英国の国立美術館Tate (テート)が、所蔵する美術品を元に箱庭ゲーム
Minecraft のマップを作成し無償配信を始めました。
執筆時点ではフランスの画家アンドレ・ドランが描いた
Pool of London と、英国の画家クリストファー・ネヴィンソンが描いた
The Soul of the Soulless City ベースのマップが配信中。プレイヤーは作品の主題となった1906年のテムズ川に浮かぶ船や、1920年代のニューヨークを探検したりミニゲームに挑戦できます。
このプロジェクトはTateが
著名なMinecraft ビルダーDragnoz、Kupo、Featherblade、Tewkesape らの協力を得て進めています。
そのうちtewkesape は公式YouTube チャンネルで
The Soul of the Soulless City のトレイラーを公開中。このマップでプレイヤーは1920年代のニューヨークを歩きながら、クリストファー・ネヴィンソンに会ったりニューヨークの開発を助けるチャレンジに参加できます。
マップファイルはZip で圧縮されており、サイズは
Pool of London が15.28MB、
The Soul of the Soulless Cityが68.58 MB。ともに参考リンク先Tate のサイトにDropbox へのダウンロードリンクが貼られています。
また今後Tate は2015年中に6個のマップを追加配信予定です。ベースとなるのは英国の画家ジョン・マーティンの「ポンペイとヘルクラネウムの壊滅」や、米国の画家ジョン・シンガー・サージェントの「カーネーション・リリー・リリー・ローズ」など。いずれも全く異なる作品なので、どのようなマップになるのか気になるところです。
[Image credit: Wikipedia
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