ソニーのスマートグラスにハンズオン:普通のメガネに付けるだけ
着け心地はOK、見た目は…。
ウェアラブルコンピュータは引き続きトレンドで、メガネ型コンピュータ、いわゆるスマートグラスも引き続き各社から出てきてます。グーグルが先陣を切りましたが、マイクロソフトも作ってると言われますし、ソニーからも発表されてます。ソニーは去年のCESですでに「Smart Eyeglass」を発表していましたが、昨年12月には既存のメガネやサングラスにくっつけられるモジュール「SmartEyeglass Attach!」を発表しました。今回のCESでは、このSmartEyeglass Attach!にハンズオンできました。
SmartEyeglass Attach!のプロトタイプは大体想像通りの作りで、既存のメガネのフレームにくっつけて使います。640×400の小さな有機ELディスプレイと、コンパスに加速度計、ARM Cortex A7プロセッサ、400mAhのバッテリ搭載です。Wi-FiとBluetoothで他の機器と接続できます。
まず大事なのは、軽いってことです。重量は約40gと、もちろん重さをまったく感じないわけじゃありません。でも装着感としては「メガネをかけてるだけ」って感じで、何かサイボーグ的なものを付けてるような感覚とは違います。
が、やっぱり見た目的にはいかにも、ですね。スペックなど詳細はこちらにあります。
ユーザ側からはこんな風に見えます。表示されてるのはランニングアプリのデモで、走るルートや速度が表示されています。さらに友だちからの励ましのメッセージがポップアップしたりもしてます。
違うタイプのメガネやゴーグルに着けるとこんな感じです。
うーん、既存のメガネに付けられるのはコンセプト的には良さそうなんですが、実際の見た目はこの前のSmartEyeglassの方がすっきりしてるんじゃないですかね…。こちらでは、幽霊をやっつけるARゲームをプレイしましたが、ナビゲーションアプリにも使えるし、他のいろんなことにももちろん使えることでしょう。画像はこちらです。
Sean Hollister - Gizmodo US[原文]
(miho)
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