10年前に両手両足を動かすことができなくなった四肢麻痺状態の女性、ヤン・ショイエルマン(Jan Scheuermann)さんが手に入れた新しい手、それは彼女が考えるだけで操作できるロボットアーム。
ショイエルマンさんの脳には小さな電極が埋め込まれており、右手を動かすときに反応する脳波を信号を受けてアームが動作。箱やボール、石、棒など、形が異なる様々なものを掴んで移動させることに成功。
これだけ自在に動かせるようになるまでに、仮想のロボットアームを操作させてニューロン信号のパターンを特定したり、ショイエルマンさん自身もより強い脳波を出せるように訓練を繰り返したという。
2年前に紹介したキャシー・ハッチンソンさんの事例よりも、ロボットアームの精度が高くなり、より人間の手に近い設計に。
体が麻痺してしまったら、脳波で自在に動かせる外骨格を装着すればいい、なんて未来はそう遠くないのかもしれない。
【関連】
脳波でロボットアームを操作する四肢麻痺の女性、キャシー・ハッチンソンさん
下半身麻痺のハリネズミに自由を与えた車椅子
下半身が麻痺した女性、パスカル・オノレが18年ぶりにサーフィンを楽しむ、ダクトテープで固定してのタンデムサーフィン
【画像】失われた手足を義肢で補い、自由を得た動物たち
この記事へのコメント
1. 名無しさん
返信する
そして、彼女は同じ悲しみを繰り返さぬよう、ロボットアームを身に付けた
パワード・ウーマンとして蘇ったのだ!
2. 名無しさん
返信する
がらんどうの腕を念力で動かしてマフィア皆殺しにしてく奴
ズルリ ズルリ
3. 名無しさん
返信する
4. 名無しさん
返信する
5. 名無しさん
返信する
しかし頭骨に穴が必要とはいえもうちょっとマシな位置はないものかと思ってしまう
コネクタもひどいな…研究室手作り感が…
でも脳からの「出力」がここまできたら、あとは脳への「入力」だな
6. 名無しさん
返信する
7. 名無しさん
返信する