マック、全従業員を100歳以上に 4月にもこれは嘘ニュースです
新商品のポテトは全身で謝罪の意を表した
問題発覚時、海外出張から帰国中だったサラ・カサノバ社長と機内で席を隣にした韓国人女性は「(カサノバ氏が)読んでいた書類の中に「クルー全員を100歳以上に」という文言を目撃した」と話す。女性はカサノバ氏が席を立ったときに撮ったという書類の写真も所持していた。
この証言に基づき、さらに取材を進めたところ、あるマクドナルド関係者はこれが実際に検討中の案であることを認めた一方で「あくまで高齢者雇用への取り組み」と説明し、異物混入とは直接関係ないとした。
だが写真からは「雇用条件:総入れ歯」の記述も確認できる。これについて高齢者問題に詳しい京都大学歯学部の坂本義太夫教授は「クルーを総入れ歯の高齢者だけに絞ることで、商品に人の歯が混入する可能性をゼロにするのが最大の目的ではないか。誤ってパティ(ハンバーグ)をバンズでなく入れ歯で挟んでしまっても、ほとんどの消費者は食べる前に気づくので、1本ずつ歯が抜ける若いクルーより異物混入リスクは低い」と指摘する。
またカサノバ氏が7日の記者会見に出席しなかったことへの批判が相次いだが、欠席の理由は機内で提供されたマカダミアナッツの袋に人の歯が入っていたことに激昂した隣席の韓国人女性がインド上空を飛行中だった飛行機をスペインまで引き返させたためだったこともわかった。