お鍋の季節、もとい1年を振り返る季節がやって参りました!
ファミコン生誕30周年メモリアルイヤーの次の年、2014年にはいったいどんな出来事があったのでしょうか。話題となったファミコン、レトロゲーム関連ニュースを中心に、独断と偏見でまとめてみたよ。
<ファミコン・レトロゲーム関連ニュース 2014>2014/01/30(木)・ヤフオク!ファミコンカテゴリの現状をご覧下さい ヤフオク!では2014年ものっけから違法コピーソフトが猛威をふるっていました。最近ではスーパーファミコン界隈でも、偽物のたぐいが多く出回っているので、ご注意願いたい。2014/02/05(水)・『バイナリィランド』祝・御成婚バージョンの真相が判明!! ファミコン界のプレミアソフトとして有名だった>『バイナリィランド』祝・御成婚バージョンについて、その存在を揺るがすような事実がツイッターにて判明。その真相を探るべく、ツイートした本人である元ハドソンの桜田名人に取材した記事。その驚きの真実とは!?2014/04/22(火)・『スターソルジャー』の靴が2万円!? いや、待てよ、5年前にも…… 個人的に印象に残っているオークションネタ。なぜこんな高値なのかは、いまだに不明。2014/04/25(金)・中国人が完全オリジナルの新作ファミコンソフト『Star Keeper』を製作!! オリジナルゲームをつくっただけで話題になっちゃう国って……2014/04/20(日)・世界最大級のゲーム博物館が閉鎖「誰かまとめて引き取ってくれー」 いろいろ考えさせられるニュースだった。結局どうなったのかって? 取材力不足ですみません。2014/04/28(月)・都市伝説「ビデオゲームの墓場」から実際に大量の『E.T.』が見つかる!! 今年一番の衝撃ニュースはこれでしょう。まさに世紀の大発見だった。2014/05/30(金)・ファミコン版『スーパーマリオ』の世界をベンツが疾走するCM公開!! 世間レベルで話題となった。2014/06/04(水)・高橋名人がゲーム会社を設立 「代表取締役名人」に 名人はいまだに健在です。2014/06/09(月)・『スーパーマリオ』荒ぶるおしりで新たな1UP技を発見!! 我がブログではお馴染みだった1UP職人S Haya氏の動画が突然ブレイク!世界的な話題に。2014/06/13(金)・“怪物”互換機「RetroN 5」購入参考レビューまとめ (Amazonリンク) 長い間、レトロゲームファンが待っていた怪物コラボマシーンがついに発売。日本でも一部のマニアが飛びついた。しかし、スロットが壊れやすいという問題や、エミュレータ関係の権利問題などが発生。一時期ついていた物凄いプレミアも今では落ち着きつつある。2014/06/27(金)・『スーパーマリオ64』ディスク版を日本で発見!! 海外メディア報じる 今思えば、のちに話題となる海外流出問題の一端だったと思う。2014/07/13(日)・銀箱プレミア界に激震!! 空箱のみ大量に放出される事態が発生中!! 今年も様々なプレミア殺し事案が発生。これはその中でもトップクラスの衝撃でした。2014/08/12(火)・鑑定人は誰!? 『ロックマン4』ゴールドがなんでも鑑定団に出た結果…… ファミコンがお茶の間レベルで話題になったニュース。いろんな意味で意義のある出来事だったのではないでしょうか。鑑定結果には多少納得いかないところもありますが……2014/08/06(水)・人気漫画「ハイスコアガール」他社ゲームキャラ無断使用が発覚 権利問題はきっちりやってもらいたい。2014/10/25(土)・レトロゲームが日本から消える!? 海外流出問題が深刻化してるらしい 水とか食べ物とか、無くなったら本当に困るものじゃないだけに、線引きというか、話を整理するのが難しい問題です。今に始まったことじゃないとか、そもそも問題じゃないってひともいますけど。2014/11/21(金)・古いっていけないこと? 好きなゲームで馬鹿にされました…… ファミコン世代も今は親世代。他人事じゃないですね。2014/11/21(金)・ファミコン以前の任天堂製品をほぼ網羅「任天堂コンプリートガイド 玩具編」12月5日発売決定!! 任天堂ファンにとっては、今年最後のビッグニュース。任天堂にすら残っていないという貴重な当時物や資料は必見。これだけ世界的な企業の本格的な歴史本が、今まで出なかった不思議。<総評> ファミコンに関しては『ロックマン4』ゴールドなんでも鑑定団出演が一番印象に残っていますね。ゲームにも骨董的価値があるんだということを全国に知らしめた出来事だったと思っています。このへん、のちに話題となった海外流出問題にもつながってくるのかなと。ファミコン以外ではアタリの『E.T.』発掘なんかは胸があつくなりましたね。
本まとめでは取り上げませんでしたが、メモリアルイヤーの延長戦なのか、数々のファミコン本、レトロゲーム本も出版されましたし、様々なゲームイベントや、界隈の方たちによる活動などもありました。レトロゲームの気運が高まっているのは確かなようです。
いろんな意味で、ファミコンを含め、レトロゲームの存在価値について、改めて考えさせられた1年だった気がします。
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