616 名前：ななしのいるせいかつ[] 投稿日：2014/11/30(日) 03:00:01.96 .net
ふと昔のことを思い出した。
兄が小学1年生のときに高熱をだして寝込んでたら、白目むいて痙攣し出した。幸い、母が気付いてすぐに病院に運ばれた。
命には別状なく、兄は入院することになった。
その日の夜、病室には親戚やらが集まって話をしてた。
そんな中、父は兄の手をずっと握ってた。
短気で口うるさくてプライドの高い父が静かに泣いていた。
周りは静まり返ってどんよりとした空気になった。
私も小さいながらにどれだけ父が子供のことを大切にしているか愛情を注いでくれているかよくわかった。
今までで父が泣いたのをみたのはこの時だけ。

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