日本HP は小型Windows デスクトップStream Mini 200 を国内販売します。従来の
HP Stream シリーズ同様にクラウドストレージの利用を前提として内蔵ストレージを必要最低限とするなど、仕様を抑えることで価格も抑えた製品です。
コンパクトかつ安価ながらHDMI とDisplayPort によるデュアルモニタ環境を構築できるほか、4個のUSB3.0 端子や2.5インチシャドウベイなどの拡張性も備えます。
HP Stream Mini 200
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4 枚
本体は約145 x 146 x 53mm とCD ケースほどのサイズで、重さは約550g。VESA マウントには非対応です。
本体カラーはノートPC の
Stream 11と似ていますが、Stream Mini 200が単色のコバルトブルーなのに対し、Stream 11 はパームレストにグラデーションのついたホライズンブルーと若干異なります。
そのほか主な仕様は、インテルCeleron プロセッサ2957U (2コア2スレ1.4GHz)、2GB RAM、32GB SSD (M.2)、802.11b/g/n Wi-Fi、ギガビットLAN 端子、Bluetooth 4.0、USB3.0 x 4、HDMI x 1、DisplayPort x 1、SDXC スロット x 1、ヘッドフォンマイク兼用端子、2.5インチシャドウベイ(空き1)、セキュリティロック端子など。
OS はWindows 8.1 Update。日本語109無線キーボード、無線光学マウス、Microsoft OneDrive 200GB の2年間無料利用権が付属します。
HP Stream Mini 200 は2015年2月上旬発売予定。直販価格は税別2万7400円から。
競合製品ではASUS の13cm 角デスクトップ
ViVoMini や、OS は異なりますが同じく
ASUS のChromebox があります。
HP やASUS でもまだ大きいという場合は、ECS が重さ190g、容積0.4リットルの手のひらWindows デスクトップ
LIVA を販売中。より割り切った使い方をするならばマウスコンピュータやインテルのHDMI スティックPC もあります。
マウスコンピュータからHDMIスティック型Windows PC 『m-Stick』 MS-NH1、1万9800円で12月5日発売
インテル、HDMI端子に挿す Windows 8.1 PC『Compute Stick』発表。89ドルのLinux版も用意