四肢麻痺の女性が手に入れた新たな腕は、念じただけで動くロボットアーム
10年前に両手両足を動かすことができなくなった四肢麻痺状態の女性、ヤン・ショイエルマン(Jan Scheuermann)さんが手に入れた新しい手、それは彼女が考えるだけで操作できるロボットアーム。

ショイエルマンさんの脳には小さな電極が埋め込まれており、右手を動かすときに反応する脳波を信号を受けてアームが動作。箱やボール、石、棒など、形が異なる様々なものを掴んで移動させることに成功。

これだけ自在に動かせるようになるまでに、仮想のロボットアームを操作させてニューロン信号のパターンを特定したり、ショイエルマンさん自身もより強い脳波を出せるように訓練を繰り返したという。

2年前に紹介したキャシー・ハッチンソンさんの事例よりも、ロボットアームの精度が高くなり、より人間の手に近い設計に。

体が麻痺してしまったら、脳波で自在に動かせる外骨格を装着すればいい、なんて未来はそう遠くないのかもしれない。

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Brain-controlled robot arm

























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