TVアニメ『スターダストクルセイダース』第25話「『愚者』のイギーと『ゲブ神』のンドゥールその1」感想
みんなでヘリをお出迎えの際に一人だけ何故か胸を隠すかのようなポーズをとるポルポル君。
もしかしたらヘリの起こす風で胸元がはだけるのを気にしていたのかもしれません。乙女ですね。
約4か月ぶりにアニメ再開という事で、SLPYのダラダラ感想も再開させていただきます。よろしくお願い申し上げます。
精神テンションが貧民時代の時のシーザーなのでしょうか。一瞬、二部の時の敵はこいつだったかと勘違いしました。
コメントの指摘を受けて見なおしたらディオでした。
やっぱシーザーにしては目つき悪すぎると思った僕の目に狂いはありませんでした。
キャラを見間違えた件は別として。別としてください、お願いします。
新OPでさらっと二刀流を披露しているチャリオッツ
本編でも素の二刀流を披露してくれるのか、それともアヌビス神の時にOP映像がアヌビス神持ちに挿し替わるのか。
単にOPだけでのサービスカットかもしれません。サービス意欲旺盛なポルナレフは騎士道精神の鑑です。
そろそろか…(承太郎)
上記は、本編開始直後のヘリの到着を今か今かと待っていた承太郎の呟き。
視聴者にいたっては4か月ほど待っていたので、『そろそろ』どころじゃあ、ありません。
ヘリコプターだ(ポル) 言わなくても見りゃ分かる(花京院)
本編開始早々、花京院に軽くディスられる(?)ポルナレフ。それにしてもちょっと冷たいツッコミな花京院。
お前には勝てん(アヴ)
さらに助っ人の話題で、先の花京院のポルディスから引き続いたかのようなアヴドゥルによるポルディス。
ポルナレフが大人げなく犬相手にスタンドを使おうとするのですが、これに対してイギーもスタンドを出します。
この時、愚者が初出なので当然と言えば当然なのですがスタンド出現の演出がちょっと豪華。
一方のポルは、普通のスタンドの出し方だったので、出した時点で結構な大差がついているという不遇。
ただ単にイギーが演出面で優遇されていただけで、これはポルがディスられたわけではありません。
その上で普通に戦って、普通に負けるポルナレフ。
『犬だと思って油断しただけだぜ!(ポル)』⇒『だから、そのナメプ癖は直せと言っただろうが!(アヴ)』
というやり取りがこの後、きっとなされただろうことは想像に難くありません。
すまんポルナレフ 僕も髪の毛を毟られるのはごめんだ(花京院)
アニメオリジナルの花京院の台詞。イギーに蹂躙されるポルを見捨てて、ナルシストチックに髪をいじりつつ、この台詞。
まるでゲイのサディストかのような目で、ポルナレフを見据えます。多分これが後の悲劇を呼ぶ遠因にもなったのかも。
念写用のカメラで写真撮影
原作では三部が終わってからその存在が明らかになった記念写真。
タイミング的にイギー加入後、花京院負傷前のこの時に撮られたのは間違いなかったのですが、アニメでついに補完。
スタッフ側の、これはここでちゃんとこのシーンを入れておかねば、という気概もひしひしと伝わってきます。
肝心の写真はEDの最後で演出のためとは言え、地面にポイ捨てされていました。
撃墜されたヘリから、一枚か二枚こぼれ落ちたやつかもしれません。
ぅんどぅーる
その名前で一世を風靡したとか、しないとかのンドゥールさん。アニメの発音だと「ン」に力がかなり入っているのか
オンドゥル語っぽく聞こえます。もしくは声優さんのアヌスにツララか梅干しでも突っ込まれていたのでしょう。
肺の中の大量の水&小魚
ゲブ神の能力と関係ありそうで、本質的には関係ない現象。ジョジョではよくあることですが
これがンドゥールの意図的な作戦であるとしたら、自分の能力に対するヒントのようで致命的なネタバレにはならない程度の
情報をジョースター一向に見せつけることで、自身のスタンド能力に対する混乱を誘ったのだと思われます。
ゲブ神は見た目は水のスタンドですが、いわゆる水属性っぽい攻撃よりも斬属性の攻撃を行うスタンドです。
水としての性質は攻撃よりも、移動や防御面で発揮されてます。水属性を警戒していたら切られた、みたいな。
砂漠の真ん中で溺死、水筒に人の頭まるまる引きずり込むといった常軌の逸しぷりも
ジョースター一行に対する恐怖を煽る演出作戦だと考えられます。
その証拠にポルナレフに到っては自分のスタンドを出すタイミングにおいて完全に後れを取っていました。
審判の時とほぼ同じ失態ですが、隣で花京院が目を切られもしたので、パニックも致し方ありません。
僕だって嫌だ 嫌なものは嫌だ(小学生並みの花京院)
ポル相手だと嗜虐心の塊となってしまいがちな花京院。
ポルナレフとお互いにいやいや言いあいながら、イギーに襲われていたポルナレフを見下げ果てていた時と同じか
それ以上に冷たい目線をポルへと送ります。しかし、その目線…目玉がゲブ神に切り裂かれます。
これはあまり人を見下した見方はよくないという、隠されたメッセージなのかもしれません。
時計のアラームを優先しちゃうゲブ神
遠隔自動操縦でもあるまいに…とも思いましたが、もしかしたら少し自動操縦の要素もあるのかもしれません。
また、ジョセフ達は大声で喋っているのに、そっちは無視しているかのようにも見えます。
しかし、ゲブ神は基本的には地面の中で、かつンドゥールは地面から伝わる音を聞いているので
声などの空気中の振動は分からないように思われます。
時計に関しては、地面と接触した状態で音が鳴っていましたし、花京院へのファーストアタックも
花京院とポルナレフが腹ばいみたいな体勢で地面と口が近いまま、喚きあっていたのが知覚されたのでしょう。
今回ばかりは花京院がポルナレフをイジメていたのが裏目ってしまったとも言えるのではないでしょうか。
J・ガイル戦でもコンビを組み、無二の親友となった花京院を傷つけられたポルの巻き返しに来週は期待したところですが…。
新ED
帽子を脱いでいるレアな承太郎が拝めます。しかし最初のカットのアヴがどうにも
夜の星に願いをかける乙女のポーズにしか見えず、そっちにばかり気を取られて気付いたらED終わってました。
以上、感想です。ありがとうございました。