15日(現地時間)、中国Xiaomiはかねてより予告していた通りに新製品発表イベントを開催し、その場にて同社の最新フラッグシップモデルとなるファブレット端末「Mi Note」と「Mi Note Pro」を正式発表しました。
GSMArenaが伝えるところによると、Mi NoteとMi Note Proは米アップルの誇るファブレットiPhone 6 Plusとほぼ同等の外形寸法でありながら、一回り大きい5.7インチディスプレイを搭載しているとのことです。
また、両モデル共通で、背面部はXiaomiが「2.5D」ガラスと称する ”ややエッジがカーブした” Gorilla Glass 3で覆われており、同様に前面部は「3D」ガラスと称される ”しっかりとエッジがカーブした” 強化ガラスで覆われていることが明らかにされました。
「2.5D」と「3D」ガラスの説明図
以下、両端末の主なスペックです。
Mi Note
OS | MIUI 6(Android 5.0 Lollipopベース) |
ディスプレイ | 5.7インチ フルHD(1920×1080)ディスプレイ(386ppi) |
液晶保護 | Corning Gorilla Glass 3 |
SoC | Qualcomm 2.5GHz駆動 クアッドコア Snapdragon 801 |
RAM | 3GB |
内蔵メモリ | 16 / 64GB |
メインカメラ | 1,300万画素(Sony IMX214)OIS / デュアルLEDフラッシュ搭載 |
フロントカメラ | 400万画素 |
バッテリー | 3,000mAh |
ネットワーク | 3G通信 4G LTE通信 |
オーディオ | ESS ES9018K2M (DAC) TI OPA1612 × 2 |
その他 | デュアル4G SIM 対応 急速充電(QuickCharge 2.0)対応 |
外形寸法 | 155.1(W)×77.6(D)×6.95(H) mm |
本体重量 | 161g |
Mi Noteに搭載されるディスプレイには、シャープあるいはJDI製のパネルが使用され、NTSC比95%という高い色再現性と1400:1という高いコントラスト比を誇っていることが強調されています。
また、カメラ性能にもこだわっており、ソニー製のCMOSセンサーを採用したメインカメラには光学式手ぶれ補正(OIS)が組み込まれているほか、寒色系と暖色系の2種類の光を混交させて自然な色味で撮影することを可能にするデュアルトーンLEDフラッシュが搭載されているとのこと。加えて、フロントカメラに搭載されたCMOSセンサーの画素ピッチは、台湾HTCのUltraPixelカメラと同等の2μmを実現。
なお、専用のデジタルオーディオチップを搭載したことにより、最大ビットレート24bit/192KHzまでのハイレゾ音源の再生をも可能にしているそうです。
Mi Note Pro
OS | MIUI 6(Android 5.0 Lollipopベース) |
ディスプレイ | 5.7インチ WQHD(2560×1440)ディスプレイ(515ppi) |
液晶保護 | Corning Gorilla Glass 3 |
SoC | Qualcomm 2.0GHz駆動 64-bit オクタコア Snapdragon 810 |
RAM | 4GB LPDDR 4 |
内蔵メモリ | 64GB |
メインカメラ | 1,300万画素(Sony IMX214)OIS / デュアルLEDフラッシュ搭載 |
フロントカメラ | 400万画素 |
バッテリー | 3,090mAh |
ネットワーク | 3G通信 4G LTE通信(LTE Cat.9 対応) |
オーディオ | ESS ES9018K2M (DAC) TI OPA1612 × 2 |
その他 | デュアル4G SIM 対応 急速充電(QuickCharge 2.0)対応 |
外形寸法 | 155.1(W)×77.6(D)×6.95(H) mm |
本体重量 | 161g |
Mi Note Proは、ディスプレイの解像度がWQHD(2560×1440)に変更され、SoCとRAMがそれぞれSnapdragon 810と4GB LPDDR4へと強化されている点を除いては、ほとんどMi Noteと同一のスペックに仕上げられています。なお、SoCの変更にともなって最大450Mbpsという高速通信を実現するLTE Cat.9への対応も果たすこととなりました。
ちなみに、Mi Noteの販売価格は、16GBモデルが2,299人民元(約4万3千円)、64GBモデルが2,799人民元(約5万3千円)となり、Mi Note Proは3,300人民元(約6万2千円)に設定されました。また、両ファブレット共通で1月27日より中国市場で発売開始となる見込みとのことです。
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著者
2014年10月1日より、縁あってGGSOKUメインライターに正式に就任。ここ最近は、スマートフォンやタブレットを始めとするガジェット類全般から、各種周辺機器にデジタルカメラ。果ては自作PCパーツやソフトウェア類にまでも食指を動かすに至る始末。イロモノ・キワモノガジェットもこよなく愛する、興味と好奇心の赴くままに生きる元人力車夫。2015年元日より、Twitterアカウント開設。
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日本で出たら飛びつくのに…ぐぬぬ
いいなぁーこれ欲しいよ
ディスプレイの2.5DみたいのはLGがすでにやってるけど
minotepro個人輸入しよ
ついに日本メーカーのスペックを追い越したか…
日本メーカーは何やってんだ?スマホ後発国の中国にこの一年でここまで追いつかれるとはな
ソニーとか業績回復したいのなら、もっと真面目にやれ
日本メーカーは今年中にこのスペック以上のものを出せるのかな…ちょっと心配だな…
そろそろ海外社製スマホに手を出すかな
ついにXiaomiの時代が来ましたね
画像の「¥3299」で焦ったけど、人民元も¥と表記するんだな。
にしても欲しい。
凄く惹かれるものがあります
オンスクリーンキーじゃなくソフトキーってのがいいね。
最近では珍しいソフトキーに加えて挟ベゼルだから画面がかなり大きく感じそう。