「万能細胞」と呼ばれるiPS細胞やES細胞を使用し、人間の精子や卵子の元となる

「始原生殖細胞」を安定的に作製することに成功したと発表されました。

画像:【卵子と精子】
卵子と精子
http://siftingreality.com/2011/12/08/when-does-life-begin-hint-it-doesnt-matter/

今週、イギリス・ケンブリッジ大学などの研究チームがアメリカの科学誌「セル」に発表したもので、これまで

京都大学でも同様の報告はありましたが、安定的に作製することが難しい状態でした。

しかし、同チームは「SOX17」という遺伝子が重要な役割を持つことを突き止め、安定的に作製できるように

なったとのこと。

この成果により、精子や卵子ができる仕組みを詳しく調べることができ、将来的には不妊治療などにも応用

される可能性が指摘されています。

万能細胞の研究や成果が次々に報告されています。

早く実用化の恩恵を受けたいものですね。