ジャストシステムは日本語ワープロソフト「一太郎」の30周年を記念して、特別デザインの8型Windows タブレット「一太郎30周年記念 Windows Tablet Limited Edition」を500台限定で販売します。

筐体には一太郎のブランドカラーの赤を採用し、背面には一太郎のロゴが入るほか、同様のデザインのスタイラスペン、カバー、オリジナルギフトボックスが付属します。

ジャストシステムは1979年に徳島県徳島市で創業した老舗ソフトウェア開発会社。1985年に日本語ワープロソフト「一太郎」を発売し、来年で30周年を迎えます。同社の看板ソフトと言えるATOK はもともと一太郎の日本語変換機能でした。

なお今回の限定モデルに一太郎やATOK はプリインストールされませんが、ジャストシステム製品ユーザは通常価格より安価に購入できます。

タブレットの主な仕様は、8インチ1280 x 800 IPS 液晶(5点タッチ)、インテルAtom プロセッサZ3735F (4コア4スレ 1.33-1.83GHz)、1GB RAM、32GB ストレージ、802.11 b/g/n Wi-Fi、Bluetooth 4.0。

カメラは前後ともに200万画素。ほかmicroUSB2.0、microSD スロット、3.5mm ヘッドフォン出力、加速度センサ、ステレオスピーカー、マイクなど。OS はWindows 8.1 with Bing。

寸法と重さは、約W206.1 x H125.8 x D10.5mm、約377.5g。バッテリー駆動時間は最大7時間。電源オフ時の充電時間は約3.5時間。

「一太郎30周年記念 Windows Tablet Limited Edition」は直営オンラインショップJust My Shop で予約受付中。発売は2015年2月中旬。500台限定販売で、発売日前でも予定台数に達した時点で販売終了となります。

通常価格は2万3980円。「一太郎・ATOK ユーザ優待価格」は2万1559円。「ジャストシステム製品登録ユーザー優待価格」は2万2559円。いずれも税込です。


なおジャストシステムのニュースリリース最下部に、「本商品の製造・販売元は、株式会社ジェネシスホールディングスです」と記載があります。

仕様的には先日ジェネシスが発表したgeanee ブランドの8型タブレットがベースのようで、両社の製品ページにも共通点が多々あります。

1万2980円の7インチWindows 8.1タブレットgeanee WDP-71、12月中旬発売

ジェネシスは法人向けカスタマイズモデルを積極的に展開すると述べており、今後は兄弟モデルを目にする機会も増えるかもしれません。