Xbox Oneが11月にトップとなった。だがその代償は？計算してみた
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結果は出たが、誰にとってもサプライズではないものだった。Xbox Oneは、11月中にUKとUSで最も売れたコンソールとなり、PS4を破ってトップの座についた。おそらく今年の一番重要な月における彼らのセールスについては、ソニーもMSも公開することはないだろう。だが「正確な数字」だと広く信じられているのは、Xbox Oneは124万台以下、PS4が84万台以下というものだ。この結果、Xbox Oneはこの月にPS4を40万台上回り、これまでの10ヶ月でPS4が稼いだリードをいくらか縮めることができた。だがMSはそのためにどんな代価を支払ったのだろう？

IHNによって細かく分析されたが、Xbox Oneの製造原価はKinectなしで400ドルだ（このセンサーを含めると471ドルになる）。これに対してPS4は381ドルだ。

話を簡単にするため400ドルで考えてみよう。11月の総売上台数にこれを乗じると、MSはXbox Oneを49,600万ドル分を売った事になる。なおここにはバンドルに含まれる周辺機器や同梱されているゲームの分は全く含まれていない。

11月において小売店かオンラインかで購入されたXbox Oneのコストは、それがいつ買われたか、だれから買われたか、同梱版であったかどうかで全く異なるものになる。Xbox Oneは、選んだバンドルに応じて250ドル～500ドルであったが、Amazonその他では最も人気のあったバンドル版は349ドルのものだった。ここにはパッケージのゲームが一本付いている（Forza Horizon 2、Halo: MCC、Assassin’s Creed Unity）。

Xbox Oneには本体だけで400ドルの原価がかかっていることを考えると（ここにはバンドルされたゲームも、MS自身が同梱する際に必要となる費用を含まれていない）、同梱版1台ごとに、売上と原価の間の51ドルの逆ザヤが生じていることになる。各種の管理費用や小売店のアドオン費用を含めない状態であってさえ、USで124万台以下というXbox Oneの売上からすると、MSには少なくとも63,240万ドルの費用がかかっていることになる。涙で目がかすんでよく見えないほどの費用だ。

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