これまでにも数多くのコストパフォーマンスに優れる端末を市場に投入し、中国のスマートフォン市場の覇者にまで登り詰めることに成功した中国Xiaomi。今回、その彼らを象徴するような新端末が、新たに中国TENNAの認証を正式に通過していたことが明らかになりました。
海外メディアPhone Arenaが伝えるところによると、この名称不詳の新端末の価格は「65ドル」(約8000円)に設定される見込みとのこと。その価格の安さを最大の特徴とするこの端末のもう一つの特徴としては、中国Leadcore Technology製のヘキサコア(6コア)SoC「LC1860」を搭載している点が挙げられます。
以下、主なスペックです。
OS | Android 4.4.4 KitKat |
ディスプレイ | 4.7インチ HD(1280×720)ディスプレイ |
SoC | Leadcore 1.6GHz駆動 ヘキサコア LC1860 |
GPU | Mali-T628MP2 |
RAM | 1GB |
内蔵メモリ | 8GB |
メインカメラ | 800万画素 |
フロントカメラ | 200万画素 |
ネットワーク | 2G通信(GSM) 3G通信(TD-SCDMA) 4G LTE通信(TD-LTE) |
その他 | デュアルSIM対応 |
ちなみに、LC1860は、英ARMの低消費電力コア「Cortex-A7」ベースのヘキサコアSoCで、製造プロセスは28nmとなります。また、全体的なスペックを見ても、約8千円で入手できる端末としては、十分に及第点を付けられる仕上がりになっているように思えます。なお、今回の情報では、具体的にいつ頃市場に投入されることになるかなどについては言及されませんでした。
Leadcore Technology製「LC1860」の説明図
さておき、中国市場における熾烈な価格競争は、2015年を迎えても一向に勢いを衰えさせる気配を見せません。いっそ、”ワンコインスマホ” のような超低価格端末を登場させる位にまで極めて頂きたいところです。
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著者
2014年10月1日より、縁あってGGSOKUメインライターに正式に就任。ここ最近は、スマートフォンやタブレットを始めとするガジェット類全般から、各種周辺機器にデジタルカメラ。果ては自作PCパーツやソフトウェア類にまでも食指を動かすに至る始末。イロモノ・キワモノガジェットもこよなく愛する、興味と好奇心の赴くままに生きる元人力車夫。2015年元日より、Twitterアカウント開設。
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イラネ!
別にお前がほしがらなくても日本で販売されないから
>ワンコインスマホ
コンビニとかスーパーの陳列棚に並んでそう
八万円かと思ったら八千円かよ
安すぎだろ…