9日(現地時間)、海外メディアPocket-lintが伝えるところによると、3人の元Googleの上級エンジニアが興した企業Jide Technologyによって、Surface Pro 3のような外観とUIを兼ね備えた2-in-1 ”Android” タブレット「Remix ultra-tablet」が正式に発表されたとのことです。
この製品を手掛けたのは、Google SearchやGoogle AdWords、そしてGoogle Mapsなどの開発にも携わっていた実績のある、ジェレミー・チョウ氏、デイヴィッド・コー氏、ベン・ルク氏といった、3人の元Googleエンジニアによって2014年に創設されたばかりのJide Technologyです。彼らの誇る開発チームは、マイクロソフト、Baidu、Amazon、ソニーなどを始めとする名だたる企業に従事した経験を持つ人々で構成されているそうです。
さて、今回彼らによって新たに世に送り出されたこの2-in-1タブレット、UIを一見すると「Windows OS」搭載機かと見間違える程ですが、やはり元Google社員が手掛けただけあってOSにはAndroidが、ただしデザインのみならず機能性までも大幅に手の加えられたカスタムOS「Remix OS」が実装されているとのこと。
まるでGoogleのマテリアルデザインとマイクロソフトのMetroデザインのエッセンスを混ぜ合わせたかのようなUIを誇るこのOSには、「マルチウィンドウ」によるマルチタスク機能が実装されています。
同時に、さらにこのOSと通常のAndroid OSとを大きく差別化するポイントとして、Windowsライクな「タスクバー」も実装されている点が挙げられます。これにより、まさにPCで行うように、複数の異なるアプリやゲームなどを瞬時に切り替えることを可能としているとのことです。
そのほか、ファイルマネージャーや通知センターなどの機能にも独自のカスタマイズが施されているほか、自動システムアップデート機能も搭載されていることが明らかに。なお、主なスペックは以下の通りです。
OS | Remix OS(Android OSベース) |
ディスプレイ | 11.6インチ フルHD(1920×1080)IPSディスプレイ |
SoC | NVIDIA Tegra 4 |
RAM | 2GB |
内蔵メモリ | 16GB |
その他 | 4pin充電ポート 搭載 |
近日中にも米国市場にて発売が開始されるほか、16GBモデルの価格が349ドル(約4万2千円)に設定されるとのことです。
さておき、「Remix」の名が示すようにまさにノートPCとタブレット、WindowsとAndroidとを融合させたようなこの魅力的なデバイスに懸念されることは、「この優れた機能性を十全かつ快適に活用するためにはTegra 4では少々パワー不足なのではないか」ということでしょうか。ともあれ、また一つ魅力的なタブレットが登場したことだけは、間違いなさそうです。
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著者
2014年10月1日より、縁あってGGSOKUメインライターに正式に就任。ここ最近は、スマートフォンやタブレットを始めとするガジェット類全般から、各種周辺機器にデジタルカメラ。果ては自作PCパーツやソフトウェア類にまでも食指を動かすに至る始末。イロモノ・キワモノガジェットもこよなく愛する、興味と好奇心の赴くままに生きる元人力車夫。2015年元日より、Twitterアカウント開設。
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さておき、毎回「さておき」、「ともあれ」が気になって、最後の方の文章が頭に入ってきません。ともあれ、このUIは一度体験してみたいところです。
日本語が下手ですよね。私もいつも気になっています・・・・
とはいえ、毎回これだけの記事を執筆しているのは本当にすごいと思います。
頑張ってください!
よかった。共感してくれる人がいて。
前から気になって気になって、これが嫌でサイトを見る回数が減ってるくらい。
ともあれ、指摘すると、すぐにアンチ扱いされてしまうしなぁ。
さておき、ライターとして常識的な言葉遣いを心がけてほしいものです。
あー気持ち悪い。
最近ライターさんの吊るし上げが無くなったと思ったら又…。
さておき、パワー不足が不安なのに魅力的って…。
パワー不足の時点で魅力ないんじゃないかと思いますが。
いろいろと融合させたようなところが魅力的と言ってるんだよ。
パワー不足であろうがなかろうが、その点においては魅力的であることには変わりはない。
それにパワー不足の話だって、そういう懸念があるかもしれないと言っているだけだし。
皮肉りすぎて伝えたい文意を殺してるぞ。
>「さておき」、「ともあれ」が気になって、最後の方の文章が頭に入ってきません。
自分でそれ実践してりゃ世話ないよ。
Baidu「バイドゥ)…ハイ、ないわ。
結構おもしろそうではある。一応かなり安いから、Surfaceとの差別化もできてるっちゃできてるのか。
ただ、dellとかも5万円くらいのsurface型のWin8タブレットPC出してるから、そっちとはかぶっちゃうと思う。
税込46,000円のSurface2さんのことも忘れないであげてください
デスクトップアプリが動かない時点で競合はRT版だわ
正直SurfaceRTだと単純にアプリが足りないから、競合にはきついと思う
Surface2は価格がネックだよね
安ければSurface ProやAndroidタブなんかいらないくらい
Windows8.1 for Bing 搭載のノートPCは3万円位だったような
これ一応デスクトップ版のWindowsでしょ
× for
○ with だった
ていうか右上にちょうど広告が貼ってあった(HP 14インチ 税抜29,800)
RT買うぐらいならどう考えてもこっちでしょ
いまさらTegra4って…
tegrak1なら面白かった
後ろのロゴが遠目だと「お」に見えてしまう。
・・・思わず2度見しちまったじゃないか
拡大したらみに見えたw
レノボの激安パソコンで十分
それはない
でもtegra4じゃCPUスペック的にはAtom系のPCと大差ないんじゃない?
My picturesやMy musicフォルダのような
Windowsのセンスの悪い部分までパクらんでもいいのに
Pro3ってか大きく薄くなったPro2って感じ・・・
ってそれじゃちょっと大きいSurface(RT)2じゃないか!!
でもあっちにはBaiduがいないから安心
幾らハードウェアやOSをパクっても、肝心なアプリがないんじゃ売れる訳ねぇだろ
それはすでにSurface(RT系)が通った道。Android端末がWindowsRTの後を追う日が来ようとは…orz
ベースがAndroidなので基本的にはAndroidアプリが使えるんじゃないですかね
この記事の中にはそのあたりのことは書いてないですが
yoga tablet 2 proといいAndroidの16:9は殊更萎えるな
Surfaceのモロパクリが出るってことは結局、Surfaceがタブレットの最終形なのかね
自立機構って、あれば普通に便利だと思うのに
タブレットにはあまり採用されてないよね
なぜだろう
必要な人はスタンド機能付カバー付けたりしてるからじゃない?
Surfaceは純正キーボードカバー前提だから本体側にスタンド付けたんだろうし