衆院選であえなく落選した「みんなの党」前代表・渡辺喜美(62才)氏が、「政治資金規正法」
違反の容疑で家宅捜索を受けていたことがわかりました。
画像:【渡辺喜美】
http://news.livedoor.com/article/image_detail/4656536/?img_id=997670
15日に報じられたもので、渡辺氏は9月に事務所などの家宅捜索を東京地検特捜部から受けていたとの
こと。
容疑については、4月に公表された同党の「調査報告書」の中で参院選が行われた2010年の前後(3月と6月)、渡辺氏は匿名の「A氏」から現金計9千万円を借り入れて返済したと記載していましたが、特捜部
の調べで政治団体「渡辺美智雄政治経済研究所」(宇都宮市)に関連する個人名義の口座から借り入
れていたことが判明。
またこの件を「政治資金収支報告書」にも記載していませんでした。
特捜部は規正法違反(不記載)の疑いがあるとみていますが、事務所側は
「口座は政治団体の資産と切り離して管理しており、収支報告書に記載する必要はない」
と説明しています。
参院選選挙を終え、特捜部では今後、渡辺氏本人から事情を聞き、同容疑で関係者などの立件を検討
するとしています。
なお、栃木3区から出馬した渡辺氏はこれまで当選6回を記録しましたが、DHC会長から受けた献金問題な
どで党首を辞任した末に、内部分裂する形で解党。
無所属で再起をかけ、選挙活動では親族もかけつけたものの、自民党の簗和生(やなかずお 35才)氏の62
814票に対し、51627票と追いつけず、議席を失っています。
動画:【渡辺喜美氏、敗戦の弁】
落ち武者のような状態になってしまった渡辺喜美氏。
今後の進退が気になるところです。
四国御遍路めぐりをお勧めします。