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キョン「ま、まさかおまえは……」




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1:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/16(水) 16:12:05.13


古泉「そうです私が超能力者です」フンモッフ

ハルヒ「なんじゃそりゃそりゃ~」ドンガラガッシャーン!

キョン「こうなったら記念にみんなでSEXしようぜ!いくぞハルヒ!」

ハルヒ「合点承知ノ介!」


ハルヒ「アン!アン!アン!」パンパン

みくる「ふぇええ!感じちゃいますう」クチュクチュ

古泉「アッー!」マッガーレ

やなせたかし「アン!パン!マン!」

坂本竜馬「ぜよ!ぜよ!ぜよ!」

鳩山由紀夫「アイムソーリー!」

織田裕二「アマルフィ!」

関東ローム層「 !!!  」

靴下「セックスよりソックスしようぜ!」

俺「クソスレ立ててごめんねwwwww」

↓以下臼井先生捜索スレ


4:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/16(水) 16:23:14.07


ハルヒ「それにしても臼井先生心配ね……アンアンアン!」パンパン

キョン「確かに……どうしたんだろうな。ウッ!」ドピュ

坂本竜馬「皆目見当がつかないぜよ」シコシコ

ジャムおじさん「う~ん、どうしたんだろうねぇ」コネコネ

関東ローム層「遭難したのかなあ」

靴下「そうなん(遭難)でしょうか、ってかwww靴下だけにwwww」



カムイ「変異抜刀霞斬り!」

一同「ぐぼあ!」

こ う し て 
み ん な
死 ん だ 。

          【完】


9:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/16(水) 18:49:39.17


短いが>>1



12:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/16(水) 18:53:08.84


この中途半端な時間に笑わせてもらった
ありがとう>>1



13:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/16(水) 19:09:19.49


小泉「長門さん、ですか? ・・・・・・記憶にありませんね」

キョン「朝比奈さんはどうですか?」

みくる「・・・・・・ごめんなさい。長門・・・さん、ですよね。わたしも知りません」

小泉「よろしければ、その方のことを詳しく説明していただけませんか?」

キョン「・・・・・・ちょっと確認したいことがある」

部室を出た瞬間にハルヒと鉢合わせする。

キョン「ハルヒ! 長門を覚えているか!?」

ハルヒ「・・・誰?」

キョン「・・・・・・今日、用事があるんだ。先、帰るぜ」

ハルヒ「え? ちょっ、キョン?」

覚えている。この現象はあの時とそっくりだ。


14:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/16(水) 19:10:25.27


>>13
キョン「嘘だろ」

俺は空き地の前で呆然としていた。あるべきものがない。
長門が世界を改変した際、古泉の教室が校舎から消えていたときも愕然としたが、
今回ほどびびってはいなかったぜ。

キョン「長門・・・」

長門の住んでいるマンションは消失していた。

なにをすればいいのかもわからず帰路につくと、
我が家の前に少女がぽつりと立っているのが見えた。
妹よりも小柄な少女だ。白いノースリーブのワンピースを着ている。
この季節にあの格好だと寒いだろう。

髪はショートで、やや寂しげな雰囲気――まさか、まさかな。

キョン「ま、まさかおまえは……」

少女「あなたを待っていた」

キョン「・・・・・・長門、なのか?」

少女はこくりとうなずいた。




17:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/16(水) 19:18:33.47


>>14
近所の公園

長門「何者かが、わたしを消去しようとした」

長門の話をまとめるとこうだ。
よくわかないナニかが、長門と親玉の接続を遮断した後、彼女に関連する全てを消去しようとしたが、
長門によってその計画は阻止された。
しかし、その際に長門の能力の大半が失われるとともに少女化してしまった。

キョン「なんで俺だけはおまえのことを覚えているんだ?」

長門「記憶改変の阻害は全ての者に行った。けど、あなたを除く全員の記憶が改変されてしまった」

キョン「その謎の存在が俺にかけた記憶改変が甘かったのか? それとも――」

おまえは俺を特別強く護ってくれたのか?

長門「解らない」

キョン「そうか」

長門「修正をする必要がある。あなたの協力が必要。・・・クシュン」

俺は驚愕したぜ。あの長門がクシャミ? はじめて見たぞ。


18:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/16(水) 19:20:38.37


>>17
キョン「大丈夫か? 寒いのか?」

こくりと小さくうなずく。
長門の白いワンピースは肌の色が透けて見えるほどに薄い生地だ。
見ているだけで寒くなる。

長門「今のわたしは平常時と異なる。あらゆる機能が低下している。風邪をひく可能性もある」

キョン「要するに肉体的には普通の人間と同じような感じか?」

うなずく。

俺は制服のジャケットを脱いで、長門の小さくなった肩にかけた。

長門「・・・・・・・・・」

長門は無言でまっすぐ俺を見ている。反応としてはいつもどおりなんだが、
不肖の妹よりも幼げな少女の姿で、まっすぐジーッとこちらを見る長門は無垢な子供にしか見えない。
思わず笑ってしまう。


19:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/16(水) 19:21:58.85


>>18
長門が小さく首をかしげる。すると長門の鼻からわずかに鼻水が垂れてきた。
ちっちゃくなっているとはいえ、あの長門が・・・・・・ッッ!

キョン「鼻水でてるぞ。ティッシュもってないのか?」

首をふる。

長門「この服と靴しか生成できなかった」

キョン「そうか、大変だったんだな。ほら、ちーんしろ。ちーん」

ティッシュを取り出し長門の鼻にあてる。

ちーん

長門「・・・こんなことをしたのは、はじめて」

そう言った長門の鼻と頬は同じ色に染まっていた。
寒さのせい、だよな?


20:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/16(水) 19:45:26.24


>>19
長門「あなたの部屋に泊めてほしい」

キョン「は?」

長門「わたしの住居は消滅した。修正するには休養が必要。あなたの部屋で休ませてほしい」

キョン「あ、ああ。まあ構わんぞ。しかし、家族にはどう説明するかな・・・・・・」

いまや少女と化した長門を家に泊めるのは、同級生の女の子を泊めるよりも困難に思える。
下手すりゃ未成年誘拐略取で後ろに手が回るかもしれん。
最悪、妹に一芝居うってもらうか。・・・・・・かなりの無茶振りだが。

そんなことを考えていると、長門は一人でスタスタと歩いていっている。
あ、こけた。

白桃が如き双丘が俺の視界に飛び込んできた。

―――ぱんつはいてない!?

長門の言葉を思い出す。
『この服と靴しか生成できなかった』
・・・・・・いや、ノーパンを気にしてる場合か!


21:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/16(水) 19:48:22.71


>>20
キョン「長門!」

膝から血が出ている。

長門「平気」

そう言って、歯を噛みしめる。

キョン「痛いんだろ。無理するな」

次の瞬間、俺は見ちまった。
俺は、こんな場面を想像したことも無かったし、
昨日までの俺じゃ想像しようとしてもできなかっただろうさ。


22:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/16(水) 19:50:53.13


>>21
いまや俺の妹よりも小柄な長門の涙がぽたぽたと、
それこそ降りはじめの雪のように地面に落ちた。

キョン「な、長門?」

長門「へい、き。・・・これは、反射的な、もの。いまのわたしの肉体が幼い、から」

少女長門のガラス玉みたいな瞳から、ぽたぽたと涙がこぼれる。
小さな唇は小刻みに震え、見ているだけで胸が痛くなる。

キョン「ほら」

長門「・・・・・・?」

キョン「おんぶしてやるよ。のれ」

長門「いい」

キョン「わかった」

俺は長門をお姫様抱っこで抱えた。


23:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/16(水) 19:51:46.32


>>22
長門「・・・ん」

キョン「?」

長門「・・・・・・あなたに触れて、新しく判明したことがある」

キョン「なんだ?」

長門「現在のわたしは、あなたと触れている間、ある程度までなら情報操作をすることが可能」


24:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/16(水) 19:53:41.94


>>23
長門(小)曰く、
俺を記憶改変から護る際に作ったバリアだかシールドだかのエネルギーのようなものが
まだ残っていて、そいつを流用することで、多少情報操作能力を使用することができるらしい。

長門「あなたに触れている状態なら、わたしの姿を第三者に認識できなくすることも可能」

そりゃあ安心だな。じゃあ、我が家に向かうとしますか。


部屋に入る途中、母親にも妹にも会ったが。
九歳ぐらいの少女をお姫様だっこしているにも関わらず、まったくいつもどおりの反応だった。

キョン「ついたぞ長門。長門?」

見ると長門は人形のようにまったく動かない。
ぞくりと悪寒が走った。まさか・・・。




29:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/16(水) 21:27:02.63


>>24
長門を抱えたまま、そっと顔を近づけると規則的な呼吸を肌に感じる。

キョン「・・・・・・眠った、のか」

長門をそっとベットに寝かせる。膝の怪我はいつの間にか治っていた。
このまま長門を眺め続けるのもなんなので、マンガでも読もうとしたら、
ふいに袖がなにかに引っかかった。
白く細く、そして小さい長門の指が俺のシャツを掴んでいた。


30:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/16(水) 21:28:14.21


>>29
キョン「・・・・・・・」

もし、いま俺の袖を掴んでいるのが、小型化した古泉だったら
即効で指をひっぺがし、枕スープレックスをかますところだが
相手は俺の命の恩人である長門様だ。
そんなバチ当りなことはできん。したくない。

俺はベッドに腰掛けると、長門の髪を撫でてやった。
長門は目を瞑ったままくすぐったそうな顔を浮かべる。
まるで普通の子供のようだった。

結局俺は夕飯もとらず、ベッドにもたれかかるようにして眠りについた。
エアコンをつけていても少し寒かった。


31:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/16(水) 21:30:21.44


>>30
長門「起きて」

長門に揺さぶられて俺は目覚めた。
周りは暗い。朝はまだだ。

キョン「どうした?」

長門「トイレに行きたい」

キョン「・・・? トイレで何をするんだ?」

お得意の情報操作か?

長門「・・・・・・排尿が、必要」

え? 長門、おまえ・・・・・・なんか、照れてる?

キョン「あ、ああ。そうだよな。おまえも人間・・・じゃなくて、有機ナントカだもんな」

こくりとうなずく。

うなずいた長門の頬が赤く見えたのは、部屋が暗かったからだろうか。


32:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/16(水) 21:32:12.76


>>31
長門と手をつないでさえいれば、情報操作で家族に存在を察知されずにすむらしい。

キョン「そこがトイレだ」

長門は俺の手首をつかんでぐいぐいトイレに向かって進み、そのままトイレに入った。
手はつないだままだ。俺は体をトイレの外壁にぴたりとつけて、ことがすむのを待つ。

長門の握ぎる力がきゅっとすこし強まった後、
ちょろちょろと小さな水音が響く。
なぜか俺が赤面してしまった。

その後、長門と俺は無言で部屋に戻った。


33:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/16(水) 21:33:31.28


>>32
長門は部屋に入ると、ぱっと俺から手を離し、ベットに入った。
首まで布団に入った少女の目線が俺を捕らえている。
小さな長門が片手で掛け布団を持ち上げた。
いましがた隠れたばかりの薄地の白いワンピースと白い肌が露になる。

長門「・・・一緒に」

寝ようというのか?

長門「問題ない」

まっすぐ俺を見つめる長門になんら他意はないのだろう。

まあ、色々と葛藤はあったが、長門とベットを共にすることにした。


34:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/16(水) 21:35:08.06


>>33
翌日、俺は長門に食パン一斤を与えた後、
風邪を引いたことにして学校をサボり、デパートの服売り場で長門の服を購入した。

キョン「それで大丈夫か?」

長門「大丈夫」

購入した厚手のワンピースの上にダッフルコートを着た長門は
だいぶいつもの長門らしく見えた。
まあ、背丈は小さいが・・・・・・。

キョン「似合ってるぞ」

どこを見ていたのかわからなかった視線が俺に向く。


35:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/16(水) 21:36:11.02


>>34
長門「・・・・・・・・・」

キョン「・・・・・・」

無言で何秒か見つめ合っていると、
なんか・・・頬が熱く、なってきた。

なんでだ? 俺、ひょっとしてロリ――

キョン「これからどうする?」

長門が無言で指を指す。

キョン「・・・学校、か?」

カクンとうなずいて、長門は歩き出した。


36:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/16(水) 21:37:13.18


>>35
キョン「古泉、睡眠薬を用意してくれ」

古泉『また唐突ですね。いったい何に使うんです?』

キョン「ハルヒを眠らせる」

古泉『・・・・・・眠らせて一体ナニをするつもりなんですか?
   いくら日頃のうっぷんが溜まっているからといっても
   あまり無茶をされても困るんですがね・・・』

キョン「俺はそこまでバカじゃねえ。責任は俺がすべて持つ。用意してくれ」

古泉『・・・解りました。その代わり睡眠薬を使用する際には
   僕も立ち合わせてもらいます。くれぐれも涼宮さんを
   怒らせたり悲しませたりするような真似はしないでくださいよ。
   そうそう、そういえばあなたが昨日言っていた長門さ――』

プツ

長門の話題は極力避けねば。
今の長門の存在を多く知られるとそれだけ修正が困難になるそうだ。

よし、次は朝比奈さんだ。
頼みますよマイ・エンジェル。


37:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/16(水) 21:38:03.62


>>36
部室

ハルヒ「あれ? キョン。あんた今日は風邪で休んだんじゃなかったの?」

キョン「治った。SOS団の活動だけは参加しとこうと思ってな」

ハルヒはキョトンとするとすぐに不敵な笑顔を浮かべる。

ハルヒ「あんたにしては殊勝な心掛けね。・・・・・・なにか企んでない?」

懐疑の眼差しが俺を射抜く。

ハルヒ「みくるちゃん。お茶ちょうだい」

みくる「は、はいっ! お、おお茶ですぅ」

メイド服を着こなした天使のごとき朝比奈さんが、
生まれたばかりの小鹿の如く手足をカタカタ震わしながらハルヒに茶を差し出す。

ハルヒ「・・・・・・キョン。この紅茶、あなたが飲みなさい」

キョン「なぜだ?」

ハルヒ「あんた、この紅茶になにか仕込こませたでしょ」

みくる「ひぇっ」

朝比奈さん・・・・・・。


38:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/16(水) 21:39:15.80


>>37
キョン「知らんな」

ハルヒ「そう」

ハルヒが俺のネクタイをぐいっと引っ張り、カップを強引に近づける。

ハルヒ「ほら、飲みなさいよ。なにも仕込んでないんでしょ」

キョン「おい! やめろ! わかった、わかったよ。飲むから放せ」

俺はカップをハルヒから取り上げ、朝比奈印の紅茶を飲み干した。

ハルヒ「ふん。最初から素直に団長の命に従いなさいよね」

そう言ってハルヒは、俺の前に置いてあった紅茶を飲み干した。

ハルヒ「ぬるっ! せっかくのあったかい飲み物をここまで放置する奴ってどうなの?」

ハルヒ「さーて、怪しげみくるティーを飲んだらどうなるか鑑賞しましょう。
    ね、みくるちゃん」

みくる「うう~」




39:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/16(水) 21:40:17.50


>>38
30分後、机に突っ伏し涎を垂らしているのはハルヒだった。

みくる「えっ、えっ? なんでですかぁ?」

古泉「なるほど。朝比奈さんをおとりにした訳ですね」

人聞きの悪いことを言うな。

古泉「しかし、なぜ涼宮さんがあなたの紅茶に手を出すと思ったんですか?」

キョン「ハルヒは我慢しない奴だ。のどが渇いているのなら、
    すぐ近くにある飲み物に手をつけるだろうことは
    簡単に想像できる。それが俺のものなら尚更な」

計画がうまくいかなかった場合は、
長門(小)が飛び出してハルヒを昏倒させる手筈だったんだがな。
そうならなくてよかった。


40:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/16(水) 21:41:21.66


>>39
古泉「さて、これからどうするつもりですか?」

キョン「三分だけ、ハルヒと二人きりにしてくれ」

古泉「・・・解りました。くれぐれも・・・・・・」

キョン「ああ」

みくる「え? え? キョンくん?」

古泉「さ、出ましょう」

おい古泉! さりげなく朝比奈さんの体に触れるな!


41:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/16(水) 21:43:20.09


>>40
キョン「長門、出てきていいぞ」

ロッカーがゆっくりと開き、長門が現れる。
ハルヒの力を利用して世界を修正するのがこの茶番の目的だ。

キョン「苦しくなかったか?」

長門「へいき」


42:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/16(水) 21:44:12.58


>>41
長門が手を差し出す。
俺はその小さな手をそっと握る。

俺と手をつないだまま長門は、
いつもどおりのベルトコンベアー的な歩みでハルヒに近づくと
その首筋にゆっくりと歯を立てた。

ハルヒ「・・・んっ」

ハルヒの首筋から口を離して長門が小さく呪文のようなものを唱える。

長門の体がぐんぐんと大きくなっていく。
俺は少し残念に思った。

なぜ、服ごと大きくなるんだ。

キョン「元通りになったか?」

長門「修正完了」

いつもと大差ない無表情の長門は、俺には少しほっとしているように見えた。


43:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/16(水) 21:45:29.59


>>42
それからの日々は、まあ良くも悪くもいつも通りさ。

そうそう、あの後、俺はロリじゃないということが解った。
小さな長門と見つめ合っている時にやたらドキドキしたのは、
俺がロリだからではなく、俺がどうしようもなくアイツを意識しちまってたからだったんだよ。
まあ、雪山でハルヒに長門を見る頻度の高さを提言された時からすでにそうだったんだろうさ。

ある日の帰り道

ふいに長門と手が触れる。

長門「・・・・・・・・・」

キョン「!?」

長門が俺の手を撫でるようにやわらかく握ってきた。




44:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/16(水) 21:48:05.17


>>43
長門「不思議」

キョン「なにがだ?」

長門「こうすると、落ち着かないのに安心する」

キョン「・・・俺もだよ。今度から二人きりのときはこうして手をつないでていいか?」

長門「いい」

長門は『いい』という言葉を肯定と否定の両方に使うが、俺は肯定と受け取った。

キョン「俺はおまえとずっと一緒にいたい。おまえはどうだ?」

長門「・・・・・・同じ気持ち」

冷たい手がわずかに力を強めた。


「ま、まさかおまえは・・・・・・」~長門編~ END


51:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/16(水) 22:37:39.28


>>4で終わらせておけば良スレだったのに
空気の読めない乗っ取りはマジで消えてください


45:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/16(水) 21:50:26.34


鬼才>>1の天才的アイディアを元におはなしをつくりました。
では、おやすみなさい。
皆さんいい夢を・・・・・・。



48:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/16(水) 22:07:26.33


これはいい乗っ取り
JvdjSFZ20乙





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