提督「鎮守府に勤めているんだが、もう俺は限界かもしれない」
コレヨリカンタイノシキニハイリマス!
提督「おはよう二人とも」
加賀「おはようございます提督」
霧島「おはようございます」
提督「さっそく作戦報告を頼む」
加賀「はい先日より当鎮守府は特別作戦を実行。三海域の制圧と敵空母群の撃退に成功」
提督「被害状況はどうだ?」
霧島「大破艦、中破艦ともに多数…まともに動ける艦娘のほうが少ないですね」
提督「ふむ…」
加賀「こちらが資源使用明細書です」
霧島「もって半月、正直かなり厳しいですね…」
提督「沈没しそうな大破艦を除き重巡を優先的に修繕させろ」
「被害の少ない艦娘を集め特別艦隊を編成」
「非常戦闘待機艦を除きすべての艦娘を遠征任務へ向かわせろ」
霧島「了解です!」
加賀「しかしそれでも戦闘艦が足りません」
提督「近隣の鎮守府に応援要請を出してみよう」
加賀「わかりました。手配しておきます」
吹雪「駆逐艦吹雪です!朝の定時報告に参りました!」
提督「さて、我々も改めて業務を始めよう」
加賀「こちら本日の業務内容です」ペラッ
提督「うむ」
霧島「提督?この書類についてなのですが」
加賀「いいえ霧島それは「---――ん!」」ドン
霧島「ですが私は「――――やせん!!」ドンドン
加賀「ですから「やせんさせろぉおおおおおおーーー!!!」」ドンドンドン!!
提督「……」
霧島「……」
加賀「……」
提督「またあの夜戦バカか…」
提督「さらっと要求するな」
川内「じゃぁ夜戦がしたいです!させて下さい!」
提督「夜戦ならこの間散々しただろう…?」
川内「あんなんじゃ全然足らないよ!私はもっと戦いたいの!」
提督「どこにそんな余裕がある。うちにはもう資材がない」
川内「2―4―11…」
提督「おいはやまるな」
川内「やだぁーやせんしたいー!」ジタバタ
提督「はぁ…そんなに夜戦がしたいなら西方海域に単艦で突っ込んで来い」
提督「まぁそれは冗談「いいの!ありがといってきます!」」ビュン
提督「……」
霧島「…よろしいのですか?」
提督「かまわんたまにはお灸でも据えてやる」
提督「――~――――~」カリカリカリ
霧島「提督この案件についてなのですが」
加賀「いいえ霧島それは違「―――れぇー」」
霧島「ですが私の戦況分析によると「しれーー!」
加賀「だから「しれーてばぁーー!ねぇーーー!!!」ドンドンドン
提督「……」
霧島「……」
加賀「……」
提督「はぁ…またか…」
提督「邪魔だ、忙しい、帰れ」
時津風「…だめぇ…?」
提督「はぁ…少し仕事を任せても構わないか?」
霧島「それは構いませんが…」
時津風「遊んでくれるの!?」
提督「どうせ言っても聞かないだろうが」
時津風「えへへ~」
時津風「だってしれぇと一緒にいるの楽しいんだもん!」
提督「子供の考えることはよく分からん」
時津風「じゃあおにごっこね!時津風が鬼だよ」
提督「はいはい分かったよ」
時津風「えへへ~いくよー!」
時津風「いーち!にぃーい!」
時津風「さーん!しぃーい!」
神通「提督少しよろしいでしょうか?」
提督「わかったすぐ行く」スタスタ
時津風「きゅーう、じゅっ!えへへ~しれぇはどこかなぁ~~?」
―――三時間後
時津風「うっ……ひぐぅっ……」
提督「悪かったって」
提督「悪かったって今度何かおごってやる」
時津風「…おっきい羊羹とあんみつ」
提督「はいはい、雪風の分もな」
時津風「うん…えへへ」
提督「はぁ…仕事もどるか」
加賀「全装備の半分はまともに使えそうもありません」
霧島「今回の特別作戦では大量の装備を破壊させられましたからね…」
提督「第三格納庫を解放。スペアを活用しろ」
霧島「了解です」
提督「やはり資材が足らんな。潜水艦達に出撃命令を出せ」
霧島「提督…それが…」ゴニョゴニョ
提督「…なに?ストライキ?」
『非人道的行為と不当労働を許さないのー!』
伊168「「週休二日!ホワイト労働!」」
『58達はオリョクルの即刻廃止を求めるでちー!!』
伊168「「週休二日!有給消化!」」
天龍「こらぁお前ら!こんな事してただで済むと…っ!」
『ひ…ひぃ!暴力反対でち!』
ワイワイガヤガヤデチナノデチー
霧島「バリケードを作って立てこもりとは…」
提督「頭が痛い…誰か頭痛薬をくれ」
潮「ていとくーどうしましょうー!」
提督「俺に考えがある。任せろ」
伊19「て、提督!19達は怒ったのね!」
伊58「もうオリョクルはいやでち!やめてほしいでち!」
提督「…そうか」
伊168「ていとく?」
提督「…ごばぁっ!」
伊168「ていとくぅ!?」
伊58「提督が血を吐いたでち!?」
提督「すまない…実は俺はもう…」
提督「あぁ、もう長くはないだろう」
伊58「そんなのいやでち!さっきのはうそだよぉ…」
提督「君たちがオリョクルへ行ってくれればあるいは…」
伊58「なおるでちか!?」
提督「100回ならおそらく。200回で確実だ」
伊168「ほんとうに!?」
伊19「19達もう文句言わないの!」
伊58「提督のために58達頑張ってくるでち!」
伊19「じゃぁさっそくいってくるのね!」
提督「逝ってらっしゃーい」フリフリ
加賀「鬼ね」
加賀「あれに騙されるほうも悪い気が…」
榛名「提督、昼食をお持ちしました!」
加賀「あぁもうそんな時間ですか」
提督「せっかくだし冷めないうちに頂こう」
霧島「そうですね」
提督「ん?なんだかやけに質素な食事だな?」
霧島「それは以前のあの娘が……」
提督「……あぁ秋月か…」
提督『よろしく秋月、我々は君を歓迎するよ』
秋月『はい!よろしくお願い致します!』
提督『おや?もうこんな時間か』
提督『霧島食事の準備を頼む』
霧島『はい、ご用意しました』ドサー
秋月『……』
提督『秋月?』
秋月『……ふぇぇ』
提督『秋月!?』
じぶんは解体されてしまうのだ
そうにちがいないとおもった
霧島「なんて不憫な…」
提督「歓迎会も兼ねて豪華な食事にしたのがあだとなるとはな…」
加賀「まさか食事を見ただけで涙を流すとは…」
提督「…まぁしばらくは食事に気を遣ってやろう」
提督「あぁ空母艦の定例会議か」
加賀「申し訳ありません提督」
提督「構わないさ。空母艦同士の集まりも大事だ」
霧島「提督そろそろ次のお仕事が…」
提督「あぁすぐ行く」
加賀「以前話した通り私の後任には龍驤を」
提督「分かっているさ安心しろ」
霧島「それと提督、近隣の住民からこんな苦情が…」
提督「なに?あぁ…あいつか」
提督「俺だ、いるか?」コンコン
??「開いておるぞー」
提督「すこし邪魔するぞ」
利根「いきなり来て何用じゃ提督?」
利根「余計なお世話じゃのう」
提督「お前も女だ、もっと気を遣えと…」
利根「分かった分かった。して今日は何用じゃ」
提督「苦情だ。お前宛に何通も届いている」
利根「ほほうそれで?」
提督「お前の振る舞いや格好についてだ」
提督「お前が痴女だと言われたよ」
利根「智女か…少し照れるの」
提督「照れることではないだろう!?」
利根「賢しいと見られるのはよい事では?」
提督「盛しいと見られるのはよい事!?」
利根「いや吐いてはないぞ?」
提督「穿いてないのか!?」
利根「別段気分は悪くない」
提督「気持ちいいと言うのか!」
摩耶「…お前ら漫才でもやってのか?」
摩耶「利根、お前また出撃日誌の提出
コメント一覧
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- 2014年12月21日 23:48
- 川内はアホ可愛いなぁ…
-
- 2014年12月21日 23:57
-
秋月が貧可愛い
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