論文をねつ造・改ざんしていたとして、国立・山梨大学教授解雇処分を受けました。

画像:【北村正敬(元)教授】
北村正敬(元)教授
http://www.gcoe.yamanashi.ac.jp/j/r_hr.html

12日、山梨大学は同大学大学院・医学工学総合研究部の北村正敬教授を論旨解雇処分にしたと公表。

大学によると昨年、学内からの指摘を受け、調査専門委員会が調べたところ、

教授が執筆した90本の論文のうち、細胞研究に関する4本から画像のねつ造や改ざんが見つかり、聞き

取り調査に不正を認めたとのことです。

不正行為の背景に、国際的に評価の高い学術誌への掲載を目指し、研究の業績を高めようとしていたこと

などが挙げられています。

新藤久和副学長は

「今回の研究不正は決して許される行為ではなく極めて遺憾だ。
一層の再発防止に取り組んでいきたい」

と話しています。

国立大学や有名私立大学教授などの論文不正が目立ちますが、無名その他の大学でも調査したら、とんで

もないことになりそうです。