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大炎上 | 激マン! マジンガーZ編 ハレンチからマジンガーへと時代は移っていく
 

激マン! マジンガーZ編 ハレンチからマジンガーへと時代は移っていく

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『週刊漫画ゴラク』連載、「激マン! ~マジンガーZ編~」の第14話
駿河湾に上陸したガラダK7とダブラスM2は10式戦車など苦もなく真っ二つ! 自衛隊員をもてあそぶかのように殺戮し、富士方面へと進撃を続けていた。これを見た弓教授は「機械獣だ!!」と叫ぶ。それは兜博士から聞いたもので、神話や本に記された青銅の魔獣機兵の伝説によるものだそうだ。

それを操っていたのは あしゅら男爵。富士の裾野に在る光子力研究所を襲って、光子力エネルギーと合金Zを手に入れて機械獣軍団を強化することにありました。ちなみに機械獣はDr.ヘルが造ったものと思われがちですが違います。バードス島に眠っていた古代兵器をDr.ヘルが蘇らせたものなのです。

あと30分で機械獣が到達するからと急いで戻るアフロダイA。その隣りにはマジンガーも居ました。製作者が同じだから操縦方法も近いと思って教えたところその通り。先ほどまでとは別人かのように甲児はマジンガーを操縦しています。
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右上が原作、左下が今回。マジンガーを前に「神にも悪魔にもなれる」と十蔵博士に言われ、ここまでは悪魔のように街を破壊してしまいました。が、今は違います。人を助けるため「マジンガーZは悪魔にはしない!」と宣言。晴れてここに正義のロボット・マジンガーZが誕生しました。
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一方、激は「ハレンチ学園」の最終回が迫ってヒロイン・十兵衛を描くのにも感慨深げ。社会的問題を起こしてしまったものの激にとっては初のヒット作であり、礎(いしずえ)となった記念すべき作品ですから名残惜しいのも当然ですね。
テレビドラマになった他、映画は4本も作られました。後の月刊ジャンプになる別冊ジャンプにも出張掲載することがあり、ある号では十兵衛役の児島美ゆきがブラとパンティだけになった写真が載ったことがあり、当時の私の股間を大いに刺激したものでした(笑 実話です)。

これはテレビドラマのオープニング。OP製作はダイナミックプロとなってることから当時のアシスタントらが描いたのかしらん? 最高視聴率はテレビ東京(この当時は東京12チャンネル)の記録として長い間 維持し続けました。
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マネージャーのタカシから監督や作画監督など全てのスタッフが決定したとの報告が。しかるに広告代理店の「旭通信社」に集まって顔合わせするんだそうだ。ここでマジンガーの放送枠は旭通が持ってるとか事務的な会話がありました。
ふ~ん、日曜の夜7時というゴールデンタイムはフジテレビ本社じゃなく旭通信社が権利を持ってたのか。そりゃ民放はスポンサーがあって成り立つものだから、広告代理店に権力があるのも納得できますね。
この旭通の東 春日さん(本当は春日東さん。通称 トンさん)の仕切りで集まるそうで、どんなスタッフが集まるのかは来年のお楽しみです。 つづく
激マン! マジンガーZ編 (1) (ニチブンコミックス)
永井 豪&ダイナミックプロ
日本文芸社 (2014-11-29)
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