インターネットに常に付きまとう問題に、グーグルが明確な ”メス” を入れる形となりました。
5日(現地時間)、海外メディアPocket-lintが伝えるところによると、米グーグルが新たに「子供たちの為の新サーチエンジン」の開発・提供を行う計画を正式に発表したとのことです。
この新サーチエンジンは、”子供たちの望んだであろう検索結果” を優先的に表示するような工夫に加え、有害な情報を含むサイトから子供たちを守る為の措置も施されていることが、この計画の発表を行ったグーグルの副社長パヴニ・ディワンジ氏によって今回明らかにされるところとなりました。
つまり、例えば「電車」という単語で子供たちが検索した場合、多くの大人や学生たちが望む「時刻表」などに関する情報ではなく、「機関車トーマス」の画像やプラレールなどの子供たちが望んでいると推測される情報が優先的に表示されることになる、という訳です。
仮にこのプロジェクトが結実すれば、親御さん方はより安全なインターネット環境をより簡易な形で子供たちに提供することが可能となることに。ちなみに、この新サーチエンジンはとりわけ「12歳以下」を対象としているとのことです。
子供にインターネットを使わせることの是非という、近年のインターネットという存在からは切っても切れない問題に、具体的かつ効果的な一手を打つことを決意した米グーグル。果たしていつ頃この新サーチエンジンが広くリリースされることとなるのか。続報に期待です。
ソーシャルシェア
著者
2014年10月1日より、縁あってGGSOKUメインライターに正式に就任。ここ最近は、スマートフォンやタブレットを始めとするガジェット類全般から、各種周辺機器にデジタルカメラ。果ては自作PCパーツやソフトウェア類にまでも食指を動かすに至る始末。イロモノ・キワモノガジェットもこよなく愛する、興味と好奇心の赴くままに生きる元人力車夫。
キッズgooとyahooキッズはどう対向するんだろう…
ついにGoogleは親御さん達を味方に付けることになるのか。
その内キッズ専用Chromebookとかも出してきそう。そうなるとGoogle帝国はまた領土を拡大することになりそうだな。
こういうのって意味ないんだよね。
そんなことはGoogleなら百も承知のはず。
そのうえでなぜ開発するのか?それは企業としての評価を上げるため。
こういう活動をしている、開発をしている、その姿勢を見せることで言わばクレーマーに対する口封じになる。
そのうえでガキが普通のGoogle.comで有害サイトを調べたとしても「キッズ向けを用意してますが」と言えるようになり、責められずに済むわけだ。