『週刊漫画ゴラク』連載、「極!!男塾」の第21話
日の丸・モミアゲ・三平の三人は、シャイツ星人の三兄弟とのチンチロリン勝負。一噛みで即死する宇宙ヘビが怖くて動けず、1・2・3(ヒフミ)の倍払いを出してしまった三人。片や三兄弟は兄弟ならではの息の合ったコンビネーション技で宇宙ヘビをふっ飛ばし、6の出目を出してきた。これを参考に三人は挑むも、ヘビも完全に読んでいて行動を取らせません。結果、またしても1・2・3(ヒフミ)の倍払いを出してしまいます。

以後、連戦連敗の10連敗！　ライフも残り僅かになってしまい次が最後になりそうだ。ライフがゼロになったときはそれは文字通りに死を意味します。三人は打つ手もないまま このまま死を迎えてしまうのか!?
ここで生徒会長からアドバイスが。背の高い生徒会長から見ると、ヘビは指揮系統に基づく統制のとれた動きをしているんだそうだ。ってことはヘビの中に指揮を執るボスがいるってことか！　これを知るや小細工をやめてボス探しに専念する三人です。けれど宇宙ヘビとて黙って見過ごしてくれるわけがありません。ガッチリと噛まないまでも手足をかすめるように三平とモミアゲを毒牙にかけました。残るは日の丸ただ一人！

その日の丸が遂にボスを見つけました。他の宇宙ヘビと違って目が5つもあります。渾身のストレートがボスの胴体を貫き、途端にヘビたちは動かなくなりました。いや、動けなくなったとすべきですね。出目を出すなら今しかない！　しかし三人とも毒が回った状態でまともに動けません。いま動かなければ永遠に眼が閉じたままだぞー！

男塾魂で最後の力を振り絞り、出した出目は50倍となる大逆転のピンのゾロ目だった！　
「偶然なんかじゃねえ　あの三人の気迫があの目を出したんだ」
学帽昌のつぶやきが三人を静かに讃えるのでした。　つづく
　
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