「歌は時代を象徴する」がよく分かるインフォグラフィック
どんな歌詞が時代を象徴しているか、考えてみたことはありますか?
デヴィッド・テイラーさんはこのインフォグラフィックで、ビルボード・チャートに出てくる歌のタイトルの傾向をその年代とほかの年代で比較。表にして一望すると、ものすごく興味深い内容です。
この表は1890年代からこの2010年代に至るまで100年以上のデータを網羅し、「年代」ごとに5つの特徴的なワードを拾っています。左から3列目の「Keyness」というのは、その言葉がどれだけその時代特有のものなのかを示したもの。たとえば、1920年代の「Blues」や1930年代の「Moon」なんて言葉は、その最たるものでしょうな。
テイラーさんの調査結果から、最も興味深い内容をいくつかどうぞ。
2010年代は汚い言葉(「hell」「fuck」)や仲間意識(1990年代から2000年代の「you」「ya」「u」に代わって「we」がよく使われる)が増していますね。
キーワードからその年代のジャンルを追うこともできます: 1910年代「ラグ」、1920年代 「ブルース」、1930年代「スウィング」、1940年代「ブギー」「ポルカ」、1950年代「マンボ」、1960年代「ツイスト」、1970年代「ディスコ」、1980年代「ロック」といった具合に。その後、人々は歌のタイトルにジャンル名をわざわざ入れなくてもいいことに気づき、ジャンルは聴いて理解する傾向になったようです(イン・シンクは2001年に「Pop」とつける必要なんてなかったかも)。
多くの年代が、この5ワードを使ったセンテンスで理解できます。たとえば2010年代なら「Hell Yeah, We Die, Fuck!」、2000年代は「Ya Breathe It Like U」、1990年代は「You Get Up, U Thang」、1980年代は「Don't Rock On Fire, Love」、そして1930年代は「Sing, Moon, In A Swing」みたいな感じです。
まずはご自身の目でチャート全体を追ってみてください。なかなか発見が多くて面白いですよ〜。
source: David Taylor via Flowing Data
Jamie Condliffe - Gizmodo US[原文]
(Rumi)
- cheero Power Plus 3 13400mAh 大容量 モバイルバッテリー
- cheero