８日に判明したもので、５日の午前０時５０分、アメリカ・ニューヨークのジョン・Ｆ・ケネディ国際空港から

韓国・仁川国際空港に向かう航空機の中で起きた出来事。

http://japanese.joins.com/article/423/166423.html

同航空機のファーストクラスに搭乗していた「大韓航空」の趙顕娥（チョ・ヒョナ）副社長は、乗務員から

「ナッツを召し上がりますか？」

と突然、袋入りのナッツを差し出されました。

画像：【大韓航空のナッツ】

http://4travel.jp/travelogue/10688454

これに趙副社長は激怒。

画像：【趙顕娥（チョ・ヒョナ）副社長】

http://japanese.yonhapnews.co.kr/society/2014/12/08/0800000000AJP20141208000800882.HTML

「サービスがなってない！！」

と突然大声をあげ、

「飛行機から降りろ！！」

と命じました。

同社の規定では乗客の意思を確認してから、ナッツ類を提供することになっており、この乗務員はそれに

反する行為をしたとのこと。

それでも乗務員は

「マニュアル通りにやっただけです」

と反論。

趙副社長は

「ならば、マニュアルを見せろ！！」

と再反論。

剣幕に驚いた乗務員事務長が代わりにタブレット端末からマニュアルを見せようとしましたが、緊張してい

るのか不慣れなのか、もたつき、これに趙副社長はブチギレ。

「乗務員の代わりにおまえがここから降りろ！！」

と怒鳴りつけ、航空機は滑走路から搭乗口に引き返し、事務長を降ろして再出発する事態となりました。

この騒動で航空機は予定到着時間より１１分遅れたとのことです。

現地メディアはこの騒動を取り上げ、

「乗務員を指揮・監督できるのは航空法で機長のみとなっており、副社長の越権行為で職権乱用だ」

と批判しています。

趙副社長は、大韓航空を傘下に持つ韓進グループの趙亮鎬（チョ・ヤンホ）会長の長女で、同社では機内

サービスを統括しホテル事業を担当しています。

乗務員の対応のひどさに怒る気持ちもわかりますが、自社の社員ですからね・・

その場で感情に任せて怒鳴りつけたり、降ろすよりもほかに方法があったと思います。