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「検閲法」への反対決起、2015年1月にもロシア国内にて開催へ | GGSOKU - ガジェット速報

「検閲法」への反対決起、2015年1月にもロシア国内にて開催へ

現在、ロシア政府によってロシア国内の情報統制が進められ、その一環として「インターネットの検閲」が現実化しようとしつつあることは、よく知られているところではないでしょうか。今回、その検閲法に異議を唱える為の大規模な集会が、2015年1月中にも開催される計画であることが、新たに明らかになりました。

記事169.1

決起を呼びかけた、アレクセイ・ナバリヌイ氏

海外メディアPhone Arenaが伝えるところによると、FacebookやTwitter、Google+といったソーシャルメディアを通じて広く反対決起を呼びかけているのは、アレクセイ・ナバリヌイ氏。ナバリヌイ氏は過去数年に渡り、ロシア政府の汚職追及やプーチン大統領への批判などで注目を集め続けた反体制派の人物で、2012年には「ウラジーミル・プーチンが最も恐れる男」としてウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)に報じられたこともある豪傑です。

既にナバリヌイ氏の呼び掛けに対して、極めて多くの人々が決起への参加の意志を表明しているとのことで、2015年1月中にもこの決起は敢行されることになるそうです。なお、ロシア政府から検閲の承認を要求されたFacebookやTwitter、Googleですが、Phone Arena曰く、現状その要求に応じる姿勢は全く見せていないとのこと。

記事169.2

ウラジーミル・プーチン露大統領

情報統制の気運に始まり、ルーブルの大暴落や周辺諸国との関係悪化、等々。着実に混迷を極めつつあるロシア国内の情勢ですが、果たしてこの先どのような展開を見せ、どのような形で終息を迎えるのか。ロシア国内の「インターネットの自由性」が死守されることを願いつつ、今後の動向を注視したいと思います。

[Neowin]

著者

有福 志隆

有福 志隆

2014年10月1日より、縁あってGGSOKUメインライターに正式に就任。ここ最近は、スマートフォンやタブレットを始めとするガジェット類全般から、各種周辺機器にデジタルカメラ。果ては自作PCパーツやソフトウェア類にまでも食指を動かすに至る始末。イロモノ・キワモノガジェットもこよなく愛する、興味と好奇心の赴くままに生きる元人力車夫。

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2 件のコメント

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  1. No-Name 2014年12月28日 16:17 No.2445138 返信

    PSNとX箱LIVEにDDoS攻撃を仕掛けたグループがtorを狙うとかいってるからインターネットの匿名性はもう無くなるのかも知れない

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  2. No Name 2014年12月28日 17:24 No.2445364 返信

    百度や微博は中国共産党のおかげで大きくなれたようなもんだけど、
    今や共産党が海外進出の足かせになってるよな
    Yandexやカスペも同じ道を辿るのかしらん

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