閣僚に次々と政治資金支出問題が報じられた中、安倍首相が政治資金で「高級水」
を継続的に購入していることがわかりました。
画像:【安倍晋三首相】
http://economictimes.indiatimes.com/photo/45624895.cms
17日に報じられたもので、『日刊ゲンダイ』が公表されていない1件1万円以下の政治資金支出に関する
「少額領収書」の開示を請求したところ、発覚。
第1次安倍政権時に『週刊文春』が安倍首相の「高級水」購入を報じましたが、未だに購入し続けていると
のこと。
当時、この「高級水」をきらした事務所スタッフが代用のミネラルウォーターを出すと
「ダメだ。あの水じゃなくちゃ、ぜったいダメなんだ」
と怒ったというエピソードも。
安倍首相がこだわるこの水の名は「神立の水」。
画像:【神立の水】
http://joooyooo.blog28.fc2.com/blog-entry-1420.html
新潟・神立温泉の地下1400メートルから汲み上げた天然温泉水だそうで
<老化防止だけでなく、延命効果もある>
<飲む人を美しくします>
<神立の水で育てるかいわれ大根もひと味もふた味も違います!>
などとアピールされており、2Lのペットボトル6本入りで3120円(1本あたり520円)という高級水。
政治資金に詳しい上脇博之神戸学院大大学院教授は
「1件1万円未満の支出に詳しい報告義務がないことを悪用し、極めてプライベートな支出を恒常的に事務所費に計上している、と疑いたくなります。一国の首相として、あまりにもセコイ話です」
と語っています。
なお、ゲンダイが安倍首相の事務所にFAXで質問を送ると
「FAXは届いている」
と事務的な返信が返って来ただけで、回答がないとしています。
小渕優子・元経産相の問題などと比べれば、大した金額ではないですが、こういった面にも政治家の根底
にある考えが垣間見れますね。