「発展的な解消であり、新たな第一歩を踏み出したと考えています」
今月2日、来年4月に合併すると発表したコンピュータエンターテインメント協会(CESA)と
ソーシャルゲーム協会(JASGA)。CESAがJASGAを吸収する形となるため、
JASGAは設立からわずか2年余りで消滅することになる。
会見の席上でJASGAの共同会長を務めるディー・エヌ・エー(DeNA)の
守安功社長は冒頭のコメントを述べ、「(JASGAの)発足当初と比べて、
消費者センターからの問い合わせは4分の1以下に減少している。
活動は一定の成果を収めた」と合併の理由を説明した。
JASGAが発足したのは2012年11月。
当時はソーシャルゲーム上での「コンプリートガチャ(コンプガチャ)」による高額課金トラブルが相次ぎ、
社会問題となっていた。12年3月にはソーシャルゲームのプラットフォーム事業者が集まり
「6社連絡協議会」を設置し、コンプガチャのガイドラインなどを策定。
協会設立後はDeNAの守安社長とグリーの田中良和社長の2人が共同代表を務め、
全国の中学校や高校に講師を派遣してソーシャルゲームの
使い方などについての啓蒙活動も行ってきた。
CESAの会長を務めるバンダイナムコゲームスの鵜之澤伸副社長は、
「コンプガチャで社会問題を起こしたところから対処療法的に(JASGAが)
始まったことも否めない。
その後は自主規制や啓蒙活動などしっかりと活動をやっていた」と評価する。
07年にグリーが従来型携帯電話(ガラケー)向けにリリースした「釣りスタ」などのヒットを機に、
ウェブブラウザ上で、基本無料で遊べるソーシャルゲームは瞬く間に市場が広がった。
参入メーカーが相次ぎ、市場規模は08年の48億円から、
12年には4350億円へと爆発的な成長を遂げた(日本オンラインゲーム協会調べ)。
グリーは12年6月期の売上高が1582億円、営業益827億円となり過去最高益を更新。
DeNAも13年3月期は売上高2024億円、営業益768億円を記録し、
ともに我が世の春を謳歌した。
しかし13年に入ると、変調が起き始める。ガラケーユーザーがスマートフォンへ買い換えを進めたことで、
ガラケー向けソーシャルゲームは12年の3460億円から13年に1612億円へと半減。
グリーやDeNAと足並みをそろえるかのように、
ガラケー向けゲーム開発会社の業績も下降線をたどり始める。
小林氏がまず3人に尋ねたのは海外進出での苦労話。
青柳氏は「まず、日本でうまくいったから米国でもワークすると思ったことは、ことごとく外れた」と振り返る。
ソーシャルゲームが好調だったグリー。
だが同社が日本で手がけてきたゲームやそのマーケティングノウハウといった成功の体験や
パターンというのがほとんど通用しなかったという。
同社が米国進出した2011年といえばグリーが強かったブラウザゲームから
スマートフォンにプラットフォームが変わる過渡期。
さらにはビザの取得や人材採用などのさまざまな課題があり、
ビジネスの違いを学ぶまで1、2年かかったそうだ。
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Author:バルカズ
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