花陽「真姫ちゃんと同棲?」
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ミカサ「正妻力を高める」
1:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/12/11(木) 22:30:50.25
放課後
屋上
海未「1・2・3・4!」
海未「5・6・7・8!」
海未「凛、少しテンポ速いです!」
凛「にゃっ!?」
海未「もうすこし、周りと合わせてください。」
凛「はーい!」
海未「では、もう一度!」
海未「1・2・3・4!」
花陽「ふっ…」プルプル
海未「花陽、バランスをしっかりとって!」
花陽「はいっ!」
2:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/12/11(木) 22:31:18.98
海未「はい、そこでターン!!」
凛「よっと~♪」
真姫「…よし!」
花陽「それっ…」
グラッ
花陽「あれっ?」
凛「かよちん危ないっ!!」
海未「真姫!!」
真姫「え…?」
ドンッ
ドサッ
花陽「いたた…」
5:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/12/11(木) 22:33:58.28
花陽「あっ…真姫ちゃん大丈夫!?」
真姫「ええ、多分……ッ!!」
海未「真姫、怪我したんですか?」
真姫「ええ…手首が…」
花陽「あわわっ…ごめんなさい!!」
真姫「大丈夫よ。」
真姫「ちょっと冷やせば、多分良くなるから…」
凛「でも、保健室行った方がいいんじゃ…?」
海未「そうですね。」
海未「今日は私たちだけですので、行って、処置してもらった方が良いですよ。」
真姫「…そうね。」
花陽「真姫ちゃん、ごめんなさい…」
真姫「いいのよ、花陽。」
花陽「でも…」
真姫「…じゃあ、保健室ついてきて?」
花陽「はいっ!!」
10:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/12/11(木) 22:37:54.64
凛「二人とも行っちゃったにゃ~」
海未「そうですね。」
海未「それでは、続きをしましょうか。」
凛「えっ!?」
海未「何を驚いているんですか。」
海未「さあ、やりますよ?」
凛「鬼教官にゃー!!」
…………………………
ガラッ
真姫「…ありがとうございました。」
花陽「…」
真姫「ほら、しょんぼりしないの。」
花陽「でも、全治一週間って…」
真姫「次のライブには間に合うし、手だから平気よ?」
花陽「でも、真姫ちゃんピアノが…」
真姫「いいのよ、別に。」
真姫「…怒ってる訳じゃないから。」
11:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/12/11(木) 22:38:45.06
ガチャッ
海未「お帰りなさい。どうでしたか?」
凛「やっと帰ってきたにゃ~…」クタッ
真姫「なんで、凛はそんなに疲れてるのよ…」
花陽「うう…全治一週間だそうです…」
真姫「一応、帰ったらまた看てもらうけどね?」
真姫「でも、片手使えないぐらい、平気よ。」
海未「そうですか…」
花陽「花陽が、転んじゃったから…」
真姫「…それ以上謝ると怒るわよ?」
花陽「ご、ごめんなさ…あ!えっと…」
真姫「ふふ。大丈夫だから。」
14:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/12/11(木) 22:42:49.07
凛「でも、着替えとか、ご飯とかどうするの?」
凛「真姫ちゃんって利き手右でしょ?」
真姫「着替えはまあ…片手でも出来るし。」
真姫「ご飯は、スプーンとかで食べられる物を作ってもらうわ。」
海未「確かに、それなら問題はないですが…」
海未「大丈夫ですか?」
真姫「ええ、練習は出来ない所もあるから、迷惑かけちゃうけど…」
海未「いえ、次のライブまで時間もありますし、そこまで問題ではありませんよ。」
海未「ゆっくり、治してください。」
真姫「…ありがとう、海未。」
花陽「…」
凛「…かよちん?」
花陽「…決めました。」
15:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/12/11(木) 22:43:28.56
真姫「決めたって、何を?」
花陽「花陽が、真姫ちゃんのお世話をします!」
真姫「へっ…?」
花陽「元はと言えば、花陽がこけたのが原因なんです!」
花陽「だったら、花陽が真姫ちゃんの手になります!!」
海未「少し、こじつけ過ぎじゃないですか…?」
真姫「そ、そうよ…それに、一人でも大丈夫だから…」
花陽「いえ、全力でお手伝いさせて頂きます!!」
真姫「ちょっと、凛…」
凛「真姫ちゃん、諦めるにゃ。」
凛「こうなったかよちんは、誰も止められないにゃ~。」
真姫「イ、イミワカンナイ!!」
花陽「は、花陽じゃ…ダメですか?」
真姫「そ、その聞き方は卑怯よっ!」
凛「よ~っし、3人でお泊まりにゃー!!」
海未「…3人?」
16:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/12/11(木) 22:50:20.37
真姫の家
真姫「…で、なんで凛も来るのよ。」
凛「凛もお泊まりしたいから!」
真姫「理由になってないわよ…」
真姫「だいたい、花陽が来たのはお泊まりのためじゃないでしょ?」
花陽「うん、精一杯お手伝いするねっ!」
凛「凛は純粋に楽しむにゃー!!」
真姫「だから、どうしてそうなるのよ…」
凛「せっかく1年生同士なんだし、仲良くしよーよー。」
真姫「そ、それはそうかも知れないけど…」カミノケクルクル
花陽「…でも、何から手伝ったら良いんでしょう…?」
凛「やっぱり、ご飯とか?」
真姫「そういえば、今日は遅くなるってママが…」
花陽「なら、僭越ながら花陽が作らせて頂きます!」
真姫「別にいいわよ。何か、店屋物でも…」
花陽「ダメです!」
花陽「栄養が偏っちゃうから、ちゃんと作ります!!」
17:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/12/11(木) 22:56:14.61
凛「かよちんのご飯はおいしいから、お任せするにゃ!」
真姫「凛も手伝いなさいよ…」
凛「カップ麺でいいの?」
真姫「…はあ。」
真姫「花陽、任せてもいいかしら…?」
花陽「もちろん!」
花陽「なにか、食べたい物はある?」
真姫「…トマト。」
花陽「うんっ♪」
真姫「冷蔵庫の中は、何でも使っていいから。」
花陽「うん、ありがとう。」
凛「凛はどうしよっかなー?」
花陽「凛ちゃんも、手伝ってもらえる?」
花陽「野菜の皮むいたりでいいから。」
凛「わかった!!」
18:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/12/11(木) 23:02:07.48
キッチン
花陽「さて、冷蔵庫の中の物は使っていいという事でしたので…」
花陽「今日はサラダとトマトリゾット、副菜にチキンピカタを作ります!」
凛「かよちんすごいにゃ~。」
花陽「じゃあまず、レタスちぎって並べて?」
花陽「その後に、味付けした鶏肉に小麦粉を薄くまぶしてね。」
凛「任せて、かよちん!」
真姫「…私は、どうしたらいい?」
花陽「真姫ちゃんは座ってて?」
花陽「すぐに作るからね♪」
真姫「うん…」
花陽「では、トマトを湯剥きしてダイスカット。」
花陽「みじん切りしたタマネギといためて、香辛料…」
凛「かよちん、小麦粉オッケー!」
花陽「じゃあ、卵にくぐらせてバターで焼くね。」
花陽「その間にフライパンにお米を入れてさっきのトマトで煮ます!」
真姫「…」
19:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/12/11(木) 23:03:17.21
………………………
20分後…
花陽「できました!!」
凛「やったー!」
真姫「すごい…」
花陽「そ、そんな事ないよ…///」
花陽「だ、誰でも作れるから!」
真姫「少なくとも、私は無理ね。料理なんて出来ないし…」
凛「凛と一緒だね~。」
真姫「私が言うのもなんだけど、少しは出来た方が良いんじゃないの?」
凛「凛には、かよちんがいるからね!」
花陽「り、凛ちゃん…///」
真姫「はいはい。」
真姫「冷めちゃうから、頂きましょう?」
凛「うん!」
花陽「あ、真姫ちゃん。」
花陽「サラダとか、欲しい物は取るから言ってね?」
真姫「…ありがとう。」
23:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/12/11(木) 23:07:59.16
…………………………
凛「おなかいっぱいにゃ~…」
真姫「うん…美味しかった。」
真姫「花陽、ありがとう。」
花陽「どういたしまして♪」
花陽「満足してもらえたらよかった…」
真姫「ええ、とっても満足よ?」
花陽「えへへ…///」
凛「だめだよ!かよちんはあげないよ!!」
真姫「そんな事一言も言ってないじゃない!!///」
花陽「じゃあ、洗い物してくるから二人ともくつろいでて?」
凛「はーい!」
真姫「いや、凛は手伝いなさいよ…」
凛「これが凛とかよちんのスタイルだよ!」
真姫「凛が誇ってどうするのよ…」
24:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/12/11(木) 23:08:44.39
凛「ところで真姫ちゃん!」
真姫「…?」
凛「真姫ちゃんって、かよちんの事好きなの?」
真姫「ゔぇぇ!?」
凛「あれ、違った?」
真姫「な、なんで私が花陽を…!!///」
<呼んだー?
真姫「な、何でもないわ!」
凛「で、そこのところどうなの?」
真姫「なんで、そうなるのよ…」
凛「んー、何となく!」
真姫「別に、凛から花陽を取ろうなんて思ってないから。」
凛「ううん、それはかよちんが決める事だよ?」
真姫「そういう所は、まともなのね…」
27:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/12/11(木) 23:13:26.32
花陽「終わったよ~。」
凛「かよちん、おかえり!」
真姫「わざわざありがとう。」
花陽「ううん、花陽がしたくてしてる事だから…」
凛「えへへ、おつかれさまー。」ギュッ
花陽「もう、凛ちゃん…」
真姫「…」ジー
凛「真姫ちゃんも、混ざりたいのかにゃ?」
真姫「だっ、誰が!」
凛「真姫ちゃん、顔真っ赤~。」ニヤニヤ
花陽「真姫ちゃん、その…」
真姫「な、なによ…?」
花陽「よかったら…」
真姫「大丈夫ってば!///」
28:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/12/11(木) 23:14:12.63
真姫「お風呂はいってくる!」スタスタ
花陽「真姫ちゃん…?」
凛「気にしなくていいにゃ!」
凛「真姫ちゃん、照れてるだけだから♪」
凛「それより、お風呂と言えば…」ニヤッ
花陽(…あ、悪い事考えてる顔だ。)
…………………………
お風呂
真姫(まったく…凛のやつぅ…)ブクブク
真姫(私が、花陽のことを…?)
真姫(ないない。)
真姫(大事な友達だし…)
真姫「うん、何でも無いんだから。」
ガララッ
凛「真姫ちゃん、一緒に入るにゃー!!」
真姫「!?」
29:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/12/11(木) 23:19:33.13
真姫「す、少しは隠しなさい!!」
凛「女の子同士なのに?」
真姫「それでもよ!」
真姫「っていうか、一緒に入るの!?」
凛「せっかくこんなに広いんだもん!」
凛「もったいないにゃ!」
真姫「花陽は…?」
花陽「あ、あの…います。」
真姫「…」
真姫「…///」
花陽「あ、あんまり見ないで…?///」
凛「かよちんも早く~♪」
花陽「失礼します…」
30:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/12/11(木) 23:20:25.39
真姫「全く、後から入ればいいじゃない…」
花陽「えっと、その手じゃ身体洗いにくいかなって。」
凛「みんなで洗いっこするにゃー!」
真姫「は!?」
花陽「嫌だったかな…?」
真姫「は、恥ずかしいじゃない…///」
凛「気にする事ないにゃ!」
真姫「凛はもうちょっと気にして!!」
真姫「…」
凛「…」ジーッ
花陽「…」ジーッ
真姫「わ、分かったわよ…」
31:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/12/11(木) 23:25:21.49
凛「やった、真姫ちゃん大好きー!」ギュッ
真姫「ちょ、ちょっと!!」
真姫「体洗うんでしょ!?」
花陽「そうだよ凛ちゃん。危ないから…ね?」
凛「はーい。」
花陽「それじゃ、真姫ちゃん、ここ座って?」
真姫「ええ…でも、私は誰かのを洗えないわよ?」
花陽「真姫ちゃんのお手伝いのためだから。」
凛「凛達は自分でするよー!」
真姫「そう…じゃ、お願いするわ。」
凛「じゃ、かよちんは前ね!凛は背中♪」
真姫・花陽「ええっ!?///」
32:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/12/11(木) 23:29:58.07
真姫の部屋
凛「あー、良いお湯だったにゃー♪」
真姫「…」
凛「あれ?どうしたの真姫ちゃん?」
真姫「つ、疲れたの…」
凛「お風呂に入ったのに?」キョトン
真姫「誰のせいよ!!」
花陽「り、凛ちゃん…真姫ちゃんも…」アセアセ
凛「真姫ちゃんの体、とっても綺麗だったにゃ!」
真姫「もう、分かってて言ってるんでしょ…」
凛「…なんの事かにゃ?」
花陽「…ふふっ。それじゃ、今日はもう寝ようか。」
花陽「花陽たちは、どこで寝れば良いかな?」
33:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/12/11(木) 23:31:16.03
真姫「ああ、それなら隣の部屋を使って?」
真姫「ベッドも置いてるし…」
凛「えっ?」
凛「皆で寝ないの!?」
真姫「だから、お泊まり会じゃないでしょ…?」
凛「でもでも!せっかくなんだし!」
真姫「もう…」
…………………………
花陽「…真姫ちゃん、ごめんね?」
真姫「別に、いいのよ。」
真姫「凛の言う事、いちいち止めてたらきりがないみたいだし…」
凛「あっ、真姫ちゃん酷いにゃ!!」
真姫「ほんとの事でしょ!?」
花陽「…ふふっ。」
凛「どうしたの?かよちん。」
花陽「ううん。なんだか、二人とも姉妹みたいだなって…」
真姫「私と凛が?」
花陽「うん。真姫ちゃんと、その妹の凛ちゃん、って感じ。」
35:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/12/11(木) 23:36:27.12
凛「えへへっ。」
凛「真姫おねえちゃーん♪」ギュッ
真姫「ちょっと…///」
花陽「ふふっ。」
真姫「…じゃあ、花陽は?」
花陽「へ?」
凛「かよちんは、凛達のお姉ちゃんだよっ!」
花陽「は、花陽はべつに…」
真姫「…ほら、花陽。」
花陽「真姫ちゃん?」
真姫「は、早くしなさいよ…///」
花陽「…」
花陽「うんっ♪」ギュッ
凛「よーし、今日はみんなでくっついて寝るにゃ!」
花陽「い、いいのかな…?」
真姫「…おやすみ///」
花陽「あ…ふふ。おやすみなさい。」
凛「おやすみ~!」
38:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/12/11(木) 23:41:54.33
数日後
学校
花陽「真姫ちゃん、今日もお邪魔してもいいかな?」
真姫「別に、毎日じゃなくてもいいのに…」
真姫「でも、花陽がいいならいいわよ?」
凛「やったー!!」
凛「またお泊まりにゃー!!」
海未「…駄目ですよ、凛。」
凛「…へ?」
希「凛ちゃんこの後、ウチらで練習やで?」
希「ユニット曲仕上げようって、昨日言ってたやん?」
海未「まさか、忘れていた…わけではありませんよね?」
凛「も、もっちろん!!」
凛「練習、楽しみだにゃ~…」
海未「おや、そんなにやる気があるとは。」
海未「それでは、今から早速行きますよ!」
凛「…にゃー。」
39:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/12/11(木) 23:43:23.16
花陽「り、凛ちゃん。頑張ってね?」
真姫「まあ、無理して二人来る必要ないし…」
真姫「また、くればいいから。」
凛「うん…頑張ってくる…」
花陽「今度は、凛ちゃんの好きな物作ってあげるから!」
凛「…!行ってきまーす!!」ダッ
花陽「凛ちゃんったら…」クスッ
………………………
真姫の家
真姫「ごちそうさまでした。」
花陽「はい、お粗末様。」
真姫「なにも、ママの手伝いしなくてもいいのに…」
花陽「お邪魔させてもらってるし、これくらいは…」
真姫「いつの間にか、ママにも気に入られてるし…」
花陽「そ、それは嬉しいです…///」
花陽「…でも、凛ちゃんいないと少し静かだね。」
真姫「まあ、凛はいつも元気だから。」
40:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/12/11(木) 23:44:05.44
真姫「でも、私は花陽と二人でも十分よ?」
花陽「え…?」
真姫「別に、凛の事は嫌いとかじゃないんだけど。」
真姫「凛がいるときは、確かに明るくて楽しいけど…」
真姫「花陽と二人のときは、何だか落ち着いてるっていうか…」
真姫「気が、休まるのよね。」
花陽「真姫ちゃん…」
真姫「だから、その…ありがとう。」
真姫「正直、花陽たちが来てくれて嬉しかったから。」
花陽「ふふ。真姫ちゃん、素直になったね。」
真姫「べっ別に!?」
真姫「元から素直なんだから!」
花陽「…ふふっ。」
41:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/12/11(木) 23:48:35.34
………………………
花陽「お風呂、ありがとう。」
真姫「ええ。今日も、頼んで良いかしら?」
花陽「もちろん♪」
花陽「…こうして真姫ちゃんの髪の毛乾かすの、日課みたいになっちゃったね。」
真姫「ええ。その…ごめんなさい。」
花陽「ううん、まだ少し痛むみたいだし、ドライヤー重たいからね。」
真姫「それもあるんだけど…花陽の手、気持ちいいのよ。」
花陽「へ?」
真姫「なんて言うんだろう…優しい感じ。」
真姫「だから、甘えちゃってるみたい…」
花陽「えへへ、ありがとう真姫ちゃん。」
花陽「花陽も、楽しいよ?」
真姫「…そう?ならよかった。」
42:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/12/11(木) 23:53:22.18
…………………………
真姫「…それじゃ、そろそろ寝ましょうか。」
花陽「うん!」
花陽「あ、でも、凛ちゃんがいないから…」
花陽「花陽、別の部屋で寝るよ?」
真姫「…花陽は、私と寝るのは嫌?」
花陽「そ、そんな事無いよ!?」
花陽「真姫ちゃんが、気にしないなら…」
真姫「なら、いつも通り一緒に寝ましょ?」
真姫「…なんだか、花陽と寝ると安心するのよ。」
花陽「えへへ…じゃあ、お言葉に甘えて///」
真姫「ええ。」
真姫「それじゃ、おやすみなさい。」
花陽「うん、おやすみなさい。」
……………………………
花陽(…もうすぐ、真姫ちゃんの怪我も治るんだね。)
真姫「うう…ん。」ゴソッ
ギュッ
花陽「真姫ちゃん…///」
花陽「おやすみなさい。」ニコ
43:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/12/11(木) 23:59:25.13
怪我から6日後
真姫の家/夜
真姫「…うん、もう大丈夫だと思う。」
真姫「花陽、今までありがとう。」
花陽「ううん!」
花陽「花陽が、怪我させちゃったから…」
真姫「もう、それは言いっこ無しでしょ?」
花陽「あ、うん…ありがとう。」
真姫「こちらこそ。」
真姫「この約1週間、花陽達がいてくれて助かったわ。」
花陽「結局、凛ちゃんはあの日以来都合あって来れなかったけどね…」クスッ
真姫「それでも、最初の数日はいてくれたし。」
真姫「なにより、気が紛れたし…感謝してる。」
花陽「うん、凛ちゃんにもお礼言わなきゃね…」
真姫「…そうね。」
44:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/12/12(金) 00:00:00.05
花陽「…えへへ。なんだか、寂しいね?」
真姫「うん…」
花陽「毎日、真姫ちゃんの家にお邪魔してたから…」
真姫「私も、滅多に無い体験だったしね。」
花陽「でも、もう終わりなんだね…」
花陽「真姫ちゃんの怪我が治ったら、もう…」
真姫「何言ってるの?」
花陽「…え?」
真姫「別に、これからも来たらいいじゃない。」
真姫「流石に毎日は、花陽のご両親に悪いけど。」
真姫「花陽や凛が遊びにくる事、拒否した覚えは無いわ。」
花陽「真姫ちゃん…」
45:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/12/12(金) 00:05:19.35
真姫「それに…その…」
花陽「?」
真姫「花陽は特に、ママに気に入られてるし…」
真姫「わ、私も、楽しいし…///」
真姫「…」
真姫「いつでも、来てくれていいから。」
花陽「…うん!」
真姫「約束よ…?」
花陽「うん。ありがとう、真姫ちゃん。」
真姫「また、凛も連れて来なさいよね。」
花陽「うん!凛ちゃんも、毎日来たがってたしね♪」
真姫「でも、あの好き勝手し放題なのは、ほどほどにお願いするわ。」
花陽「うん、ちゃんと伝えとく。」クスッ
46:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/12/12(金) 00:06:10.46
真姫「それと…たまには、また髪の毛頼んでもいいかしら…?」
花陽「…」
花陽「もちろん!」
真姫「…ありがとう。」
花陽「花陽こそ、ありがとう。」
花陽「真姫ちゃんも、よかったら花陽の家に遊びに来てね?」
真姫「…いいの?」
花陽「いっぱいお邪魔しちゃったから、来てくれると嬉しいな♪」
真姫「…うん、絶対行く。」
花陽「えへへ…やっぱり真姫ちゃん、素直になったね♪」
真姫「あ…えっと…花陽達が、いてくれたから…///」
花陽「真姫ちゃん…」ウルッ
真姫「その…色々、ありがとう。」
真姫「あと…これからも、よろしく。」
真姫「…おねえちゃん。」
おわり
48:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/12/12(金) 00:06:54.79
お疲れ
まきりんぱな最高や
まきりんぱな最高や
50:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/12/12(金) 00:13:33.14
乙
ほっこりした
ほっこりした
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中野梓「なんですか、これ」