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唯「和ちゃん、今日もお昼はのり弁なんだね」



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P「プロデューサーグッズ始めました…」

1:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/29(土) 19:26:53.33


和「うん。美味しいからね」

唯「でもご飯の上に海苔乗せてお醤油かけるだけでしょ?」

和「それが本来の姿だもの」

唯「うーん…おかずとか要らないの?」

和「海苔があるじゃない」

唯「おかかとか明太子とかも?」

和「そうね。特に粒々はダメ。プレッシャーを感じるから」

唯「じゃあイクラもだめなんだ」

和「カエルの卵の赤い版でしょ、あれって」


2:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/29(土) 19:29:16.05


和「唯こそ、毎日パンばっかりじゃない」

唯「朝時間ないからね~」

和「二日に一度は苺ミルクだし」

唯「だって美味しいじゃん」

和「あれって虫か何かでピンクに色づけしてるらしいよ」

唯「大丈夫だよ。苺ミルクが虫でも、私なんか人間だから」

和「あんた中々深いこと言うようになったわね…」


3:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/29(土) 19:32:05.61


生物の授業―実験:ニワトリの頭の解剖

唯「すごいね!ニワトリの頭ってシーチキンみたいなニオイがするんだあ」

和「まあ犬の餌の缶詰だって言ってたし、ある程度は臭くないようにしてるのかもね」

唯「…ねえ、和ちゃん。シーチキンとツナってどう違うの?」

和「シーチキンは太平オーシャンの海鳥の肉で、大体市販されてるのは胸肉のあたりって感じかな」

唯「ツナは?」

和「シーチキンの偽者よ。さらに中国産。たぶん遼東あたりの駄鳥ね」

唯「ってことは農薬が入ってるんだね。気をつけなくちゃ」


4:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/29(土) 19:35:16.98


唯「……うぅ、お腹空いてきちゃった。ニワトリの頭、食べちゃダメかなあ」

和「ダメよ。犬用だし」

唯「うう……」

和「……唯、お手」

唯「はいっ!」パシッ

和「伏せ」

唯「シャッ!」

和「ちんちん」

唯「……///」ピラッ

和「(今日はピンクの下着か…) よし、食べていいわよ」

唯「わあい!」


5:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/29(土) 19:38:08.95


唯「世界史嫌い~。カタカナばっかりだし」

唯「似たような名前ばっかりだし覚えにくいよ」

和「ディオクレティアヌスとかアウレリアヌスとか?」

唯「そうそう、そんなの。中国の王朝なんて漢字一文字ばっかりだし」

和「ウェスパシアヌスとかウルピアヌスとか」

唯「うんうん」

和「オクタビアヌスとかキブリアヌスとか」

唯「ねえ、なんでさっきからなんちゃらアヌスばっかりなの?」

和「ユスティニアヌス」


7:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/29(土) 19:42:13.91


英語の時間:一分間英語で会話

唯「Hi,Nodoka ! What are you doing now ?」(やあ、和ちゃん。何をしているんだい?)

和「I'm seeing you as a forbidden lover.」(あなたを見てるのよ)

唯「Oh my sweet.Me,too.」(おぉ~私も和ちゃんのこと見てるよ)

和「Really ? I feel destiny over the airspace.」(マジで? 運命を感じるわ)

唯「Yeah,it's not a lie. Let's be united as ONE. Green da-yo.」(うん。この瞬間、きっと嘘じゃない。私と一つになりましょう。それはとても気持ちいいことなのよ)

和「Yes,yes,yes ! Yui,I do love.....」(ええ、もちろん。唯、私はあなたを…)

唯「Wait,wait,wait.Please, let me say it. I lose control.」(おっと待った。そこから先は俺に言わせてくれないか)

和「Haha,ok. Tell me with your blurry eyes.」(ふふ、いいわよ。じゃあ聞かせて、あなたの想いを)

唯「Nodoka,I....I lov」(和ちゃん…私、私は――!)

先生「はーい、そこまでー。時間切れー」






10:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/29(土) 19:45:20.19


唯「パソコン教室っていいよね。冷房効いてるし」

和「パソコン使えるしね。インターネットし放題だし」

唯「あ!見て見て!この体位なんかおかしくない?男の人がシーソーみたいになってるよ」

和「ほんとだ。なにこれ。こんなのして気持ちいいのかな」

唯「でも楽しそう。ほら、笑い声聞こえるし」

和「スタッフの声かな。商品として売り出すのにこんな製作者側だけが楽しいAVはダメよね」

唯「そうだね。ちゃんと実用性のあるシーンも作ってくれないと」

和「あ、こっちの動画見ようよ。この人最近人気あるみたいだし」

唯「あー、この名前見たことある。でも、前違う名前で何か出てなかった?」

先生「おまえら授業中にエロ動画漁るのやめろ」


17:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/29(土) 19:49:35.15


唯「う~ん……ムニャムニャ」

先生「で、これがこうなってあれがそうなって赤潮が発生します」

唯「あか……しお…?」

----------------------------------------

和「ほら、唯。ここがいいんでしょ?」クニクニ

唯「あっ、あっ、だめ…きちゃう…きちゃううううううううう」ビクンビクン

ブッシャアアアアアアアアアアアアア ←赤い

----------------------------------------

唯「怖っ!赤潮怖っ!」

先生「えー、ちなみにこれがああなったときは青潮が発生します」

唯「青いの!? 怖っ!」



18:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/29(土) 19:53:31.70


先生「経済を考えるときはねえ、滑走路を走る飛行機をイメージしてみてください、皆さん」

先生「飛行機って言ったら、前に走り出しますね」

先生「アナウンスが『まもなく離陸いたします』とか言いますね」

先生「ところが横に平行移動したり後ろにバックしたり!はてまた急に止まったりすると混乱しますね!?当然」

先生「すると乗客はどうなってるんだ!とか怒鳴ったりはてまた殴りあいの喧嘩とか始めたりしてしまいますねえ!!」

先生「そんで航空会社が苦肉の策としてJALとANAを合体させてANALにするとかなんとか言い出しますね!?」

先生「……はい。これが経済です」

唯「意味わかんない…」

和「後ろにバック…?」


19:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/29(土) 19:58:42.00


先生「ピーッ!プッシングー!」

唯「ねえ、和ちゃん。バスケのファールって一方的だからダメなんだと思わない?」

和「同意の上ならセーフってこと?」

唯「うん。そしたらお互いに加減が利くからファールになるような乱暴なことしないと思うんだ」

和「……じゃあ、触るわよ…?」

唯「うん…優しく…ね?」

先生「ピーッ!チャージング!」

和「ダメじゃない」

唯「嫉妬だよ、きっと」


20:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/29(土) 20:02:43.58


唯「ラブホ行きたい」

和「どうしたの、急に」

唯「最近のラブホはWiiとかカラオケとかあるんだって」

和「ふうん」

唯「お風呂はプールみたいだし」

和「ふうん」

唯「ベッドはくるくる回るし」

和「ふうん」

唯「エッチなおもちゃの自販機だってあるし」

和「ふうん」


21:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/29(土) 20:08:17.93


唯「和ちゃんは行きたくないの?」

和「だって高いじゃない。五回行くお金があればWii買えるよ」

唯「それはそうだけど…あ、ほら!ただでコンドーム貰えるよ?」

和「ただでも要らない」

唯「ん~ほら、AV見放題だよ?」

和「パソコンがあれば見放題同然だよ」

唯「あ!シャンプーにせーえき混ざってるんだよ?」

和「もうそれプラス要素じゃないから」


22:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/29(土) 20:12:23.06


和「唯って進路とか考えてる?」

唯「クリアー」

和「は?」

唯「システム、オールグリーンです」

和「…戦果を期待します」

唯「ありがと♪」

和「進路クリア、発進どうぞ」

唯「ユイ・ヒラサワ、ゾゴジュアッジュ、出ます!」ダッダッダ

和「…逃げられた」


23:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/29(土) 20:15:50.22


唯「ウチら関西人やん」

和「せやな」

唯「なんで東京弁で喋らなあかんの」

和「やっとかめ探偵団みたいになるからちゃうのん」

唯「そら困るなあ」

和「せやけど唯、ウチら厳密に言うと京都人ちゃうの」

唯「おいでやす~とか、なにしてはりますのん~とか」

和「それそれ。似おてるやん」

唯「でも京都人いやや。ぶぶ漬け怖いもん」






24:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/29(土) 20:20:30.15


唯「お腹空いたあ。お昼まだあ?」

和「あと一時限先」

唯「我慢できな~い!和ちゃん、何か持ってないの?」

和「味付け海苔がひとパック」

唯「他には?」

和「海苔佃煮が三食分」

唯「…ご飯は?」

和「刻み海苔を盛りまくるとご飯に見えます」

唯「…おかずは?」

和「焼き海苔を二、三枚」

唯「全部歯にひっつけばいいよ」


25:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/29(土) 20:23:00.98


唯「和ちゃん、胸大きくなった?」

和「中学のときと比べると、そうかもね」

唯「いいなあ。私ももうちょっと欲しいなあ」

和「胸なんてただの脂肪の塊よ。大きくなったところで太ったのと変わらないって」

唯「じゃあ脂肪の塊じゃない胸が欲しい!」

和「……空洞?」

唯「それは嫌だなあ。触ったら紙風船みたいにべしゃってなるじゃん」

和「骨とか」

唯「骨折したら死ぬほど恥ずかしいよね」

和「あ!海苔!海苔にしよう、海苔!海苔がいい!海苔になって!ねえ、唯ったら!海苔!海ぉ苔っ!」


26:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/29(土) 20:31:04.84


唯「蝉って逃げるときにおしっこするでしょ?」

和「するねえ」

唯「生物の先生が言ってたんだけど、あれ実はおしっこじゃないんだって」

和「そうなんだ。じゃあ、あれは何なの?」

唯「せーえき」

和「………」

唯「だから和ちゃんの専売特許だよ」

和「ちょっと待って。端から端まで待って」


27:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/29(土) 20:34:53.18


和「精液なの?あれって」

唯「らしいよ」

和「それが何で私の専売特許なの?」

唯「え、だって眼鏡かけてる人には顔射が似合うってさわちゃんが…」

和「あのばあさんも眼鏡かけてるくせに…」

唯「あの、和ちゃん…?」

和「私今日から眼鏡やめる」スッ

唯「ええ?だ、ダメだよう、そんなの!第一、見えないのにそんなことしたら危ないって」

和「大丈夫よ。たかがメインカメラをやられただけだから」


28:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/29(土) 20:40:25.55


唯「じゃあ和ちゃん。…指何本?」ピース

和「……指なんか無いじゃない」

唯「これは?」C

和「…全部塞がってる…」

唯「私今どんな表情してる?」ニコォ

和「あなたの心が泣いているのよ」

唯「今何時か、教室の時計見える?」

和「まず教室の時計がどこにあるか知らないわ」

唯「今、入ってきた先生は?」

和「首から上がない」


29:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/29(土) 20:42:13.71


唯「和ちゃん!」バンッ

和「な、なに…?」

唯「和ちゃんは中学に入ってから眼が悪いです!」

和「はい…」

唯「中学のときは丸眼鏡でしたが、高校生になるにあたってお洒落な眼鏡のほうが可愛いと私は言いました!」

唯「二人で商店街の眼鏡屋さんで三時間悩んだ末に選んで買った眼鏡が、この赤い眼鏡です!」

唯「そんな…そんな私との思い出の眼鏡を…和ちゃんは…蝉に顔射されるのが怖いだけで外すって言うの!?」

和「………」

唯「私は嫌だよ、そんなの。和ちゃんが私との思い出を捨てるなんて…嫌だよ…」ポロポロ


30:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/29(土) 20:46:00.28


和「唯…。眼鏡、貸して」

唯「……はい」グスン

スチャ

和「唯。私があなたを悲しませるような真似、するわけないじゃない」

唯「和ちゃん……」

和「私、この眼鏡、とても気に入っているの。唯が私のために一生懸命になって選んでくれたものだから…」

和「たとえ世界中の蝉に顔射されたとしても、私はもう二度とこの眼鏡を外しはしないわ」

唯「和ちゃん…!」ダキッ

和「ふふ、唯ったら…」ギュゥ

先生「お~い、ガンシャーズ~。そろそろ授業始めていいか~?」






31:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/29(土) 20:50:49.29


唯「いよいよ学園祭だね、和ちゃん!」

和「そうね。それにしても凄い恰好ね。ランプの魔人?」

唯「願いを3つだけ叶えてあげましょう!」

和「焼きそばください」

唯「あいよー!」ジャッコジャッコ

唯「おまちど!150円になりやし!」

和「タダにしてください」

唯「あ、あいよー…」


33:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/29(土) 20:54:49.26


唯「さあ、あと叶えられる願いはひとつ!和ちゃんの願いはなんだい!?」

和「んー……」

和「今日の軽音部のライブが成功しますように、かな」

唯「の、和ちゃん…」

和「唯、頑張ってね」

唯「うん!私、頑張る!だから、しっかり見ててね、和ちゃん!」

和「ええ。もちろんよ」

クラスメイト「お~い、ガンシャーズ~。仕事して~」


36:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/29(土) 20:57:56.41


紬「クリスマス会です」

律「さあ一発芸の時間もいよいよ大詰めだぁ!次は和、いってみよー!」

和「………」

おもむろに四つん這いになる和。

凍る、空気。なぜか吹き出しそうになっている、唯。

律「……あの、和さん? それは、一体…なに?」

和「なにって、ガンダムのモノマネだけど」

唯「ブフーッ!! やっぱりぃ!?だと思ったー!あっははははは!!」ゲラゲラ

和「ちょっと唯、笑いすぎ。恥ずかしいじゃない」

唯「だって…だってすごい似てるんだもん!あはははは!ぶ、ブライト艦長~!あっははははは!!」ゲラゲラゲラ

さわ紬律澪憂「何も言えねえ」


41:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/29(土) 21:01:12.03


春、新年度!

先生「えー、おまえらも今年から二年生でな、サンドイッチでいうとハムの部分や」

先生「しっかりこの学校の中心となって、下級生の見本になるような、あるいは上級生が安心して後を任せられるような――」

先生「そんな感じのを目指して、今年一年間、一緒に頑張っていこう」

和「先生、質問が」

先生「なんや、真鍋」

和「どうして私が平沢唯と違うクラスなんですか」

先生「えっ…どうしてって…」


43:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/29(土) 21:04:59.59


澪「和、お昼一緒に食べよう」

和「うん」

澪「和はお弁当なんだ。もしかして自分で作ってたりするの?」

和「そうだけど」

澪「へー、すごいなあ。どんなの、どんなの?」

パカッ(弁当の中身は>>1参照)

澪「………」

澪「……なんか、ごめん」

和「どうして謝るのよ」


45:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/29(土) 21:08:24.47


和「なあなあ、澪」

澪「へっ?な、なに、どうしたの、和」

和「ウチら関西人やん」

澪「お? お、おおう、ほんまだなあ…」

和「なんで東京弁で喋らなあかんの?」

澪「それはほら、あれやん…?」

和「なに?」

澪「あの~ほら、なんていうかその…」

澪「……だめだ、わがんね」


46:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/29(土) 21:13:05.35


澪「和って普段音楽聴く?」

和「聴くよ。最近はもっぱらロッケンロゥばっかりだけど」

澪「ロックか…。やっぱりビートルズとかオアシスとか?」

和「う~ん、オエイシスは聴くけど…オアシスは聴かないわね」

澪「オエイシス…スペインあたりのバンド?」

和「さあ、曲にしか興味ないから分かんない。あ、あとルナシーも聴くかな」

澪「ルナシーかあ。Rosierとかもいいけど、初期のMechanical Danceとかいい曲だよね」

和「ロージア?メカニカルダンス…? 聞いたことないなあ」

澪「え?Luna Seaだよね?」

和「うん。Lunaseaだよ」

Luna Sea→



Lunasea→








47:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/29(土) 21:18:06.31


和「かっわいった~♪ 風をぅかっらまっせ~♪」

澪「あ、それ知ってる。ラルクのHONEYだよね」

和「この曲ね、実は骨井っていう曲名なのよ」

澪「ホネイ…?」

和「そう。自転車で坂を猛スピードで下っていった骨井くん」

和「最終的にスピード出しすぎて派手にぶっこけた骨井くん」

和「そんなおっちょこちょいで可愛らしい彼のことを歌った曲なのよ、これは。だから、骨井」

澪「そう……なんだ。…その骨井くんって今どうしてるんだろうな、ははは」

和「四人でバンド組んでるけど、今はソロ活動の真っ最中よ。この前アルバムを出してたわ」


49:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/29(土) 21:21:45.46


澪「梓って、邦楽聴く?」

梓「はい。昔からラルクが好きで、今でも聴いてます」

唯「そうなんだあ。和ちゃんもラルク好きだよ」

律「でも一応ロックだよな。梓んちってジャズ家族じゃなかったっけ?」

梓「………」ブルブル

唯「あずにゃん? どったの?」

梓「両親がジャズ好きなせいで、私の名前は月(むーん)になりかけたんです…」ガクガク

紬「むーん? どうして月なの?」

梓「親が二人ともFly me to the moonを好きなばかりに……」

唯「そっかあ。でもあずにゃんが望むなら、私あずにゃんのこと『むーんにゃん』って呼ぶよ!」

梓「やめてください冗談抜きでやめてください」


50:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/29(土) 21:25:27.24


紬「そういうわけで梓ちゃんはロックに目覚めたのね…」

唯「甲子園くんと同じ理論だね、むーんにゃん!」

梓「ちょっとマジでシャレになりませんやめてくださいお願いしますやめろ」グググ

律「落ち着け。…あ、じゃあさHONEY知ってるよな」

梓「はにい?」

律「ほら、あれだよ。かっわいった~♪ってやつ」

梓「かっわいった~♪ですか。あれはHONEYじゃなくて骨井っていう曲名です」

律「え? ほねい?」

梓「はい。自転車で坂を以下省略」

澪(和と同じこと言ってる…。私と律が間違ってるのかな…)


51:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/29(土) 21:29:03.73


和「暑い…」パタパタ

澪「ちょ、ちょっと和。スカートの中扇ぐなって」

和「見えなきゃ大丈夫よ」

澪「見えてるから言ってるんだって!」

和「またそんなこと言って…。澪は嘘が下手ね」

澪「いやホント見えてるから」

和「じゃあ色と模様を当ててみて」

ピラッ

澪「………」ジーッ

澪「水色でセンターフリル」

和「おい」


53:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/29(土) 21:32:20.04


澪「和って、ブラウスの上にベスト着ないんだ」

和「うん。面倒くさいし、暑いから」

澪「でも透けて見えるの、イヤじゃないの?」

和「別に女子校だし気にしないかなあ」

澪「そ、それはそうだけど…」

和「それにせいぜい見えても紐だけでしょ。キャミ着てるわけだし」

澪「そ、そうだけど…」

和「まあ紐から下があるとは限らないわけだけど」

澪「そ、そうだけど……ん?」


54:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/29(土) 21:37:27.93


澪「……なあ、律ってベスト着ないよなあ」

律「そうだなあ。暑いからなあ」

澪「でもさ、透けるじゃないか。現に今だって…」

律「見えてても紐だろー? それにスリップ着てるし」

澪「やっぱりそうだよなあ…」

律「なになに? もしかして~、見られて恥ずかしいような下着を着てるのかな!?」ビヨーン

澪「うわっ!ばか、やめろ!」

律「うっひょう!黒だ!」

澪「白だよ!」

澪「……あ」

律「大声で下着の色ばらしちゃう澪ちゃん可愛い~」


55:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/29(土) 21:40:05.34


和「いか~ない~で~♪」

和「そ~ばにい~てほ~しい~い♪」

和「ふぅるえった~声が~……」

和「最近唯と顔合わせてないなあ」

澪「どうしたんだ、和。元気ないみたいだけど」

和「ねえ、澪。テレビ電話って実用性あるのかしら」

澪「? さあ使ったことないから分からないなあ」

和「ケータイのだと、テレビ電話っていうよりコマ送り電話になるんじゃないかって思ってなかなか使う気起きないのよ」

澪「うん……?」

和「あ、でもあれはやってみたい。高速でカメラの前動いて『残像だ』ってやるやつ。あれ、見てるほうは本当に残像っぽく見えるじゃないかな」

澪「ん……? うん……」


57:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/29(土) 21:43:24.43


唯「やだ!和ちゃんやめて!離して!」

和「大人しくしなさい、唯。暴れたって、痛いだけよ」

唯「やだ、いやだあ!誰か…誰か助けてぇ!!」

和「誰も来ないわよ。ほら、観念しなさい」ヌガシヌガシ

唯「うぅ…グスン…和ちゃん、こんなの…イヤだよぅ…」

和「すぐに気が変わるわ。…私だけしか見れないようにしてあげるから」デロン

唯「ひっ!なにそれ…なんでおちんちんが和ちゃんに生えてるの…?」

和「愛ゆえ、よ」ギンギン






58:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/29(土) 21:44:10.30


和「ほら、力抜いて。痛みは一瞬だから」

唯「やだやだやだ!やめて!和ちゃん、やめてよ…」

和「……じれったいわね」ググッ

唯「あっ!?痛っ、痛い!やめて!和ちゃん、やめて!」

和「イヤよ」メコリメコリメコリ

唯「あああああああああああ! ……いだ…痛いよぅ…痛いぃ…」

和「ふふ、唯。可愛い…」ズッコバッコ

唯「いやあああああ!やめて!痛い!痛いぃいいいい!!」

唯「お願いっ…!抜いて!もうやめて!和ちゃん…和ちゃあん!!」


61:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/29(土) 21:47:18.53


和「という夢を見たのよ」

澪「ど、どうしてそんな夢を……」ガクブル

和「おかしいよね。私、ちんこなんて生えてないのに」

澪「そこなんだ、疑問に思うところ」

和「夢をみ~た~♪ ところ~でどうせ~♪」

澪「なんで和が唯にそんなことするのか、とかじゃないの?」

和「枯れた血~で~♪ くぅり返し~てく~だぁけぇさっ♪」

和「死ぃの灰か…何か……」

澪「あの、和……?」

和「…溜まってるのかなあ」


62:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/29(土) 21:50:05.11


というわけで正夢にならないように放課後、唯を誘ったんだけど(アニメ11話参照)

…なんで澪がいるの

澪(放っておいたら和、夢の内容実行しそうだし…。ここは私が見張っておかないと…!)

すごく…予想外です…

律「お二人さーん!仲良いっすねー!」

澪「律!? なんでここに?」

律「ふふん、たまたまね~」

おい待て


63:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/29(土) 21:53:12.18


唯「和ちゃんのケーキも美味しそ~。一口ちょーだいっ」パクッ

唯「おいひい~!私こっち頼めばよかった~」

和「そう?じゃあ交換する?」

唯「え~悪いよ~。私もう自分のやつ半分食べちゃてるし…」

唯「あ、そうか!じゃあ、私が和ちゃんのやつを半分まで食べて、それから私と和ちゃんのケーキ交換すれば、半分と半分の交換で、誰も損しないよ!?」

律「……」

澪「……」

和「すいません、追加注文お願いします」


64:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/29(土) 21:57:13.61


唯「なんかこうやって和ちゃんと二人で帰るのって久しぶりだね~」

和「そうね。一年ぶりぐらい」

唯「そんなに~?…ってそうか。それぐらい経ってるのかあ」

和「……ずっと~な~が~めてい~た~♪」

和唯「遠く~おっさない~頃か~ら~♪」

和唯「今もぉ色ぅ褪せたその景色わぁん♪ ましろなかっべに~♪ かぁざぁってあるぅ♪」

唯「かっわいったぁ~……って、あれ?」

和「…秋に歌うHONEYも、オツなもんね」

唯「和ちゃん、この曲好きだもんね」

和「そうね。昔無理やり唯に聴かせたぐらいだもの」

唯「覚えてるよ~。遊んでる間ずっとラジカセから流してたもんね~」


66:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/29(土) 22:00:32.29


和「いつの頃の話だっけ」

唯「中学入ったか入ってないかぐらいじゃなかったけ?」

和「…ああ、それぐらいかも。ちょうどその頃、近所にレンタルショップができてたはずだし」

唯「でもあのお店もうなくなっちゃったよね。思えばこの辺も大分昔とは違うよね~」

和「そうねえ。公園だって、遊具が撤去されたり色塗り替えられたりしてて、昔の面影がちっともないもの」

唯「三ヶ月に一通は、どこどこのだれだれさんがお亡くなりになって云々っていう手紙も来るよね」

和「来るねえ。あれが届くたびに誰だよこの人って思うわ」

唯「でもこの前お通夜だった村岡さんって、小学生のときによく行ってた駄菓子屋のおじちゃんでしょ?」

和「う~ん……ああ、そう言われてみればそうね。懐かしいなあ。憂と三人でよく行ってたもんね」

唯「三人でどれが欲しいか相談しながら買ったりね~。あの頃は100円あれば何でも買える気がしたなあ」

和「今日食べたケーキなんて、あの大きさで400円だったよ。成長すると、何でも小さく見えちゃうのね」


68:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/29(土) 22:03:09.51


唯「もうあの駄菓子屋って、何年前からお店閉じてるっけ?」

和「小学5,6年生のときぐらいじゃない? 学校の帰りに言ったら閉まってて、二人でテンションだだ下がりの状態で家に帰ったの覚えてるわ」

唯「そんなに前からかあ。でも、今もたまにどこかで駄菓子屋っぽいにおいって漂ってるよね」

和「ああ、土間のある家とか行くとしてるかも。あのなんとも言えない匂いね」

唯「言葉にはしにくいんだけど、嗅いだら『駄菓子屋だ!』って思うんだよね~。ああ、懐かしいなあ。それにお腹減ってきたなあ」

和「ほんと。ケーキ食べたばかりなのに、なんか食べたくなってきたね」

唯「あ!あれ食べたい!飴にパウダーつけて食べるやつ!」

和「あったわねえ、なんか白い犬みたいのがパッケージのやつでしょ? 私あれ食べたい。なんかトレーみたいなのに乗ってる正方形の…」

唯「グミみたいなやつでしょ!? わー、懐かしい!食べたい食べたい食べたぁい」

和「みんなで好きな色の取り合いとかしてたね」

唯「してたねえ~。一本のつまようじに何個刺せるか、とかもやったねえ~」






69:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/29(土) 22:06:03.76


唯「あ、あれ。パピコの容器に甘いジュースが入ってるやつ飲みたい」

和「あー、凍らせてないチューペットみたいなやつね。あれってアタリとハズレあったよね」

唯「え?そうなの?知らなかった~。ああ、あと似たようなやつで、寒天みたいなのあったよね?」

和「10円で買えるあのぷるぷるしたやつでしょ? …似てるかな? 憂は気味悪がって食べなかったけど」

唯「ねー。美味しいのにねー。憂は20円のコーラガムもあんまり好きじゃなかったなあ」

和「あの黒いネズミみたいなよく分からない生き物がこっち見てるやつ?」

唯「そーそれ!そのネズミみたいなのが描いてある紙の裏にアミダくじとかあったよね~」

和「ちょっと離してみたら結果が分かっちゃうぐらいシンプルなアミダだったね」


70:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/29(土) 22:08:47.65


唯「私あのガムのなんとも言えない味が好きだなあ。悪く言うと安っぽいあの感じ」

和「39円ぐらいの安い缶コーラとかKIRINのコーラは、あれっぽい味がするよ」

唯「ほんと? じゃあ今度買ってみようかな。……あ、あと――」

ガチャ

憂「あれ、誰かと思ったらお姉ちゃんと和さん?」

唯「あ、憂。どうしたの?」

憂「どうしたのって…。ここ家の前だけど…」

唯「うっそだぁ…。……ってホントだ。気付かなかった」

和「話に夢中になりすぎてたね。じゃあ、唯。また明日。バイバイ」

唯「うん!ばいばーい!」

憂「さようならー」


71:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/29(土) 22:10:51.97


和「と~りよそ~らよ わ~たしはな~がめる~♪」

和「遠くのひ~と いぃしだぁたみ かぁねの~ね~♪」

和「……うん。久しぶりに唯と帰れて良かった…かな」

和(もうちょっと立ち話してたかったけど……)

和(いいや。また今度。それまで頑張れ、私)

和「……お~ちたえ~だ~ なみだ~なみだが~♪」

和「ふ~いに~お~もわぬなみだ~…が~…」


73:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/29(土) 22:12:53.26


唯が文化祭目前にして風邪を引いた。

幼稚園から一緒だったけどあの子、一度も風邪引いたことなかったのに。

お見舞いに行ったけど、そのとき唯は寝てた。なんかガンキャノンみたいに真っ赤だった。

和「失礼します。…メンバー揃ってるか確認に来たわよ」

律澪紬梓「………」

音楽室の空気重すぎ。リュウさんぐらい重い。

和「軽音部、集合完了…と」

律「和……?」

和「昔ね、こんなことがあったの」

以下アニメ12話参照


75:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/29(土) 22:14:50.12


紬「あの、どうしてそんな話を……」

和「…年季の違いを見せつけようと思って」

律「年季って…」

和「私と唯の十年以上に及ぶ歴史の歩み」

澪「………」

和「…毎号アメリカザリガニがついてきて、創刊号は190円」

梓「ディアゴスティーニ♪」

和「ちょっと。まだ宣伝の途中よ」

梓「あ、すいません」


76:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/29(土) 22:17:00.73


和「最終巻の200巻まで集めるとお風呂一杯にアメリカザリガニがたまります」

和「あの当時の唯の無邪気さと一生懸命さが甦るでしょう」

和「週刊平沢唯メモリアル。本日発売開始」

和「……」チラッ

梓「……」コクリ

梓「ディアゴスティーニ♪」

和「…唯は必ず来るわ。あの子が風邪なんかで大切な学園祭を休むわけないもの」

和「あなたたちが信じたい唯を信じなさい。唯は、あなたたちが居てくれるから、ここに来れるのよ」

和「絶対に唯は来る…。だからそのときは、優しく『おかえり』って、言ってあげて。…それじゃ、私は行くから」スタスタ

律澪紬「………」

梓「素敵な人…」ポワワン

律「ごめん、正直微妙……」


80:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/29(土) 22:21:07.25


生徒会副会長「あらぁ、真鍋すわぁん」

和「あ、副会長。今日はいちだんと化粧濃いですね」

副会長「軽音部、全員集合したのぉ?クラスの出席簿、平沢唯の部分は空欄だったんだけどぉ」

和「うっわ、くさ。香水ふりすぎですよ、副会長。くっさ。まじくせえ」

副会長「まあ遅れて来るにしてもぉ、一度職員室通してからでないとダメってメールとかで本人に言っておいてねえん」

和「眼元もう崩れてきてますよ。お色直ししたほうがいいんじゃないっすか」

副会長「私としては正直ぃ軽音部のライブなんて当初はなかったわけだしぃ、言いにくいんだけどぉ…」

和「あれ…?ヒゲが生えて…る…?」

副会長「このまま彼女が来なくてぇライブが中止になったほうがぁ」

和「おいおまえ、俺のクソでそれ以上その顔をくそったれにされたくなかったら今すぐに回れ右をして消え失せろいいか今すぐに、だ」


81:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/29(土) 22:23:47.41


和「見回りが仕事とか言われたけど暇ねえ。模擬店にでも行ってみようかな」

下級生「へい、らっしゃいまし!」

和「すごい恰好ね。ランプの魔人?」

下級生「3つまでなら願いごとを聞きます!」

和「じゃあクレープちょうだい」

下級生「へい毎度!」

和「クリーム多めで」

下級生「サー承知!」

下級生「ほれ、おまち!200円になりまん!」

和「タダにしてください」

下級生「いや無理です。採算合わないんで」


82:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/29(土) 22:25:48.04


和「業務スーパーの材料で素人が作った200円のクレープうめえ」モシャモシャ

生徒会書記「あ、あの…真鍋先輩!」

和「あら生徒会書記さん、何か用?」モシャモシャ

書記「あの…よかったら一緒に回りませんか? 学園祭…」

和「あのねえ、私たち生徒会役員でしょ。見回りしてる人が更に回ったらどうなるのよ」モシャモシャ

書記「そ、そうですよね。ごめんなさい、私ったら…」

和「謝らなくていいから、回って」モシャモシャ

書記「…はい?」

和「見回りしてる人がもう一段階回ったらどうなるのか見たいから、回って」モシャモシャ

書記「え…と…。こう…ですか?」クルクル

和「(モシャモ…あ、紙ちょっと食っちゃった…) あまり面白くなかったわね、ごめんなさい。どこかでお茶でもしましょ」






83:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/29(土) 22:28:14.32


和「あんまり暇だったのでお化け屋敷に入ったのはいいけれど」

和(正直ちっとも怖くないわ…)

お化け役「ウボアー!!」

和「結!」

化け役「!?」

和「滅!」

化け役「やられたー!」バッタリ

和「ヤッター!」シュバッ

化け役「! ヤッター!」

和・化け役「「ヤッターマーン!!」」


86:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/29(土) 22:31:02.72


まあそんなこんなでライブは成功した

打ち上げに呼ばれたけど先生に見つかって仕事しろって怒られた

ちゃっかり憂は打ち上げに参加するらしい羨ましい

和「お腹空いたなあ。見回りついでに何か食べよう」

模擬店の焼きそばだの何だの買ってベンチに座った

パクパクモグモグ

こうしてる間に音楽室で唯たちは楽しく打ち上げしてるのかあ

パクパクモグモグ

何で私ひとりでお昼食べてるんだろう

パクパクモグモグ

和「泣か~ないで~泣か~ないで~大切な~ひと~み~よ~…」

パクパクモグモグ…


88:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/29(土) 22:34:47.52


ズバーン!!

唯「あ、和ちゃん!」

和「みんな、ライブお疲れさま。ジュースだけど、これ差し入れ」

律「おおうありがとー!」

紬「今お茶入れるわね」

憂「和さん、ここどうぞ」

和「ありがとう、憂」

唯「和ちゃん。ちゃんと私たちのライブ見てくれた?」

和「もちろん。特等席で見させてもらったわ。唯、かっこよかったよ」

唯「え、えへへ…面と向かってそう言われると…んふふ」ニヨニヨ

澪「…あれ、そういうえば生徒会の仕事は終わったの?なんか先生に捕まってたみたいだったけど」

和「……先生の死は、無駄にはしないから…」


90:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/29(土) 22:36:49.91


春!三年生!

律「番号を確認します!」

律「ジャガージュン"いち"!」

唯「かって"に"改蔵!」

紬「目暮十"三"!」

澪「プラモ京"四"郎!」

和「我が名は"ゼロ"…!」

律「みんなおんなじクラスだぁーい!!!」


91:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/29(土) 22:39:00.95


唯「おめでとう」

律「おめでとう」

紬「おめでとう」

憂「おめでとうございます」

梓「おめでとうございます」

和「みんな…」

和「ありがとう」ニコッ

唯「よかったね、和ちゃん!」

和「うん…本当に…よかった…」

澪「あの、私…にはない…の…?」


92:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/29(土) 22:40:43.71


完全にハブられwwwww



94:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/29(土) 22:41:06.20


帰り道

今日は始業式だけだったから唯と二人で直帰

和「ねえ、唯…」

唯「なあに?」

和「手、つないでもいい?」

唯「…? うん。いいよー」

…ギュッ

唯「えへへ…。今日は和ちゃんが、甘えんぼさんな日?」

和「うん…ちょっとね」


96:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/29(土) 22:43:10.70


和「私、今年は唯と同じクラスで本当に良かった。二年連続で違うクラスになってたら、…今頃泣いてるかも」

唯「私も~。去年は和ちゃんいなくて淋しかったんだ~」

和「…ホントに? 律と紬がいたじゃない」

唯「和ちゃんだって澪ちゃんが居たでしょ?」

和「それは…そうだけど」

唯「ね。軽音部のみんなもそうだけど、和ちゃんも、私の大切な人なんだから」

和「…ありがとう、唯。私も、唯と同じ気持ちだよ」

唯「えへへ~。今年もよろしくね、和ちゃん!」

和「うん。こちらこそ。よろしくね、唯」






97:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/29(土) 22:45:25.29


唯「…もう家に着いちゃった。早いね~」

和「ほんとに。話してるとあっという間ね。それじゃ、唯。また明日」

唯「うん。ばいばい、和ちゃん」

…今日遅くまで話さなくても、明日になればまた会える。

部活や生徒会で一緒に帰れなくても、同じクラスなら好きなだけ一緒にいられる。

そういうことが私にとっては幸せでしょうがない。

和「ずっと~な~が~めてい~た~…」

おわり


98:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/29(土) 22:46:05.16


イイハナシダー



101:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/29(土) 22:48:09.33


いやはや…わたくし感服いたしましたぞ




104:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/29(土) 22:57:32.46



言葉にしづらい面白さがあった





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