おもちゃ屋「両さん、麗子さんのフィギュアのことなんだが…」
- 2014年12月25日 22:10
- SS、こちら葛飾区亀有公園前派出所
- 6 コメント
- Tweet
というお話です、はい
本田「すごいですねえ、三社祭よりにぎやかかも……」
麻里愛「纏さんと両様が結婚するって間違えたときも大騒ぎでしたけど」
中川「さすが先輩と麗子さんの結婚式だ。あれ、部長、泣かれてるんですか。そんなに、先輩の結婚を喜ばれて……」
部長「泣いてなんかおらん!ただ、麗子君のご両親の無念を思うと、申し訳なくてだな……」
中川「そうですか……」
部長「こんな結婚式は見るに耐えん。わしは先に失礼させてもらう」
中川「お気をつけて…………部長も素直じゃないんだから。素直にうれしいって言えばいいのに。でも、祝い酒は心置きなく一人で飲みたいのかな……」
麗子「ただいまぁ」
両津「お、麗子遅かったじゃねえか、残業か?」
麗子「ううん。米吉おじさんところの総菜屋さんを手伝いに行ってきたから。あ、これ、米吉おじさんがお土産だって」
よね(両津母)「おやまあ、ずいぶん奮発してくれたね」
両津「そりゃあ、麗子が店番したら売り上げが違うからな」
麗子「そんなことないわ。毎日楽しいですもの。お母さんたちさえよければ子供ができるくらいまではこのまま……」
両津「子供ができるまでって行ったら、いつになるかわからねえじゃねえか」
麗子「え、どうして?」
両津「お前声デカイから、この狭い家じゃ思うように…ガンッ!!…ウウッ」パタッ
よね「あ、ああ。おやすみ」
麗子「もう両ちゃんたら重いんだから、ダイエットしてもらわなきゃ……ズリズリ……じゃあ失礼します」ズリズリ
銀次(両津父)「勘吉の奴、白目むいてたな……」
よね「上流階級の人のコミュニケーションてのは激しいねえ」
の、おまけです。もやもやを解消したくて書いてしまいました。
蛇足と重々わかっちゃあいるんですが、ご容赦を……と言うか、蛇足って言うほどたいした物でもないですけど
・・・とある昼下がり、亀有公園前交番・・・
おもちゃ屋「両さん、ちょっと相談があるんだけど」
両津「なんだ?金ならないぞ、麗子に全部押さえられてるからな」
おもちゃ屋「違うんだ、前に頼んだ麗子さんのフィギュアのことなんだが…」
両津「もうあれはやめだ、キャンセルしといてくれ」
おもちゃ屋「困るよ、両さん。急にそんなこと言われても…」
両津「自分の嫁のフィギュアなんか人にやるわけないだろう」
両津「ホンダラ国王ってヤツだったのか、あんなもの欲しがってたのは。違約金ならいくらでも出すって言っといてくれ、じゃあな」
・・・その夜の両津家・・・
両津「おう、麗子。今月は小遣い増やしてくれ」
麗子「もう音を上げたの?月1000円で暮らすって約束したじゃない」
両津「そうじゃねえ。ちょっと入用なんだ」
麗子「なんに使うの?オゲレツなDVDでも買おうと思ってるんでしょう?」
麗子「つまらない小遣い稼ぎしようとするからよ。今度あんなことしたら部長さんに言って度井仲村に単身赴任してもらうわ。で、いくら必要なの?」
両津「請け負ったとき500万ドルだったから1000万ドル以上請求されることはないと思うんだが」
麗子「今日の相場なら、12億円ぐらいね。それぐらいなら良いけど、もうこんな無駄遣いしちゃだめよ」
両津「おう、わかってる」
勘吉「で?」
麗子「お小遣い増やしてあげたんだから……」
勘吉「ん、なんだ?」
麗子「いつもより、そのう……言わせないでよ!」
勘吉「ああ、そういうことか、任せとけ、ちゃんと満足させてやる」
勘吉「どうした、口押さえて」
麗子「ほら、声が大きいって言ってたでしょ。私、そんな大きい声出してる?お父さんたちに聞かれてないかしら……」
勘吉「別に恥ずかしいことしてるわけじゃないんだから……」
麗子「恥ずかしいわよ!」
勘吉「まあ、そうだな。じゃあ少し静かにするか……」
● 合 体 ! ●
銀次「母ちゃん、勘吉の奴小遣い12億円だって。わしの小遣いもすこし増やしてくれねえか」
よね「なに言ってんだい。この店売ったって12億になんかならないじゃないか。お話にならないよ」
銀次「しかしこの様子だと……」
よね「意外と早く子供できるかもねえ。鴨居がぎしぎし言ってるじゃないか」
おもちゃ屋「両さん、ちょっとまずいことになってるんだ」
両津「どうしたんだ、例の件か?ちゃんと断っとけよ」
おもちゃ屋「フィギュアを欲しがってるのは王様じゃなくて王子なんだ」
両津「それがどうした?」
おもちゃ屋「大使館の人が言うには、王子はいつも甘やかされてるから、言うこと聞いてくれないらしいんだ。金なんか要らないと言ってるって……」
両津「そんなことわしは知らん」
おもちゃ屋「しかし産油国の王様を怒らすと外交問題になるぞ」
両津「そんなことは、国が考えれば良いことだ。下町の警官には関係ない」
おもちゃ屋「そんなあ。両さん頼むよ……」
両津「自分でなんとかしろ。じゃあな」
黒電話 ジリジリジリ
よね「麗子さん、ガースーさんて人から電話だよ~」
麗子「すみません、今行きまーす。もしもし…あ、ご無沙汰してます…え?うすうす聞いてはおりますが…それはちょっと…どうしても私じゃないといけないんですか…
出来ましたらお断りしたいんですけれど…はあ、そうですか…考えさせてください……では失礼します」
両津「今年の舞台は、また警察なのか?」
麗子「なんのこと?」
あのオッパイを頭にのせてミッキー○ウスって言うネタは、なかなかよかったぞ。ちょんまげはどうかと思うが……」
麗子「違うわ、そのガースーさんじゃなくて官房長官よ……」
両津「え、浣腸屋さん?お前、便秘してたのか、ちゃんと野菜食べないと…」
ガンッ
両津「痛え!なにすんだ!」
麗子「どこの世界に浣腸屋さんなんてものがあるのよ!官・房・長・官!!」
麗子「私のフィギュア作るのに協力して欲しいって」
両津「なに!なんで、そんなお偉いさんがこんなことに首を突っ込んでくるんだ?」
麗子「ホンダラ国の大使館から強硬に要求されたらしいのよ」
両津「そんなのほっぽっとけ」
麗子「私もそうしたいんだけど……周辺産油国を巻き込んで日本への原油輸出を停止するって」
麗子「なに言ってるのよ。両ちゃんが作るって言ったからでしょ!」
両津「……すまん……」
麗子「……しょうがないわ。みんなに迷惑かけるわけ行かないもの、さっさとやっちゃいましょ。私は何をしたら良いの?」
両津「とりあえず、体の採寸だな」
麗子「わかったわ。身長からで良い?」
麗子「作者の気分で変わるから…」
両津「そういうことを言うんじゃない!それはそうと、次は3サイズだ……」
麗子「下着になれば良い?」
両津「いや、もう少し詳しいデータがいる」
麗子「結局裸にならなきゃいけないのね。まあ良いわ、どうせ両ちゃんにはいつも見られてるんだし…ゴソゴソ…ポイッ…はい、どうぞ」
麗子「そうなの、支給の制服だと胸のところがきつくって。経験すると体質が変わるって言うけど…どう思う?」
両津「わしに聞いたって判るわけないだろう。えーと、ウエストが61…ヒップが93」
麗子「イヤだ、少し太っちゃったわ。ねえ、両ちゃん、太ったら嫌?」
両津「こんなの太ってるうちに入るか。それに少しぐらい太ったって麗子は麗子だろう」
麗子「よかった」
麗子「そんなもので何するの?」
両津「乳首の大きさを…」
麗子「そんな尖ったもので計らなきゃいけないの?」
両津「これが一番正確なんだ」ピタッ
麗子「ひゃっ、冷たい。傷つけちゃイヤよ」
麗子「無理言わないでよ、両ちゃんが刺激するからじゃない!」
両津「別に刺激してるわけじゃない。ただオッパイの弾力を確かめるためにもんでるだけで…」
麗子「それを刺激って言うのよ!だけど両ちゃん……」
両津「ん、なんだ?」
両津「まあ、そうだが……」
麗子「両ちゃんがい
コメント一覧
-
- 2014年12月25日 22:41
- 最後どうゆう意味…
-
- 2014年12月25日 22:49
- おっふ
-
- 2014年12月25日 22:52
- ※1
ホテルで大人の都合があるっつってんだよ!日本に帰るまで待てないっていってんだよ!
-
- 2014年12月25日 22:55
- 猿とかあったな懐かしい60巻ぐらいだったか
-
- 2014年12月25日 23:10
- 強襲揚陸艦1隻で10兆とは、マッコイ爺さんもボルなあ
-
- 2014年12月25日 23:19
- あれだけヤっといて子供はまだなのか
妊娠して終わりかと思った
スポンサードリンク
ウイークリーランキング
最新記事
アンテナサイト
新着コメント
QRコード
スポンサードリンク