【危機一髪】ゴミをあさっていた男、ゴミ箱ごと収集車に放り込まれる
■気づいたら収集車の中に
ついてない日だったんですね。というわけでアメリカはカリフォルニア州からのニュースです。ゴミ箱の中をあさっていたら、ゴミ収集車に放り込まれてしまった男性がいたそうですよ。
事件が起きたのはカリフォルニア州のサクラメント。今週の火曜日、午後のことでした。ヨロ郡警察の調べによれば、リオ・リンダ地区で、とある男性が通りに出してあるゴミのバケツの中から自分の財布を探し出そうとごそごそやっていたのだそうです。そこへ通りかかったゴミ収集車が、男性ごとゴミのバケツをつかむと、中へポイッと入れてしまいました。なんということでしょう。
ゴミと一緒に収集車に押し込まれてしまった男性は全く身動きが取れなくなりました。
■危うくブルにひかれるはめに
保安官のトレス警部はこの件についてこうコメントしています。
「この仕事に入って27年になるけど、こんな事件は初めてだよ。男性は収集車の中に1時間ほど閉じ込められたと言っているが、実際は3時間近かった。車が埋め立て地に到着し、中のゴミを排出した時、ドライバーは人がゴミの山の中から這い出てくるのを見て大慌てになったという訳さ。」
埋め立て地ではブルドーザーがが走り回っており、車がゴミをおろすとすぐにならしにやってくるのです。ドライバーは大急ぎでブルドーザーに合図を送り、こっちに来るなと呼びかけました。せっかく命拾いした男性は、危うくブルドーザーにひかれるところだったのです。
■午後だったのが幸いした
以下、トレス警部の補足です。
「収集車はその日の作業の最後の方の巡回だったので、中にはそれほどゴミがありませんでした。もしも早い時間帯だったらゴミがぎっしり詰まっており、車の中でブレードに圧縮されていたでしょう。たぶん人間は圧迫死していたに違いありません。本当に運が良かったですよ。」
この男性は名前が明らかになっていませんが、体に多少の痛みを感じるということですぐにサクラメントの医療センターへと運ばれたそうです。いやーほんと、危ないところでしたわ・・・。
ところで、日本なんかだと収集車にゴミを入れるのは人間の作業ですから、中に人がいたりしたらすぐわかると思うんですよね。今回どうしてこんなことになったのか、不思議に思った方はちょっとこちらの映像をご覧下さい。アメリカのゴミ収集車の様子です。
すごい!巨大なアームがバケツをつかんでは背中にボーン!運転手一人でやっているのです。このちょっと扱いが雑な部分も含めて、ザッツアメリカ。むしろ微笑ましいです。まあこんなですから、人がいても気づかずにボーンとやっちゃうこともあるのかも。
ところでこの方、財布は見つかったのかな・・・?
<ネタ元:Man scooped up by garbage truck lives to tell about it>
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