どこに国にもホームレスは存在します。
ホームレスとなった理由や境遇はさまざまですが、ほとんどはそのまま一生を終えて行くといいます。
ドイツでは7人のホームレスに新しいチャンスと職を与える試みをしたそうです。
その結果をご覧ください。
1.
ビシッと制服に身を包み、さっそうと歩く7人の男性。
2.
これは駅なのですが、こんな風に荷物を運んであげたり……
3.
案内をしたり……
4.
胸を張って働く彼らの姿は誇らしげです。
少し前までホームレスだったとは思えないほどカッコよく、いい顔をしているのではないでしょうか。
この変わりように、海外掲示板では感心の声が上がっていました。
●表情から見えるプライドがいい。すごいことだね。
↑制服がきちんとしていると言いたくて書き込んだ。それに本当に暖かそうだ。さらに見た目も良い。小さなデコレーションがアクセントになっていて、そして白い手袋がいいね。身だしなみが良くなると人はパワーを持つんだ。
●これはどこの地域なの? これはすばらしいことだと思うんだけど。みんながチャンスを必要としているんだ。
↑(投稿者)ブラスチスラヴァだよ。何もないところ……ベルリンの近くだよ。
●これはいい。こういうのを見るのは気持ちがいい。全員がしっかり生活できるようになっていくといいのだが……。
↑(投稿者)数か月くらいしたらどうなったかを、また更新するよ。
●みんな住むところは設定されたんだろうか。
↑すでに駅に住んでいたわけだから、通勤はいらないんじゃない?
↑(投稿者)調べてみるよ。
●ホームレスには若者もいることを思うと、こうした機会を与えられたことはすばらしいね。若くしてあっちこっち投げまわされた結果ホームレスになったことを思うとね。
●これはすごいよ。もっといろんなところで、こうした試みをしないとだめだ。
↑ただし働けるホームレスを探さなければいけないけどね。大半のホームレスは精神的に病んでるか麻薬中毒者だからね。
↑驚くほどそれを理解していない人が多いね。それもかなり重症だったりする。しかも彼ら自身で麻薬に手を出してしまう。どんなに一生懸命にサポートしても、それが理由でまたすぐホームレスに戻ったりするんだ。
↑誰かが僕を1度目の失敗であきらめていたら、ここに僕はいなかった。誰かが僕を10回目の失敗であきらめていたら、僕はここにいなかった。僕は多くの人を失望させた。多くの人が僕の失敗を拒否し、とてもきつかった。でも今は希望がある。希望と強い支援のシステムは、僕が回復できた土台だ。お願いだからあきらめないでほしい。
●人に威厳を与えてあげると、その人は驚かせてくれる。
ホームレスの人々を支援する活動はいくつかありますが、新しい機会や仕事を提供するまでしているのは珍しいようです。
課題もあるかと思いますが、長期的に上手くいくことを期待します。