みなさまごきげんよう。
甘いものをこれでもかと消費したココ数日、体重計が怖いカホタン(
@gsc_kahotan)です。
年末年始はすくすくと成長すること間違いなし!(横に
さてさて、本日は
2014年最後の
更新となります(`・ω・´)みなさま本年もカホタンブログにお付き合いくださりありがとうございました!
今回は昨年と趣向を変えて、
とある3人のインタビュー記事で
今年のブログを締めくくりたいと思いますっ◎ブログ記事や販売数のランキングは来年ふりかえりとしてお届けさせていただきます!
まずはひとり目っ!
グッスマの初の国内工場:楽月工場(ラッキーファクトリー)を支えることとなった、素敵ハス
キーボイスでおなじみのこの人!
【鳥バード先輩】
(楽月工場駐在グッスマ製造部)
1 楽月工場駐在組としての意気込みを改めてお願いします!
これまで、フィギュアの生産は中国の工場に一任してきました。徹底した生産管理の下で安定した完成品を作り続ける
現地工場には心強さを感じつつも、しかし一方では技術の継承に限界があるのではとも考えはじめていました。
この先もフィギュアを作り続けるためには、生産に関わるすべての工程をコントロールしなければいけません。コストやタクトタイムを把握したうえで、さらに
完成度を高め続けていく必要があります。そんなときにタイミング良く楽月工場の話が上がり、すぐに上司へ赴任をしたいと話を持ちかけまし
た。 信用して快く送り出してくれたグッスマスタッフと、国内工場に期待してくださっている皆様に満足していただけるような商品にできるよう
頑張ります!
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鳥バード先輩…真面目っ!(´□`。)鳥バ:
いつも真面目だよ!(笑)
最近人前で話すことも多くなってきたからね!
こうみえて色々ちゃんとしなきゃというところもあるんですよー!工場竣工式の生放送では「芸人か!」というコメントもついた軽快なトーク力を持つ鳥バード先輩!
その巧みな話術も盗みたいところですが、仕事の先輩としてもしっかり見習っていきたいと思います(小声
さてさて次の質問に参りましょうっ◎
2 無事竣工式を迎えた楽月工場!今はどんな感じですか?
工場では第一弾アイテムを出荷するためのトレーニングを続けていますが、工員さんの技術習得スピードには驚かされっぱなしです! と
くにグラデーション塗装は難易度が高いので苦戦を予想していたのですが、入社時はエアブラシに触ったことのない人も、いまでは華麗なブラシワークを披露し
ています。工員さんは40名程度とまだまだ少数ではあるものの、完成度を高めるための意見交換が活発で、とても熱量のある工場になりました。
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確かに!
工員のみなさまには工場竣工式の際も会ったのですが、
「みんなで一緒に工場のこれからを作っていくんだ!」という一体感というか共通意識が自然と感じられましたε=(。・д・。)
鳥バ:
工場長の角田さんや僕と同じ立場のはりゅー氏を中心としながらも、やっぱり実際に現場で力を発揮するのは工員さんなので、一緒にがんばっていけるこういう空気は嬉しいです◎
それでは最後の質問です(。・ω・)ノ゙3 チャレンジングな年となりそうですが、 2015年はどんな年にしたいですか?
まずは3月に出荷が控えている「ねんどろいど桜ミク Bloomed in
Japan」を無事に送り出したいです。国内初めての生産アイテムとして期待をして下さっているすべての皆様に満足していただけるものにできるように生産計画を固めていま
す。
続く第二弾、三弾として「figma 馬(茶)」「figma
馬(白)」がラインナップされていますが、その後の生産アイテムも順次検討・決定しつつありま
す。これら楽月工場アイテムを安定して皆様にお届けして、ひとつのブランドとして認知していただけるような年にしたいで
す! |
「離れていてもみえる月は同じ」という想いから、
今までグッスマが立ち上げに携わった工場にはそれぞれの名前に”月”の文字が入っています◎
たとえお互いに遠く離れていても、「より良いアイテムを世界へお届けしたい・多くの人を笑顔にした
い」という根底部分は変わりません(`・ω・´)
これからも楽月工場をどうぞよろしくお願いいたします!
またきたるワンフェスでは
なにやら楽月工場に関する企画も動いているようです…!こちらも是非お楽しみにー(●´ω`●)
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それでは続きまして!
2人目のコメントに行きたいのですが
ココからは会話形式でお届けしたいと思います♪
ということで次はこのお方!
金子二等兵やIG坂井などの個性的なメンバーが属するマックスファクトリーの長!
ふとしたときに見せてくれる笑顔にグッスマ勢も癒されておりますっ!
【マックス渡辺】
(株式会社マックスファクトリー 代表取締役社長)
【テーマ1】今年はどんな年でしたか?
安定してfigmaをリリースすることができた年ではないかと。 スタチューでは「大和改 重兵装Ver.」を初めとして結構大作ものも多かったと思いますが、努力をしている反面、ネガティブな言い方をすると少々値段が高くなってきているものがあって…そこの懸念と対策は来年の課題だよね。
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カ : ダグラムなどプラモデルの展開が大きく動いたのも今年ですね。
プラモデルに関してはそうだね。"模型芸人"という側面もある僕からすれば、念願というか。「ついに」「ようやく」みたいな形容詞のつく展開ができたなと思います!
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カ : プラモデル畑の清水大将()が新たにマックスファクトリーに入ったことで大きく動いたということでしょうか?
キットの発売から後のケアも含めてちゃんと企画を実質的に動かす、メーカーとしての動きをするメンツが入ったことは確かに大きいね。 また総合ホビーメーカーとして、どのアイテムに関してもカテゴリをひとつひとつもっていきたいなという気持ちもあって。 特にプラモデルに関しては長く親しんできた経緯もあるから、これをきっかけにこれからも一本の柱として進めていきたいな。
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カ : 今年はそんな柱の土台ができたということですか?
正直土台としてはまだまだかな。 プラモデルにもいくつかのカテゴリがあって、今仕込んでいるラインナップって言うのかな。このシリーズと、このシリーズ、みたい感じでいくつか作っていくみたいな。 最初のシリーズである『太陽の牙 ダグラム』シリーズがおかげさまで好調だったのもあって弾みはついているかなと。でもまだまだこれからだね。
来年はワンフェス含めいくつかの発表やリリースがあるので そのひとつひとつをきっちりと構築していきたいなと思っています。
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カ :マックスさん個人としてはどんな年でしたか?
プライベートで模型を作りすぎたかなと! かなり燃え尽きるぐらいにやったので、これも来年の話になるけれど2015年は少し絞っていこうかなと思います。 ダグラムのこともあって、ホビー関連雑誌に顔を出すことの意味はある年だったから「プラモデルが好きなおじさん」として努めて露出を増やしたのもあるんだけど…それでも来年はなるべく粛します!
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【テーマ2】今年デビューしたfigFIX!きっかけは…?
きっかけは…figFIXに関してはいくつもの要因があって 誕生した経緯をちゃんと話すと大変なことになるなぁ 笑 さっきもちょっと話したスタチューフィギュアのお値段があがってしまっているのも要因の一つではあるね。円安が進み、伴って製造費が非常に高騰して、これがいつまで進むのか先も読めなくて。
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カ : そうするとスタチューフィギュアがどんどん手の出しにくい値段になることも可能性としてはありますよね。そんな懸念を打破すべく、手にしやすい価格で、しかし小気味の良いクオリティのコレクション性のあるスタチューのシリーズというのは以前よりもやりたい!という気持ちがより高まってきたんだよね。 以前から企画が動いてはいたけれど、なるべくしてこのタイミングになったってところかな。
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カ : フィギュアを楽しむ人も今ではかなり多種多様になってきましたもんね。
常に僕らはライトユーザーと呼ばれる人たちのことを考えているので、コアな部分だけにむけてという意識はあまりないのが本音。 特に完成品とよばれる、組み立てや塗装も完了したスタチューであるとかfigmaであるとかは、「短い時間でも一緒に遊んでもらって明日への活力になってもらえたら」嬉しいなって言うつもりでモノを作っているから、そのコンセプトに関しては一切ぶれてないんだよね。
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カ : それはプラモデルに関してもですか?
そうだね。ささっと組んでも楽しめるようにしているし、それこそ商品の箱を眺めてもらうだけでも構わないみたいなつもりでね。 もちろんプラモデルはマニアックに作りたいという層もちゃんといるから、そう言った方々にもしっかり楽しんでもらえるようにしているよ!
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カ : figFIXはfigmaファンに向けてというのが大きいですか?
まさにそうfigmaファンに向けて「お家に帰って眺めてほっこりしてもらうための商品」という風に考えています。 「よく動かなくても可愛いよ!」っていうね。 例えばfigmaではできないポージングができたり、スタチューとしての美麗な部分も落としこめたりといった代わりのバリューがfigFIXにはちゃんとついているのもポイント。 「こういうのが欲しかったんだよ」っていうお客さんはいるはずと僕らは捉えていたからみんなの心に刺さっていると良いな。
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カ : こちらのシリーズも来年の動きが楽しみですね!
お客さんあって商品なので、続くかどうかは皆さん次第のところもありますが、マックスファクトリーとしては是非続けたいなと注力しているシリーズです!
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【テーマ3】来年はどんな年になりそうですか?
今年はfigFIXやプラモデルといった今までとはちょっと違った展開をお見せした年だったと思うんだけど、これらを継続し発展させていくことに加えて またちょっと違った提案商品/カテゴリーを用意しています。 「こういうことができるんだ!」というようなものを仕込んでいるので来年お披露目できるんじゃないかなと。ご期待ください!
僕個人としては鳥取の楽月工場に全力で協力というか支援というかしたいなと。これは絶対失敗できないプロジェクトだと思っているので僕のできることはすべてそこに傾けたい。 メイドインジャパン云々というよりも、僕らの「こんな商品をこんな値段でこんなふうに安定して供給したい」というメーカーとしての本分の部分が揺らいでしまわないようにしたいなと。国内でもモノツクリは大切で難しい。だからこそがっつり関わっていきたいね。 来年は鳥取の人になろうと思います! 笑
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マックスさんとお話をする機会はあまりないので
たくさんお話しできて嬉しかったです!
ありがとうございましたっ◎
楽月工場でもエアブラシをもつマックスさんの姿をお見かけしましたが
来年本格的に始動し始めた工場内でもお見かけすることになるかも…!?
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そして最後はやはりこの人!
髪型を変えてから何となくまだ見慣れない感!
ハロウィンには某配管工のコスプレも披露してくれたおちゃめな代表取締役!
【安藝貴範】
(株式会社グッドスマイルカンパニー 代表取締役社長)
【テーマ1】今年はどんな年でしたか?
カ : そうですか?!
去年あたりからフィギュア業界も徐々に変わって。例えば、たんにフィギュアだけではなく「何かプラス要素」が求められるようになった
り。 僕らもアニメのチームと合流して、そこで一緒にどんなトライアルができるのかっていうのを考え、改めて業界全体を見渡してこれからどういう風にやって行くかを整理したりね。 準備期間というか、温存期間というかそんな時期だったのではないかなって。 だから今年はそんなにアウトプットがなくて結構地味だったんじゃないかな? |
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カ : 年末にいろいろ発表はしましたが…!「国内工場やります!」とか「レッドブルエアレースやってみようぜ!」とか発表したりお知らせはしたね。僕たちの「もっとオリジナル
なことをやっていこう」っていう意思表明はできたけどまだ形にはできてなくて…たとえば工場なんかも商品が出るのは来年春だし、レッドブルエアレースも来
年の5月。実感としてやってくるのはまだ遠いかな。
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カ : 実質のお披露目は2015年というところが多いですね。そうそう! さっきの話とつながるんだけど、最近フィギュア業界を超え、ウルトラスーパーピクチャーズ(USP)を通してアニメの方面にも仲間が増えたりもして。今年はそんなそれぞ
れのチームが力を発揮し始めたりした年でもあったんじゃないかな。そういった仲間たちに恵まれたことで「そろそろじゃあいくか!」みたいになって。
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カ : 一緒に進んでいけるメンバーが揃ってきたというかそうだね。そう言った仲間たちのおかげで僕たちももっと大きなトライアルができるようになってきたと。 ここ何年もかけて準備してきたものが実を結びだしたというか。 みんなで話をしたり世界中を見て回ったりしながら「よし!ココじゃないかな!」みたいな目指すところがそろそろ見えてきて。それに向けた準備が始まった年じゃないかなと思うんだよね。 |
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カ : いよいよ個々のプロジェクトが本格始動って感じですね!
アキさん個人で言うと今年はどんな年でしたか?
今年はほんとにね色んなところに行ったなぁ…人生最長の移動距離と最多のであった人数を記録したと思う。
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カ : オフィスにいない時期も結構ありましたもんね!
国内外問わずに色々とね。この出会いとかつながりは来年再来年の力とかきっかけになるんじゃないかな。 もちろん鳥取にも足繁く通いましたよ!
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【テーマ2】鳥取県にできた楽月工場!竣工式を終えて…!
国内工場開設宣言から遂にここまできたかと!感慨深いものがあったよね。 あと鳥取県知事のインパクトがすごかった 笑
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カ : 生放送で私も共演させていただきましたが、お噂以上に陽気で素敵な方でした!
土地柄というか、地域性の「人柄の良さ」というのもあるだろうね。 工員さんの面接は僕も参加したんだけど、みんな真面目で人が良くて。 そう言う点でも鳥取という選択はよかったかなと。
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カ : 駐在組の角田工場長や鳥バード先輩、はりゅー氏も鳥取という地になじむのが早かったように思います。周りの環境や人に恵まれているって言うのもあるけど、彼らは本当に積極的でポジティブ!特に角田さんは今までもいろいろな工場の立ち上げに関わっているから頼もしいし。良いメンバーになったんじゃないかな。
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カ : 押上組も駐在組とタッグを組んで一緒にがんばっていきたいです!
タッグを組むと言えば、今回の楽月工場には色んなメーカーさんにも協力をいただいているんですよ。例えば工員さんの面接も一緒にやったりね。工場の技術を色々教えてもらったりとか。 |
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カ : 面接まで…!そうだったんですね!
「グッスマ国内工場作ります!」って言ったときに「おぉ!」って人もいれば、「大丈夫か?」って人もいたと思うんだよね。 でも大丈夫。僕らには頼れる味方(普段から付き合いのあるメーカーさん)もいるからね。 僕らだけじゃないという心強さと、フィギュア業界全体のチャレンジでもあるんだという…なんだろうプレッシャーでもあるんだけど、それを力にしてがんばれるのが僕らの強みでもあるんじゃないかな。
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カ : みんなで楽月工場を育てていくような…これからが楽しみです!
そうだね。ひとまず楽月工場には、今もてるすべての中国フィギュア製造のノウハウをすべて集結させたい思ってるんだけど、色んな意味で本当に楽しみなのはその後かな。
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カ : というのは…?
やりながらどう変えていくかっていうね。 日本でやってみて初めて分かる部分も出てくるだろうし、やりにくさとかもあると思う。年明けからそう言う部分も見えてくると思うけど、生産準備をしながらどんどん改良していって、本生産へという感じかな。 手探りな部分もあるけれど、楽月工場はだからこそ常に進化して最善を尽くす場所でありたいね。
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【テーマ3】来年はどんな年になりそうですか?
色々準備しているものが世に出て行くので、うまくはまるといいなと。 新しいことが多いから未知数ではあるけれど、もう全力投球でがんばっていきたいね。 それがみんなの反応として好感触だと嬉しいし、だめだったらまたやり直す。今まで多くの人を巻き込んで準備もしてきたし、妥協せずに行きたいところかな。
そして、来年もたぶんいろいろなトライが始まるし、これから発表していくこともあるからね。みなさん乞うご期待!です! |
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カ : ひとまずはワンフェス!色々発表させていただければと思います!
…ということで!
みなさまいかがでしたでしょうかっ!
今回はじっくりとテキストにてお送りさせていただきました◎
また機会がありましたらこういったインタビュー形式記事もやって行きたいと思います(。・ω・)ノ゙
それでは改めまして
本年も大変お世話になりました。
2015年もカホタンブログを
どうぞよろしくお願いいたします!!!
・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚ ゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚
゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚
<カホタン心の声>
∧_∧
( ・∀・) .。oO(来年も)
oノ∧つ⊂)
( ( ・∀・) .。oO(素敵な年でありますように!) ∪( ∪ ∪
と__)__)
それではまた来年2015年も
元気にお会いしましょう!
企画部・カホタン(ブログ更新338回目) twitterID:@gsc_kahotan
※来年の初回更新は1月6日(火)となります。