014年8月21日の各報道で、同4月にコンサートのため訪れていた岡山県内のホテルのエレベーター内で、当時20代だった元男性マネジャーをかばんで殴ったり、脚を蹴った疑いで書類送検されたことが明らかになった(一方で元マネジャーも、この件で氷川サイドに多額の慰謝料を請求していたとし、脅迫容疑の疑いで書類送検された)。
だがこの時点で双方の間で示談が成立していたようで、結局2014年10月24日に双方ともに不起訴処分となった。とはいえ、テレビやコンサートなどでみせるこれまでの氷川のイメージと、今回の告発で明らかになった“裏の顔”には大きなギャップがあると感じましたし、氷川のイメージダウンは避けられそうにないと思われたが、意外にも芸能活動に大きな支障は出ていないようで・・・?
(以下引用)「元マネジャーが示談金目当てで告発し、氷川のほうが被害者という見方も一部ではありますし、イメージが悪くなったとは言い切れません。やはり、彼がグラビアに登場すれば売れ行きも安定していますから」
(引用元:ビジネスジャーナル)
氷川は騒動後も、芸能活動にそれほど支障は出ていないという。彼は不起訴決定後に行われたアルバム発売記念イベント(2014年10月31日)で「自分のまいた種だから、また1つ成長するための試練だと思います。デビューから15年。慢心していたところもあると思います」(情報元:井上公造芸能)と反省を口にしていたようですし、こうした姿勢をファンが好意的に受け止めてくれたのだとすれば、実にありがたい話。
一方で、出演者のスキャンダルには細心の注意を払っているものとみられるNHKがなぜ自局の看板番組である「紅白歌合戦」に氷川を起用したのか、疑問の声もないわけではない。例えば、今回初出場が確実とみられていた乃木坂46が出場できなかったのは、主力メンバー・松村沙友理(22)の“不倫騒動”が大きな原因だともみられているようで・・・?
(以下引用)「不倫はアイドルという肩書に大きな傷となりますが、松村本人は認めておらず、事実だとしても法律を犯したわけではない。
それと比べて不起訴処分とはいえ傷害事件を起こした氷川の出場に芸能業界関係者は驚いています。北島三郎が昨年で『紅白』を卒業して演歌枠は容赦なく減らされているというのに、その希少な枠に氷川が抜擢されるとは想定外でした」
(引用元:ビジネスジャーナル)
昨今、苦境に立たされているといわれる演歌界では、大御所の北島三郎(78)が2013年を最後に「紅白」から卒業したことが話題となった。時代の移ろいとともに「紅白」における“演歌枠”の減少も予感させる出来事だったが、そんな最中に若手の筆頭ともいわれる氷川のスキャンダルが発覚したとすれば、演歌界全体に激震が走っても不思議ではない騒動だったといえる。
チケットの売れ行きが激減!氷川きよし、暴行事件でイメージガタ落ちの上書類送検で紅白も危うい?
(※一部では氷川ピンチ説も出ていましたが)
2013年の「紅白」では北島三郎(78)、森進一(67)、五木ひろし(66)、細川たかし(64)、福田こうへい(38)、氷川きよし(37)と6人の演歌歌手が選ばれたが、今年は北島が抜けた5人(昨年と同じメンバー)がそのまま選ばれる結果となった。
演歌界では北山たけし(40)や山内惠介(31)などの台頭もあり、氷川の落選も十分に考えられたが、踏みとどまった格好といえそうで・・・?
(以下引用)「氷川が所属する老舗芸能事務所・長良プロダクション設立者である長良じゅん元会長が一昨年、ハワイのゴルフ場での事故で突然亡くなりました。それ以降は長男で代表取締役の神林義弘氏が経営を取り仕切ってますが、社内外には神林氏の頼りなさや事務所の弱体化を指摘する声が多い。
そのような中での稼ぎ頭・氷川のスキャンダル。かつてじゅん氏が健在の頃の長良プロであれば、そんな氷川でも『紅白』のキャスティングへねじ込むくらいの力を持っていましたが、今の事務所にはそれも見込めないため、氷川の落選は確実とみられていました。
どのようないきさつで氷川の出演が決まったのか、業界内でも疑問に思う向きは多いです」
(引用元:ビジネスジャーナル)
氷川は2012年5月に所属事務所の社長(当時)で恩師の長良じゅんさん(享年74)を不慮のゴルフカート事故で亡くしており、現在は事務所としてもより一層の団結が求められる時期でもある。
そんな中で失態を起こし、窮地に追い込まれた氷川が「紅白当選」を果たした状況には、疑問の声も少なくないようだ。氷川がどのような思いで「紅白」の舞台に立つのか、注目したいと思う。
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