インドに滞在していた女性が現地の男ら5人に拉致・監禁され、性的暴行を
受けるという事件が起きたことが分かりました。
画像:【聖地ガヤ】
http://www.theguardian.com/world/2015/jan/02/three-arrested-india-kidnap-gang-rape-japanese-woman
現地時間の2日、インド警察が発表したもの。
インド・コルカタに滞在する22才の女性研究者は5人の男に拉致され、ブッダが悟りを開いたとされる
聖地ガヤから約130キロ南に離れた町パトナに3週間ほど監禁された上、強かんなどの性的被害
にあったとのこと。
女性は12月26日に自力で脱出し、コルカタ警察に被害届を提出。
容疑者5人のうち、3人が逮捕されました。
女性はインドの農村について研究しているとも伝えられています。
近年、インドでは性犯罪が急増していることから、強かん罪の刑期が20年と厳罰化しています。
また、2007年9月と2010年4月にもインドで日本人女性が同様の被害にあう事件が起きていますが、
外交関係への影響などを政府やマスコミが考慮してか、あまり報道されていません。
現地をよく知っているであろう女性研究者も被害にあってしまいました。
インドは仏教の国にもかかわらず、問題の多いカースト制度や性的被害に関する事件が目立ちます。
治安の悪い地域へ行く際は十二分に情報を仕入れ、安全対策などの準備をしてから行くべきです。