【12/30〜】信長・秀吉・家康ら天下人に仕えた武将茶人・古田織部ゆかりの茶道具、約150点を一堂に展示

戦国から江戸時代初期にかけての織田信長、豊臣秀吉・徳川家康に仕えた茶人・古田織部の展覧会「没後400年古田織部展」が2014年12月30日(火)〜2015年1月19日(月)の期間に松屋銀座で開催されます。展覧会のタイトルにもあるように没後400年を記念して開催されるようでゆかりの品、約150点が展示されます。古田織部は山田芳裕さんの漫画「へうげもの」の主人公としても有名ですね。漫画に登場する茶道具も何点か展示されるようです(詳しくはこちらをご覧下さい⇒⇒⇒『へうげもの』１８巻を読み解く)

千利休亡き後の茶の湯の世界において、天下一茶の湯名人として頂点に立ち、時代を動かした人物です。織部は、侘び茶を極めた利休とは対照的に、慶長年間の華やかな世相を踏まえて奇抜な創意と斬新な造形美を創出し、日本文化史上最も光り輝く桃山文化を産み出した指導者として、その才能をいかんなく発揮しました。
庭園や茶室建築にも新しいアイデアを持ち込み、室町時代から続いた武家茶の空間を新たに再編した一方で、ゆがんだ茶碗や水指、花生や会席道具など、「織部好み」と呼ばれる斬新なデザインを茶道具に取り入れ大流行させました。

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黒織部百合文茶碗