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園田海未「だ、だれですか!?」うみみくん「やぁ!」


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エレン「駆逐艦に勤務することになった」








1:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/10/01(水) 00:08:55.61


海未「あ、あなたは……誰?なのですか?」

うみみくん「私はあなたですよ」

海未「意味がわからないのですが」

うみみくん「そのままの意味ですよ。私は園田海未、あなたです」

うみみくん「そして、あなたもまた。園田海未。私なのです」

海未「ち、違います!第一、私は男ではありません!」


4:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/10/01(水) 00:13:04.71


うみみくん「性別の違いは関係ありませんよ?」

海未「……どういうことですか?」

うみみくん「確かに私達の外見は少しことなります。髪の長さ、声の高低、顔つき」

うみみくん「あなたに近いようで少し遠い」

うみみくん「しかし、私達は本質的には同じものなのです」ニコッ

海未「何を言っているのです!第一、これは不法侵入です!!」

海未「早急にここから出ていかなければ通報しますよ!」


5:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/10/01(水) 00:16:17.73


うみみくん「ふふっ」

海未「な、なんですか……」

うみみくん「いきなり、部屋に知らない男が現れたら恐怖で動けなくなります」

うみみくん「悲鳴を上げるかもしれません」

うみみくん「冷静に誰であるかを問いただし、その上で警察に通報すると警告する」

うみみくん「あなたはそれほどの強い心の持ち主でしたか?」


7:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/10/01(水) 00:19:30.05


海未「何が言いたいのですか?」

うみみくん「あなたは私を見た時から気付いていた。私自身であると」

海未「……あなたは」

――


海未「ゆ、夢?」


10:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/10/01(水) 00:26:37.96


学校

海未(昨日のあれは……一体)

海未「」ボーッ

穂乃果「海未ちゃん、どうしたの?寝不足?」

海未「ま、まぁそんなところです。ちょっと、悪夢に魘されたと言いますか……」

うみみくん「悪夢なんて、酷い言われようです」

海未「!?」

うみみくん「大丈夫、私はあなたにしか見えていませんから」

穂乃果「海未ちゃん、どうしたの?」

海未「へっ!?いえ!別に何でもありません」


12:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/10/01(水) 00:29:19.27


屋上

海未「いきなり何なんですか!!」

うみみくん「驚かせるつもりはなかったのですよ?」

海未「ふん!」

うみみくん「まぁまぁ、許してください。ね?」

海未「……あの時、確かに穂乃果はあなたの存在に気付いていませんでした」

海未「あなたは……何者なのですか?」

うみみくん「私は」


14:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/10/01(水) 00:37:41.59


うみみくん「可能性のひとつとでもいいましょうか」

海未「可能性?」

うみみくん「そうです。無数に広がる可能性のうちのあなたと並行した存在なんです」

うみみくん「私とあなたが出会うことは本来ありえないことだったのですが……」

海未「言っている意味が……」

うみみくん「もう一つ世界の園田海未、です」ニコッ


16:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/10/01(水) 00:42:44.73


放課後

凛「練習お疲れ様にゃー!」

絵里「もうすこし、立ち位置を変えた方がいいかしら」

海未「」ボーッ

絵里「今のだと、後半の移動が大変で」

海未「」ボーッ

絵里「聞いてる?」

海未「え?あ、あぁはい。賛成です、私も少し調整が必要だと思っていましたし」

絵里「そう、みんなには悪いけど少し変更しましょうか」


18:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/10/01(水) 00:46:38.07


帰り道

ことり「また、あしたね♪」

穂乃果「また、あしたー!」

海未「えぇ、また明日」

海未「」トボトボ

うみみくん「練習に身が入ってないようでしたが?」

海未「あなたのせいです!」

うみみくん「私は邪魔などしていません」

海未「あなたが現れるから……少し、混乱しているのですよ」

海未「どうして、現れるようになったのです?」


20:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/10/01(水) 00:53:43.75


うみみくん「平行した可能性を観測することは人間にはできないはずなのですが」

うみみくん「理由は私もわかりません」

海未「それにしても、あなたは随分と詳しいのですね。そういうことに」

うみみくん「実際に経験したことですから」アハハ

うみみくん「しかし、人智を超えた経験を言葉にするのは難しいですね」

うみみくん「正直、的はずれなことも言っているかもしれませんし」






25:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/10/01(水) 01:09:20.62


海未「これから、私達……どうしましょう」

うみみくん「私はどうすることもできませんから」

海未「はぁ」

うみみくん「きっと、理由があるはずです。私達は出会うべくして出会ったのだと思います」

海未「……そうでしょうか」


26:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/10/01(水) 01:18:04.25


次の日

秋葉原

海未「よろしく、お願いします」

穂乃果「よろしくおねがいしま~す!」

穂乃果「海未ちゃん!チラシまだまだあるよー♪」

海未「とほほ……」

うみみくん「同情します」

海未「少しは手伝ってもいいのでは……」

うみみくん「私はあなたにしか見えませんから」

うみみくん「あなた以外に私を認識することのできる人は誰もいません」

海未「えっ」

海未「……そうでしたね」

うみみくん「あ、人が来てますよ!女の子ですよ!渡しやすいのでは!」

うみみくん「急いで!急いでください!」

海未「え!?、あ、あ!よ、よろしくおねがいしま~す!」アセアセ


27:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/10/01(水) 01:21:13.54


穂乃果「海未ちゃん、張り切ってるのね」

ことり「成長したんだね♪」ウンウン

にこ「私達もやるわよ。全部、配り終わるまで帰れないだからっ」

にこ「にっこにっこにー♪」

――



28:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/10/01(水) 01:23:47.31


海未家

自室

海未「……」

『私はあなたにしか見えませんから』

『あなた以外に私を認識することのできる人は誰もいません』

海未「……」

うみみくん「まだ、混乱しているのですか?」

海未「いえ、そういうわけでは」

海未「私は」

うみみくん「?」

海未「あなたに謝らなければいけません」

うみみくん「え?」


29:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/10/01(水) 01:33:22.47


海未「すみません!!!!!!!!」

海未「私はあなたを孤独な存在にしてしまった……」

海未「これは私の責任だと思います」

うみみくん「こうなったのはあなたのせいでは」

海未「……」

海未「……私が関係しているのは事実ではないですか」

うみみくん「そう、自分を責めないでください」

うみみくん「わたしは孤独だなんて思っていませんよ?」

海未「……」

うみみくん「私はあなたなのですから、あなたがμ'sの皆とつながっている。それだけで、私は孤独ではなくなるのです」


32:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/10/01(水) 01:43:59.02


休日

海未「課題もすみましたし、練習も午前中で終わりました」

海未「さて、これから」

うみみくん「出かけましょう」

海未「読書でもしようかと思っていたのですが」

うみみくん「せっかくの休日です。私は出かけたい」

海未「私は読書がしたいです」

うみみくん「では、間をとって図書館へ行くのはどうです?」


35:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/10/01(水) 01:54:06.47


図書館

海未「」ペラッ

海未「」ペラッ

海未「これなら、家にいるのと変わりないのでは?」

うみみくん「景色や環境が変われば心も変わります。せっかくの休日を何の変化もなしに過ごすのはもったいない」

海未「私は別に」ペラッ

海未「ふふっ」

うみみくん「なんですか」

海未「私達は似ているようで似ていませんね」

うみみくん「そもそも、私は男ですし」

海未「ですが、私はあなた」

海未「不思議です。こうして話しているだけでも、あなたの中の何処かに私を意識してしまうのですから」


37:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/10/01(水) 02:07:56.67


帰り道

うみみくん「充実した休日でした」

海未「そうですね」

うみみくん「来週は校内ライブですから、ゆっくりはできませんね」

海未「そういえば、あなたもスクールアイドルを?」

うみみくん「え、それは、前の世界の記憶がなくて」

海未「そうなのですか……」

海未「早く、元へもどる方法を見つけなくては」

うみみくん「急ぐ必要なんてありません。あなたは、μ'sのことに集中してください」

海未「ですが」

うみみくん「私は時間に追われているわけではないのですから」ニコッ


39:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/10/01(水) 02:15:33.72


――


海未「穂乃果、ターンが少し遅れていましたよ」

穂乃果「はい!」

海未「花陽、自分の表情に注意して」

うみみくん「~♪」

海未「そこ!動きがずれてます」

凛「?」

にこ「そこって……誰もいないわよ?」

海未「……すみません。間違えました」

希「何か見えてたんよね♪」

絵里「ひっ……ちょっと!希ぃ!」

希「冗談や」フフッ

海未「す、少し休憩しましょう」


40:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/10/01(水) 02:18:26.16


海未「なんで、混じって踊っているのですか!!」

うみみくん「ずっと練習を見ていましたから振り付けは覚えました!」

海未「そういうことではなくて!」

うみみくん「す、すみません」


海未「では、練習を再開しましょう」

ハーイ

うみみくん「がんばってくださいねっ」






41:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/10/01(水) 02:23:15.78


夕方

帰り道

うみみくん「おつかれさまです」

海未「帰ったら」

うみみくん「はい?」

海未「帰ったら特訓です!振り付けは覚えているようですが、まだまだ!ダメです!」

うみみくん「えええ!!」

海未「やるなら最後までやりきってください!」

うみみくん「その意見には賛成です」

海未「ふふっ」

アハハハハ


43:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/10/01(水) 02:28:39.05




うみみくん「おはようございます」

海未「おはようございます」

海未「着替えるのでこの部屋から出ていてください」

うみみくん「はい」

――



44:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/10/01(水) 02:33:54.46


練習

うみみくん「わんつーすりー!」

海未「音ちゃんと聞いて」

全員「はい!」


穂乃果「はぁ、疲れたぁ」

海未「最後の追い込みです!」

絵里「楽しみね!ライブ!」

花陽「緊張するけど、やっぱりそれ以上にわくわくしちゃう」

うみみくん「応援してます。μ'sのみなさん」ニコッ

海未「」フフッ


46:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/10/01(水) 02:36:50.74


――


海未「いよいよ、明日は校内ライブです!」

うみみくん「楽しみですね」

海未「うぅ……緊張が」

うみみくん「心配はいりません。あれだけ練習したのですから」

うみみくん「私も舞台袖で応援しますし」

海未「なんとしても成功させます」

海未「そして、ライブの後はあなたを元の世界に戻す方法探さなくては」


48:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/10/01(水) 02:42:52.27


うみみくん「私は……」

うみみくん「私は……このままでも、いいですよ」

海未「何を言っているのですか!」

うみみくん「幸い私には前の記憶がありませんし」

うみみくん「今、あなたといるのがすごく幸せだって感じているのです」

海未「……」

海未「変です。そんなの絶対におかしいです……」

うみみくん「……やはり、私が見えることは迷惑ですか?」

海未「そんなことはありません!!」

海未「私だって……できることなら」

海未「ですが、本当の幸せではないのではないですか?お互いに」

海未「私達は園田海未。同じ人間なのですから」


49:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/10/01(水) 02:52:30.96


うみみくん「人生で、一番楽しい瞬間は」

うみみくん「誰にもわからない2人だけの言葉で」

うみみくん「誰にもわからない2人だけの秘密や楽しみをともに語り合っている時なのです」

うみみくん「だから、おかしいことではないのです」

うみみくん「これもまた、ひとつの幸せの形なんだって思います」ニコッ

うみみくん「だけど、この場合、あなたと私で2人と数えていいのでしょうか?えへへ」

海未「あなたって人は……」

海未「さぁ、もう寝ますよ!明日の朝は早いのですから」


50:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/10/01(水) 02:54:14.08


――


舞台袖

うみみくん「そろそろですね」

海未「では、行ってきます」

海未「是非、後で感想を聞かせてくださいね」

うみみくん「わかりました」ニコッ

ウミチャン ハヤクハヤクー


51:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/10/01(水) 03:00:13.79


うみみくん「……」

うみみくん(平行した可能性を観測することはできない。決して交わるのことないものだから)

うみみくん(だけど、あなたと私の世界はひとつになってしまうのではないかというくらいに接近したのです)

うみみくん(それが、何故なのかはわかりません。ですが、私という存在を認識することができるほどに近づいだのです)

うみみくん(そして、再び2つの世界は遠ざかっていく)

うみみくん(これが、あなたに告げなかった真実)


53:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/10/01(水) 03:05:16.49


ライブ後

海未「」キョロキョロ

うみみくん「」

海未「探しましたよ!あまりうろうろしないでください!」

うみみくん「我思う、ゆえに我ありという言葉ご存じですか?」

海未「どうしたのです?いきなり」

うみみくん「きっと、今後あなたは私との出会いとこれまでが夢だったのではとおもってしまうかもしれません」

うみみくん「ですが、それでいいのです。私はあなたですから」

うみみくん「私は確かにいるのですよ」

海未「何を言ってるのですか?ライブをちゃんと見ていなかったいいわけですか?」

うみみくん「もちろんライブは見ましたよ。すごく美しかったです」


54:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/10/01(水) 03:13:32.03


うみみくん「本当はあなたに気付かれることなく消えるつもりでした」

海未「消えるって……」

うみみくん「ですが、さようならを言わずに見えなくなってしまってはあなたに一生恨まれるんじゃないかと思って」エヘヘ

海未「……本当はずっと一緒にいれないこと。知っていたのですね」

うみみくん「私達はずっと一緒です。だって、私達は同じ園田海未なのですから」

うみみくん「ただ、お互いを認識することができなくなるというだけです」

うみみくん「私達は互いの意識の奥へと沈んで行くのです」

海未「……認識できないなんて、そんなの悲しいです!!」

うみみくん「大丈夫、私達の存在は絶対ですから」ニコッ

海未「我思う、ゆえに我あり……ですか」

うみみくん「そう、お互いが同じ人だからこそです」






55:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/10/01(水) 03:17:23.51


うみみくん「そろそろですね」

海未「ま、待ってください!!」

うみみくん「きっと、私達は互いに会いたいと願っていたのかもしれない」ニコッ

うみみくん「それが奇跡を――」

海未「私は!」

穂乃果「海未ちゃんみーっけっ!」

海未「」

穂乃果「海未ちゃん?」

海未「」グスン

穂乃果「ええぇ!どうしたの海未ちゃん!!」

海未「な、なんでもありましぇん」

穂乃果「だ、だだ大丈夫!?」アセアセ


57:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/10/01(水) 03:31:57.42


――


数日後

海未「穂乃果」

穂乃果「どうしたの?」

海未「新しく作詞したのですが、その、見てもらえませんか?」ドキドキ

穂乃果「うん!よろこんで」

ことり「ことりもみるー!」


おわり









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サトシ「シゲル、お前を殺す」