やはり、深度センサー的な機能性が付与されていた模様です。
「中国Huaweiから、近日中にも ”デュアルカメラ” を搭載した端末が登場する」という情報は、ここ最近確定的な情報として幾度か報じられてきました(過去記事)。そして今回、そのデュアルカメラの性能の一端を示す幾枚かのサンプル画像が新たに公開されることとなりました。
端末左上部にデュアルカメラを搭載した「Honor 6 Plus」
さて、今回公開されたのはHonor 6 Plusに搭載されたデュアルカメラで撮影されたサンプル映像になります。百聞は一見に如かず。まずは以下の画像をご覧下さい(※拡大クリック推奨)。
こちらは左から順に、「通常モードで撮影した画像」、1枚目の画像に「特殊なエフェクトを掛けた画像」、「1枚目の画像の焦点を撮影後に変更した画像」となっています。
中でも3枚目の画像は、デュアルカメラを搭載したHonor 6 Plusならではの「リフォーカス(撮影後に任意で焦点位置を変更できる)画像」と言えるでしょう。
左から順に、「Honor 6 Plus」、「HTC One (M8)」、「Galaxy S5」、「iPhone 6 Plus」
そしてこちらは、このHonor 6 Plusと同じくデュアルカメラを搭載した「HTC One (M8)」に加え、「Galaxy S5」と「iPhone 6 Plus」のカメラ性能を比較した画像となります(※拡大クリック推奨)。
デュアルカメラによる被写界深度シミュレーション機能の恩恵か、Honor 6 Plusで撮影された画像はスマートフォンで撮影したとは思えないほど、背景が大きく綺麗にぼけています。とはいえ、Galaxy S5とiPhone 6 Plusはともかくとして、同様のカメラ機構を備えるはずのM8との差があまりに顕著なのは、商業的・広告的な理由からと言ったところでしょうか。
「HTC One (M8)」に搭載されるデュアルカメラ
このHuawei製の新型ファブレット端末は、約536ドル(約6万4千円)で、近日中にも正式に発売が開始されるとのこと。果たして「デュアルカメラ」は、今後のスマートフォンにおけるトレンドの一つとなるのか。興味深く動向を見守りたいと思います。
[GSMArena]
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著者
2014年10月1日より、縁あってGGSOKUメインライターに正式に就任。ここ最近は、スマートフォンやタブレットを始めとするガジェット類全般から、各種周辺機器にデジタルカメラ。果ては自作PCパーツやソフトウェア類にまでも食指を動かすに至る始末。イロモノ・キワモノガジェットもこよなく愛する、興味と好奇心の赴くままに生きる元人力車夫。
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中華端末はSAMSUNGやAppleとかの大手が繰り広げる大画面ブームに流されるんじゃなくて、SH-02Fみたいな4インチ中盤のハイスペック機を作る努力をして欲しい ファーウェイは大手だけどね
そりゃあデカけりゃデカイほど体積が増えるから作りやすいってのはあるんだけど大手に追従すると薄型大画面になるだけで俺は嬉しくないよ
マイノリティである自覚ぐらいは持ったほうが……
企業は需要に応えるだけ。