レッドブルF1チームの爆進を支えているのは「ビッグデータ解析」だった
創設から6年で世界制覇を成し遂げたんですって。
レッドブルが「インフィニティ・レッドブル・レーシング」を引っさげ、F1に参戦したのは2005年のこと。マシン性能面について、ほとんど注目されていませんでしたが、エースドライバーとしてチームに迎えられたデビッド・クルサード(その前はマクラーレンに在籍していた)は3戦連続でポイントを獲得し、周囲を驚かせたことは記憶に新しいかもしれません。
このレッドブルの快挙には、ドライバーやエンジニアクルーだけではなく、チームを裏から支える存在があったのです。それが「HPC(ハイパフォーマンス・コンピューティング)」なんです。これは、IBMがもつプラットフォーム・コンピューティングの技術を用いて構築されたシステムで、導入により20~30%のパフォーマンスとスループットが向上したと言います。
HPCが実際にどのように現場に取り入れられているのか、「無限大(mugendai)」が紹介しています。ぜひこちらからご覧になってみてください。
世界制覇を成し遂げたあとも、昨年まで王者の座をキープしている「インフィニティ・レッドブル・レーシング」、彼らの快挙の裏には、緻密に計算し尽くされたシステムの存在があったのです。
lead image by shutterstock
source: 無限大(mugendai)
(河原田長臣)