大学受験で大学側に幅広く利用されている大学入試センター試験ですが、これを廃止し、
受験生の能力を多方面で総合的に測る「新共通試験」に変更される見通しです。
画像:【入試】
https://www.flickr.com/photos/albertogp123/5843577306/
22日、大学入試改革を議論している中央教育審議会(中教審)は、下村博文文部科学相に「新共通試験」
の改革案を答申。
概要は
・暗記型の知識偏重から真の学力を問う方式に変更
・新共通試験の名称は「大学入学希望者学力評価テスト(仮称)」
・1回方式のセンター試験に変わり、評価テストは複数回実施
・教科の枠組みを越えた「合教科・科目型」などの問題を出題
・「マーク式」テストへの偏重から思考・判断能力などを問う「記述式」を採り入れる
・英語ではこれまでの「読む・聞く」偏重から「書く・話す」を加える
・TOEFL(トーフル)など外部の資格検定試験の活用を検討
・二次試験(個別試験)は総合的な評価方法(面接や小論文、高校の調査書、集団討論など)を重視し、極力ペーパーテストを避ける
・二次試験(個別試験)で問われる学力については推薦などに使われる高校独自の内申点よりも、2019年度から導入する必須科目の到達度を測る「高等学校基礎学力テスト(仮称)」を高校2年生、3年生に課し、参考にする(ただし、合否判定への直接利用は避けるよう求める)
・新共通試験の名称は「大学入学希望者学力評価テスト(仮称)」
・1回方式のセンター試験に変わり、評価テストは複数回実施
・教科の枠組みを越えた「合教科・科目型」などの問題を出題
・「マーク式」テストへの偏重から思考・判断能力などを問う「記述式」を採り入れる
・英語ではこれまでの「読む・聞く」偏重から「書く・話す」を加える
・TOEFL(トーフル)など外部の資格検定試験の活用を検討
・二次試験(個別試験)は総合的な評価方法(面接や小論文、高校の調査書、集団討論など)を重視し、極力ペーパーテストを避ける
・二次試験(個別試験)で問われる学力については推薦などに使われる高校独自の内申点よりも、2019年度から導入する必須科目の到達度を測る「高等学校基礎学力テスト(仮称)」を高校2年生、3年生に課し、参考にする(ただし、合否判定への直接利用は避けるよう求める)
などとしています。
文科省は近く専門家会議を設置し、答申を元に議論を重ねた上で、2020年から「新共通試験」に移行する
予定。
下村文科相は
「答申が『絵に描いた餅』にならないよう速やかに改革に取り組む」
と語っています。
今回の件に【ネットの声】は・・
- センター無くす必要あるのか?
- 人物評価とかまた訳のわからんものを
- コミュ能力高い奴ばっかり優遇してどうなる
- 裏口入学がはかどるな
- 実質的な富裕層優遇措置
- 複雑化したら進学校とそれ以外の格差が拡大するだけ
- ゆとり大生産大会
- 面接とか運次第だろ
- 学力のあるコミュ障はお断りってことか
- 大学は勉学しに行くところじゃないのか?
などがあるようです。
現在の大学入試は知識偏重といいますが、知識なくして応用も良い発想も大きく制限されると思います。
ただでさえ少子化が進み、受験人口も減っている中、大学側は推薦入試の枠を急増させており、合格基準が
曖昧な推薦組やAO入試組、エスカレーター組とペーパーテストを中心に比較的客観的なスコアを獲得して
入学してくる一般受験組の間に明らかに学力の差があることはこれまでよく論じられていることです。
大学全入時代となり、定員割れも出す大学が出てくるなど大学側の経営も厳しい状況下、合格基準を複雑化
し、さらに負担を強いるようなことは政府側の十分なケアなくして、うまく成り立つのか疑問です。
下手な運用では、さらなる学力低下も考えられます。