2014年12月16日 21:24
大気圏に突入する宇宙船や隕石は、圧縮熱により3000度以上という高熱にさらされます。
宇宙飛行において最も危険が大きいフェイズのひとつですが、ソユーズ帰還船には窓が設置されているため、ISSから帰還する飛行士は突入時の景色を見ることができるそうです。
画像と映像をご覧ください。
NASA TV Presents: Inside the ISS - December 2014 - YouTube
ISSから離れ、地球へと降下していくソユーズ。
(ソユーズ - Wikipedia)
帰還船の窓から見た地球。
何か光ったと思ったら……。
花火のように通り過ぎていく高熱の塊。
窓の外は3000度の世界。
暗くなったり……。
明るくなったり……。
ワープ航法でもしているような光景。
大気圏突入時の熱は、空気との摩擦熱だと誤解を受けることがありますが、機体の先端が空気を圧縮することによって生じる「断熱圧縮」という現象だそうです。
海外掲示板のコメントをご紹介します。
●熱い熱い熱い熱い熱い。
●地獄のように恐ろしい光景に見える。
↑うん、でも彼らは通常生き残る。
●火花のように光ってるのは、巻き込まれたスペースデブリ(宇宙ゴミ)なのか、耐熱シールドの破片なのか、わかる人いる?
↑耐熱シールドだよ、そういう風に設計されている。
●星間飛行をしているように見える。
日本人飛行士もISSからソユーズで帰還していますが、こんな光景を見ていたのですね。
what astronauts actually see upon reentry
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