新年明けましておめでとうございます。

 

正月休み明け、暴飲暴食の限りを尽くした皆々様には申し訳ございませんが、新年一発目のオモコロ特集では暴飲に関する重要なインフォメーションをお届けいたします。

 

かつてオモコロ特集で高円寺の朝飲みツアーを紹介しましたがアレの難易度が高すぎて全く一般の皆様のお役に立てる情報ではなかったと深く反省。

今回はハードルを大幅に下げた大変取り組みやすい朝飲みツアーとして、池袋西口で朝からお酒が飲める、通称「朝ベロ」の出来る優れた飲み屋を幾つかご紹介したいと思います。

 

池袋の朝ベロシーンというのは酒飲みの間では以前から割と知られているテーマではありますが、実際にそれらをハシゴ体験したレポートにより、元から知っていた人にはその層の厚さを再確認してもらい、全く知らなかった人にはその闇の深さを感じていただければ幸いです。

 

 

 

 

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朝六時の池袋西口前。流石に人もまばらでとても静かです。

 

 

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IWGPも一昔の話かとは思いますが、夜の街、若者の街のイメージも強いここ池袋が都内でも有数の朝&昼ベロスポットだということを、今日は皆様へ体験レポートにて感じて頂きたく。

若者たちが楽しそうに朝帰りするその背中を眺めながら、死んだ目をした30代による池袋の朝ベロが厳かな雰囲気の中スタート・・・!

 

 

 

1軒目:大都会(24時間営業)

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朝6時、池袋の名店の一つ大都会に余裕の入店。

元々そば屋としてスタートしたという大都会、現在もそばは勿論、食事メニューは充実しており飲み屋としての役目にとどまらず、24時間営業の便利なファーストフード店という側面も。

池袋で今なお輝く名店・大都会なくして池袋の朝飲みシーンは語れない!

 

 

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オーダーは安心の食券制。

 

「ビール3杯券」「ビール4杯券」がいずれも1000円の為、素人はここで無様にうろたえてしまうのですが落ち着いて下さいね、3杯券には小粋なおつまみがきちんとアタッチされてきます。

図に乗って「ビール10杯券じゃい!」などとビール券をウェイしたガッツのある諸兄姉には残念ですが、食券の魔法はその日限り、余ったりしても翌日には葉っぱに変わって「化かされた~」となりますから、帰りしな、その辺の目つきの悪い泥酔紳士に分けてあげると信じられないくらいの愛嬌で感謝され、お互い大変心地のよい気持ちになります。

 

また、チューハイのことを「プレーン」などとスタイリッシュに呼ぶのもここ大都会ならでは。どうかパニック症状などを起こさぬ為に、肝に銘じての入店を心がけて頂きたく。

 

いやあ、大人になっても色々と勉強することが多いですね。

 

 

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朝6時の入店時、「朝まで飲んでる人」と「朝から飲み始めた人」の比率は半々ぐらいでしょうか。

この日、7時に近づくに連れ徐々に「朝から飲み始めた人」の比率は高まり、それを見た朝まで飲んでる勢が「うわあ、朝から飲むやつこんなにいるの?」とクズを見るような目で驚いてみせていましたが、お前らも大概だろ。

 

 

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酎ハイ3杯券には何のサワーかもきちんと丁寧に記入しましょう。

僕のようにカツゼツに問題がある人ですと、レモンサワーといったつもりが緑茶ハイがやってくるなどのトラブルにも繋がります。

 

ともかく、池袋の朝ベロなら、安心の老舗・大都会がオススメ!!

 

 

 

 

2軒目:若大将 まつしま(24時間営業)

 

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朝7時。

続いて2軒目、大都会から歩いて20秒の場所で、若大将まつしまがイカ釣り漁船並みのトゥーマッチな照明で皆様をお待ちしております。

 

かつて「何でハシゴすんの、一軒にずっと居ればいいジャン」などと趣の浅い事を吐いたバカチンが居たのですが、実は全面的におっしゃるとおりです。

その店が許してくれるなら、基本的に店を変える必要はないのです。だけど僕たちは店をハシゴしちゃう・・・・・それはなぜか、全面的にバカだからなのです。

 

 

 

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こちら、つまみに関しては全品325円均一。

極めてスタンダードなメニューが並び、少ない予算で適度に飲みたい人には打ってつけのお店。

カウンター席がメインで、独り飲みにも最適。

 

 

 

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飲み屋あるあるの「御予約席」ですが、さすがにこのお店がやるのは無理があるのではないか!と思いつつも、この様なお店に早朝「予約をしていた○○だが」などと言いながら入っていくようなアツい男が実在することを信じたい気持ちでいっぱいです。

 

 

  

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