鉛筆の力を肉眼で体験したい。2人の画家・木下晋と吉村芳生の展覧会が熊本市現代美術館で開催中。

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1日に17時間鉛筆を手に紙に向かう木下晋さんと、1000枚もの新聞という過去に今の自分の顔を描き込む吉村芳生さん、2人の画家の濃密な作品を紹介する展覧会「鉛筆のチカラ -木下晋・吉村芳生展」が熊本市現代美術館で開催されています。木下晋さんは以前、当サイトでもご紹介した画家さんです。認知症の老人などをモデルに皺の1本1本まで克明に描いた鉛筆画がとても有名ですね。開催期間は2014年12月6日~2015年2月8日となっています。この機会に是非!!!

それぞれの「手作業」による「日々」の集積ともいえる鉛筆のチカラを感じる空間作りを目指します。また、木下はモデルの人生そのものを描き写すかのような人物画を、吉村はひたすら自画像を描き続けています。主観的に内面を掘り下げていく木下と、自身を描きながらもあくまでも客観的に社会をとらえる吉村を対比させることから見えてくる、それぞれの作家の想いを紐解きます。

木下晋さん作品
 photo rt_zps3406912a.jpg

吉村芳生さんの作品
 photo 856_zps8a855b1a.jpg

展覧会名:鉛筆のチカラ -木下晋・吉村芳生展
期間:2014年12月6日~2015年2月8日
休館日:火曜(祝日の場合は翌日)、年末年始(12/29~1/3)休館
時間;10:00~20:00
場所:熊本市現代美術館
住所:熊本市中央区上通町2番3号
入場料:一般:1000(800)円、
    シニア(65才以上):800(600)円、
    高・大学生:500(400)円、
    小・中学生:無料(要名札)

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