今月26日(現地時間)、海外メディアPhone Arenaが伝えるところによると、韓国サムスン製の未発表10.1インチ端末「SM-T555」と7インチ ”低価格” タブレット「SM-T116」が、評価試験目的でインド国内に輸入されたことが新たに明らかになりました。
こちらは、今回インド国内の輸出入情報を取り扱うWebサイトZaubaのデータベース内にて発見された、SM-T555とSM-T116の輸入情報を抜粋したもの。リスト内の表記から、この端末が評価試験目的で輸入され、販売する為の品物ではないことが明記されているのが確認できます。またPhone Arena曰く、今回30台輸入されたSM-T116は全て、評価試験の終了と共に破棄されることになるとのこと。
最新タブレット「Galaxy Tab 4 10.1」に用意されている3つの型番は、それぞれ「SM-T530(Wi-Fiのみ)」と「SM-T531(3G & Wi-Fi)」、そして「SM-T535(3G, 4G & Wi-Fi)」。今回初めてその存在が明るみに出た「SM-T555」ですが、そのモデルナンバーから察するに、おそらく「Galaxy Tab 5 10.1」として登場するものと思われます。加えて、現行モデルが2014年5月に登場したことを勘案すると、この新端末は2015年の5月前後に発表されることになるかもしれません。
Phone Arenaでは、SM-T555は「Android 5.0 Lollipop」と米Qualcommの64-bitチップ「Snapdragon 410」を搭載して登場する見込みとしており、輸入情報に記載された端末の価格は22,571インドルピー(約4万3千円)となっています。一方でSM-T116については、べンチマークサイト「Geekbench」上の情報として、1.2GHz駆動の中国Spredtrum製クアッドコアSoC「SC8830」と1GB RAM、それにAndroid 4.4.4 KitKatが搭載され、約6449インドルピー(約1万2千円)とされています。
画像は、「Galaxy Tab 4 10.1」
まだまだ不確定要素の多い情報ではありますが、サムスンが新型端末の開発に勤しんでいることだけは間違いないと見て良いのではないでしょうか。いずれにしても、続報にアンテナを張っておきたいと思います。
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著者
2014年10月1日より、縁あってGGSOKUメインライターに正式に就任。ここ最近は、スマートフォンやタブレットを始めとするガジェット類全般から、各種周辺機器にデジタルカメラ。果ては自作PCパーツやソフトウェア類にまでも食指を動かすに至る始末。イロモノ・キワモノガジェットもこよなく愛する、興味と好奇心の赴くままに生きる元人力車夫。
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