安芸倫也「ど、ど、ど童貞ちゃうわっ!」
冴えない彼女SSです。
倫也「ちょっと先輩、パソコンやっている時に耳に息を吹きかけるの止めてよ!」
霞ヶ丘詩羽「あら、美女四人にご奉仕させているのに、まだそんな清純ぶった事を言うの?」
倫也「人聞きの悪いこと言わないでよ!ゲームの企画を立てているだけじゃんか!」
詩羽「白々しい…私を水族…ラブホテルに連れ込もうとしたじゃないの?」
澤村英梨々「と、倫也、本当なの?」
倫也「先輩が連れ込もうとしたんでしょ!」
詩羽「あら倫理君…?その慌て方、もしかして童貞?」
倫也「ど、ど、ど童貞ちゃうわっ!」
詩羽「は?」
英梨々「え…?」
氷堂美智留「ふーん…」
加藤恵「……」
倫也「ん?何この雰囲気」
詩羽「倫理君…いえ不倫理君、誰、誰が貴方を汚したの…!言いなさい…!言え!」
倫也「いや、今のは冗、美智留「そういう反応という事はアンタじゃないんだね、霞ヶ丘さん?」
詩羽「あら?どうやら貴方でも無いのね氷堂さん?というかそんな薄着で破廉恥よ、もう少し
恥じらいと言う物を覚えてはいかが?」
美智留「ええ~恥じらいも何も、トモとあたしは家族みたいな物だし、というか已に家族だし?
高校生になってから出会って、少し位トモに言い寄られただけの人が口を出さないでくれる
かな~?」
詩羽「言ったわね…、そういう貴方こそ、家族とか言ってる割には見ず知らずの輩に倫理君の
童貞を奪われたりして、家族とか言ってるけど貴方が一方的に言い寄っているだけじゃないの?」
美智留「ふーん、へー、あっそう、そういう事言うんだ~、良いよ、誰が本当のトモの彼女か
証明してあげるよ!まっててねトモ、今すぐ泥棒猫始末して、あたしがトモの一番に成って
見せるよ!」
倫也「お、おい美智留!英梨々お前も何か言ってやって…」
英梨々「倫也はあたしの物、倫也はあたしの物、倫也はあたしの物、倫也はあたしの物、
倫也はあたしの物、倫也はあたしの物、倫也はあたしの物、倫也はあたしの物、
倫也はあたしの物、倫也はあたしの物、倫也はあたしの物、倫也はあたしの物、
倫也はあたしの物、倫也はあたしの物、倫也はあたしの物、倫也はあたしの物、
倫也はあたしの物、倫也はあたしの物、倫也はあたしの物、倫也はあたしの物、
倫也はあたしの物、倫也はあたしの物、倫也はあたしの物、倫也はあたしの物、
倫也はあたしの物、倫也はあたしの物、倫也はあたしの物、倫也はあたしの物、
倫也はあたしの物、倫也はあたしの物、倫也はあたしの物、倫也はあたしの物っ…!」
倫也「」
詩羽「そういう反応するという事は澤村さんでも無いのね、良いでしょう倫理君、
いえ倫也、貴方の隣は誰でも無い、私こそが相応しいという事を教えてあげる…!」
倫也「せ、先輩?先輩!」
加藤「……」
倫也「か、加藤?」
加藤「………」
倫也「……?」
加藤「安芸君…、私…、帰るね…」
倫也「か、加藤…?お、おい加藤、加藤さん??????」
-----翌日学校-----
倫也「昨日は変な感じに終わったな…先輩も、加藤も先に帰っちゃうなんて…」
英梨々「倫也…」
倫也「おっ英梨々、お前はまだ残ってたのか?」
英梨々「うん…あたしはいつでも倫也の側に居るよ」
倫也「そ、そうか…ありがとう、そ、それで昨日の事なんだが…」ゾクッ
英梨々「倫也…ちょっと痛いけど我慢してね…?」
倫也「は?だ、誰だこの黒服の人達!?な、何をするきさまらー!」
………
倫也「ん…?ここは何処だ…倉庫…?」
英梨々「気がついた?」
倫也「英梨々!お前何をして…!」
英梨々「あたし、倫也にとって、なんなのよっ!!
ねぇ? 倫也にとって、わたしはなんなの…?」
倫也「英梨々…?ちょ、ちょっと落ち着いて…」
英梨々「アンタが悪いのよ…アンタが次から次へと女を作るから…」」
倫也「ちょっと待て!色々言いたい事が、英梨々「うるさい!!」
英梨々「あたしね思ったんだ、アンタの浮気癖は一生治らないって、だからあたしが…
あたしが…矯正してあげるわ、感謝なさい!」
倫也「去勢!?じゃなくて矯正!?言ってる意味が分からないぞ!ていうか、おば…
じゃなくて小百合さんは?そもそもあの黒服は誰だよ!」
英梨々「母さんは大歓迎って、父さんも全面的にバックアップしてくれるってさ、あの黒服の
人達はお父さんの知り合いの人に頼んだのよ、イギリスの」
倫也「知り合いってお前、M○6とかじゃないだろうな!?あの人達何やってくれてんの!?」
英梨々「倫也、私とイギリスに亡め…ちょっと旅行に行きましょう…?」
倫也「いま亡命!?亡命っていったよね!?」
英梨々「大丈夫よ、国籍がイギリスに姓がスペンサーに変わるだけだから」
倫也「はあ!?」
英梨々「さあ倫也私と…?」ガクッ
美智留「トモ助けに来たよ!」
倫也「み、みっちゃん、いや美智留!」
美智留「トモってさ昔から抜けてるよね~、もう少し気を付けて欲しいな~って」
倫也「あ、ああ?分かったよ?っえ…」ガシッ
姫川時乃「ごめんね~トモ君、でもミッチーが協力したら…」
水原叡智佳「私も彼氏居るんだけどさ」
森丘藍子「…男の子の体、…興味ある…」
美智留「ほらさ、こういう事に成るんだよ。でも大丈夫だよ、初めは私が担当するから
あたしトモとなら、そんなに悪くない思い出…ううん最高の思い出にしようね!」
倫也「ま、まて美智留!みっちゃん!早まるな!」
美智留「トモ、あんた、あたしにあんな格好させておいて…他の子ばっか構って
でもトモ言ってくれたよね、一緒に幸せになろうって、だから私決めたんだ…
トモ…私と家族に成ろ?ううん…私がトモの家族を増やしてあげるよ!」
倫也「」
………
倫也「な、何とか逃げて家に帰って来れた…」
詩羽「あら、おかえり倫理君」
倫也「全くみんな何を考えてんだか…ただいま先輩」
詩羽「先輩なんて他人行儀はやめて、詩羽って呼んで」
倫也「あぁそれはゴメンよ、先…じゃなかった詩羽…ってぇ!?なんで先輩が!?」
詩羽「なんでって???」
倫也「そうやって可愛い仕草で誤魔化そうとしないでよ!?」
詩羽「可愛いだなんて///倫理君の癖に生意気よ///」
倫也「話が1ミリも噛み合わない…とにかく!先輩ゴメン、今日は疲れたから、もう帰っ
詩羽「倫理君、私思うのよ、貴方はこのままじゃ駄目になるって」スルッ
倫理「く、黒ストッキング!?じゃなくて、い、意味が分かりませんよ!?」
詩羽「わからない?だったら教えてあげるわ。仕方がないわよね、こんな行為に及ぶのも
リアルは小説よりスリル満点だからだもの、あぁそうか
これは貴方から与えられたプレイなのね倫理君、いえ倫也。
そうよ、えぇそうなのよ。あんなに情熱的に求められちゃ
こんなプレイに付き合ってあげたくなるわ。
全く不倫理君ね倫也は。いいわ付き合ってあげる
とことん最後まで、その代わり私の物になってね
ううん、貴方は私の言うこと、聞いていれば良いの
何処の泥棒猫と行為に及んだかは知らないけれど
二度としちゃダメよ?その泥棒猫は私が責任持って消しておくから
その代わり貴方は私と///いいえ、やっぱり倫也が悪いんだもの
そっちが尽くすべきよ、まずはそうね…私を抱きしめなさい
ギュ?ってしなさい//倫也の匂いを嗅がせて
ううん倫也を舐めさせて、倫也を食べさせて
素敵…スキャンダル過ぎる…やっぱり噂になってナンボだわ、さぁ始めましょう?」
倫也「」
詩羽「あら感動して、何も言えなくなっちゃった?
大丈夫、私が歳上だもの、リードしてあげるわよ」
倫也「り、リードって…ってぇ!何そのコーヒー!?」
詩羽「貴方に残ってる他の女の子の残り香を消すの、
少し眠って貰うだけよ、飲みなさい、飲むのよっ!飲めっ!」
倫也「ちょっ!?眠らせて何をするつもりっ…がっガポポ」ガクッ
詩羽「さてと…まずは上着を脱がせて、この香りを存分にって…あら…?」ガクッ
???「………」
-------------------
倫也「…知らない天井だ…って!?ここ屋外じゃん!?」
???「目が覚めた?安芸君?」
倫也「か、加藤?」
(夕焼けに包まれる中、俺と加藤はボートに乗って湖?の様な場所に居た。
夕日に照らされ、茜色の色彩が辺り一面を覆っていた。夕日の影が加藤
を染め、ポニーテールが僅かな風に少し揺れていた。その姿はとても、
可愛いと言うか、妖艶だった…)
加藤「安芸君…ずっと起きないんだもの、私退屈しちゃった。」
倫也「ああ…それはごめん、でもどうして俺たちボートに、
加藤「ねえ安芸君、ちょっとひどいんじゃないかな?
私をヒロインにしてくれるって約束したのに…」
倫也「あ、ああ…?ごめん…」
加藤「約束…約束したのに…」
(加藤は俯き、ブツブツと何かを呟いていた)
加藤「なんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんで
なんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんで
なんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんで
なんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんで
なんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんで
なんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんで
なんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんで
なんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんで」
倫也「」
加藤「私ね、考えたんだ、安芸君が他の人ばっかり
構うんだったら、私だけ構えない、私だけ見れない
様にすればいいんだって」
(その時俺は気がついた、何処からか波の音が聞こえて来る事に…)
加藤「ねえ…私を…可愛いヒロインにしてね…と、も、や、君?」
END
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