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アスカ「死亡事件多発?」シンジ「死因はツンデレによるもの・・・」


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1:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/08(金) 02:09:10.79


アスカ「バカらしい」

シンジ「でもマスコミが取り上げるくらいだよ?」

アスカ「こっちは使徒と命がけで戦ってるってのに!お気楽な国ね・・・バッカみたい」

シンジ「平和で良い事じゃないか」

アスカ「アンタバカぁ?アンタはエヴァで戦ってる当事者でしょ!?どこが平和なのよ・・・」

シンジ「そっか」

アスカ「はぁ・・・国も平和ならパイロットの脳みそも平和ね」

シンジ「そんな言い方しなくても」

アスカ「なんて無自覚・・・アンタが今までエヴァで戦って来れたのが不思議で仕方ないわ」

シンジ「何だよ!アスカだって僕の助けが無いと死にかけた事あるくせに!!」

アスカ「ぬわぁあああんですってぇえええ!!いつ!!どこで!!何時何分何秒!!?」

シンジ「分裂した使徒の時とかぁー!火口で使徒が覚醒した時とかぁー!!」

アスカ「うるさい!うるさい!うるさいぃいい!!」

アスカ「あんなの助けたうちに入らないんだからっ!!ノーカンよ!!ノーカン!!」

シンジ「ちぇっ・・・何だよ、こっちはこれでも心配してたんだから・・・感謝くらいして欲しいよ・・・」ぼそっ


3:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/08(金) 02:15:35.75


アスカ「えっ・・・?」

シンジ「何でもないよ・・・さ、洗濯でもしよっと」

シンジ「急がし急がし」

アスカ「・・・」じーっ

シンジ「なに?まだ何か言い足りないの?」

アスカ「ありがと」ぼそっ

シンジ「えっ?」

アスカ「何でもない」ぷいっ

シンジ「・・・なんだよ、聞こえなかったよ」

アスカ「なーんーでーもーなーいーっっ!!!!」

シンジ「はいはい・・・」

ピーッピーッ・・・

シンジ「あっ・・・洗濯出来た」

アスカ「・・・」じーっ

シンジ「今日は天気がいいからすぐ乾きそうだ♪」


4:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/08(金) 02:18:30.95


アスカ「・・・」じーっ

シンジ「ふんふーん」

アスカ「・・・」すくっ

シンジ「あれ?アスカどうしたの?」

アスカ「べっつにー・・・暇だから」

シンジ「転がってて良いのに」

アスカ「言ったでしょ!暇なの!!」ぷいっ

シンジ「明日は雨かな・・・天気予報見ておこう」

アスカ「あん!?」

シンジ「何でもないよ」

アスカ「フン!」

シンジ「ふんふーん」

アスカ「ちょっと!!」

シンジ「なに?」

アスカ「人のパンツ干しながら鼻歌歌うのやめてくれる!!?」


7:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/08(金) 02:27:36.19


シンジ「そんなぁ・・・」

アスカ「隣で本人が見てるのに無神経ね!このバカっ!!」

シンジ「そんな事言ったってアスカが毎日自分でやれば済む話だろぉっ!?」

アスカ「何でこの私が毎日洗濯なんてしなくちゃいけないのよ!

アスカ「そ・れ・に!!公正に決まった結果でしょ!?」

シンジ「僕がどう洗濯物干そうがアスカには関係ないでしょ!?」

アスカ「あるわよ!毎日鼻歌まじりに変態が私の下着に触れてると思うと吐き気がするわ!!」ぷいっ

シンジ「だから、だったら下着くらい自分で・・・」

アスカ「嫌よ!!面倒くさい!!」

シンジ「」イラっ

アスカ「何よその目!!文句あんの!?」

シンジ「別に・・・」イラァッ

アスカ「・・・フン!私に口で勝とうなんて、一万年早いのよ!バカシンジの分際でっ!!」

シンジ「いいよ、別に・・・アスカの下着くらいでアスカが勘違いしてる様な気持ちになんてならないから」

アスカ「」グサッ


10:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/08(金) 02:35:41.68


アスカ「だ、誰が勘違いしてるですってぇ?」

シンジ「アスカが」

アスカ「なにを勘違いしてるってーのー!?」ヒクヒク

シンジ「それ聞いちゃうの?」しれっ

アスカ「!!」イラっ

シンジ「それ、聞いちゃうんだ?わかってる癖に聞いちゃうんだ?」しれーっ

アスカ「わかんないわよ!アンタの気持ちなんて・・・!!知りたくもないし」

シンジ「あれ?矛盾してない?アスカぁ?」

シンジ「知りたくなければ聞かないよね?」にこっ

アスカ「うぐぅうう・・・」

アスカ「どうせ変態ネクラ野郎のアンタの事だから!!」

アスカ「この私の下着に触れてご満悦気分で毎日進んで洗濯してるんでしょ!!」

アスカ「役得ね!!学校中の男子の憧れの的のこの私の下着に毎日好きな時、無料で触れていられるんだから!!」

アスカ「感謝して欲しいくらいよ!!このバカ!!死ね!!」

シンジ「どうしたのアスカ?今日はやけに吠えるじゃないか・・・?」


12:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/08(金) 02:44:24.43


アスカ「ふぅ・・・ふぅ・・・」

アスカ「アンタが喧嘩売るからでしょ・・・!!」

シンジ「別に喧嘩売ってないよ」

シンジ「大体酷いよねアスカ」

シンジ「人を勝手に変態扱いして」

シンジ「その変態に毎日洗濯して貰っておいて感謝しろ?」

シンジ「いいよ・・・?これからアスカの下着は放っておくから」

アスカ「なっ・・・」

シンジ「これからは別の洗濯籠に入れてよね?用意しておくからさ、触られたくないでしょ?」

シンジ「あ、僕が変態だと思ってるなら体操着とかも嫌だよね?」

シンジ「変態に触られたくないモノはアスカ専用籠に入れて自分で洗濯よろしく・・・」

シンジ「あ、コレ後干さないといけないのはアスカの衣類だけだから・・・」

シンジ「手伝ってくれてありがとう、じゃ・・・籠買いに行くから」

シンジ「留守番よろしく」

アスカ「ちょ・・・アンタ・・・誰がそこまで・・・」


14:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/08(金) 02:52:21.57


シンジ「いってきます」バタン

アスカ「・・・あっ」

アスカ「ホントに行っちゃった・・・」

アスカ「何よ!!誰もそこまで言ってないじゃない!!」

アスカ「私は忙しいのよ!!テレビも見ないといけないし!!ゲームもしないといけないし!!」

アスカ「雑誌のチェックも宿題も!!」

アスカ「・・・ハァ」

アスカ(仕方ないわ・・・干そう・・・)

アスカ(何よ・・・ちょっと毎日悪いなって思って手伝いに入ったのに・・・)

アスカ(いつもの事じゃない・・・下着干して貰ってるのなんて・・・)

アスカ(何であー言う事、言っちゃうのかしら・・・?)

アスカ(バカシンジ・・・私の性格くらいわかってるでしょ!!)

アスカ(察しなさいよ・・・日本人は察しと思いやりが信条なんでしょ!?)

アスカ(大体、いつになく突っかかって来るのはアンタの方じゃないの!!バカシンジ!!)

アスカ(あぁ・・・イライラしてきた・・・)


17:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/08(金) 03:00:45.32


アスカ(よしっ・・・これで終わりね)

アスカ(私の洗濯って意外と多いのね・・・毎日シンジがしてくれてるのか、コレ)

アスカ(むっ!でもコレは公正に決めた当番の結果でっ!!)

アスカ(私には何の落ち度もないんだから!!)

アスカ(・・・シンジ、怒ってるのかなぁ)

アスカ「・・・」

アスカ「暇・・・」

アスカ「!!」

アスカ(さっきの記事・・・)

アスカ「死亡事故多発、死因はツンデレによる心の病・・・」

アスカ(ホント、こういうくだらないの好きよね・・・日本人って)ぺらっ

アスカ(大体こんなので心を病むなんて、どうかしてるのよ・・・)ぺらっ

アスカ「あなたも加害者かも・・・カンタンツンデレチェック」

アスカ「ハッ!バカみたい!!誰がこんなのやんのよ・・・呆れた・・・」

アスカ(・・・暇だし、たまにはこういう下らないのも時間潰しになるか)ぺらっ


20:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/08(金) 03:09:12.90


アスカ(問1・・・自己顕示欲が強い方である)

アスカ(多分・・・×)

アスカ(問2・・・異性と話す時、高圧的な態度を取る事が多い)

アスカ(これは◯だわ・・・)

アスカ(問3・・・赤よりも白派である)

アスカ(当然◯よ!!)

アスカ(問4・・・あなたは本当は優しくしたいと思う相手に厳しく、もしくは辛く当たってしまう事がある)

アスカ(そんなの誰でもあり得る事じゃない!!◯よ◯!!)

アスカ(問5・・・これで最後ね)

アスカ(なになに?・・・見つめ合うと素直にお喋り出来ない)

アスカ(そんなの相手によるわよ!でも・・・アイツが対象なら・・・)

アスカ「」カァァ

アスカ(・・・不本意だけど、◯ね)

アスカ(さて・・・結果は・・・)

アスカ「な・・・な・・・!!!なによコレぇええええええ!!!!!」





22:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/08(金) 03:19:55.74


アスカ(落ち着くのよ、アスカ!まず事実を受け止めて・・・それから原因を探るの・・・!!)

アスカ「危険度5・・・あなたは紛う事無きツンデレです」

アスカ(なん・・・だ・・・と・・・)ガーン

アスカ「問1を×にしたあなたは特に注意!無自覚な悪意が意中の相手を苦しめている可能性が・・・」

アスカ「何よコレ・・・!!何よこれぇえええええ!!!」

アスカ「フン!こんなのデタラメよ!!ウソウソ!!」

アスカ「この私がツンデレぇ!?」

アスカ「バッカみたい!!きっと無能な編集がテキトーな記事を乗せてるだけよ!!」

アスカ「そうよ!そうに決まってる!!」

アスカ「念のため、全部逆のパターンも見てみましょう・・・どうせ適当なんだから!!」

アスカ「なになに・・・自分を良く見つめ、控えめでいて相手の気持ちを考える度量を」

アスカ「」パタン

アスカ「だぁああああああああ!!!!!何よ!!!何よ!!!!胸糞悪いわね!!!!!!」

アスカ「このクソ編集部!!!抗議の電話でも入れてやろうかしらっ!!!!」

シンジ「ただいまー・・・」


23:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/08(金) 03:25:39.12


アスカ「ぐぅううう・・・!!!!!」

シンジ「な・・・なに?何でそんな機嫌悪いの・・・」

アスカ「べっつにぃいいい!!!!!」

シンジ「ちょ・・・アスカ」

レイ「おじゃまします」

アスカ「!!」

アスカ「なんでソイツが居んのよ!!」じとーっ

シンジ「籠買ってるときに店で会ったんだ・・・で、寄ってくって・・・」

レイ「そう」

アスカ「むっ!丁度良いわ!!アンタ、これやってみなさい!!」

レイ「なに?」

アスカ「いいから!アンタがやって、テキトーな記事書いてる事、証明すんの!!」

レイ「意味が分からないわ」

アスカ「文句たれずに黙ってはじめろっ!!」

レイ「そう・・・わかった」


24:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/08(金) 03:32:06.44


レイ「××◯×◯」

アスカ「アンタ、ホントに読んだの・・・?」

レイ「ええ・・・」

アスカ「ちょっと貸しなさい!!」

レイ「あっ・・・」

シンジ「もう・・・アスカ、乱暴だよ」

アスカ「うっさい!!アンタは黙ってて!!」

レイ「・・・それで?」

アスカ「ツンデレとは対極にある存在、かといってデレデレする訳でもなく」

アスカ「ただそこにあるだけで強烈な母性を発揮するタイプ」

アスカ「あなたと一緒にいる男性はいつもぽかぽかするでしょう・・・」

レイ「そう」

シンジ「すごい!よく当たってるんじゃないの?コレ!!」

アスカ「だぁあああああああ!!!!!こんなもの!!!!lこんなものっっ!!!!!!」ビリビリ

レイ「あっ・・・」


25:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/08(金) 03:38:21.85


アスカ「フッ!使徒殲滅!!楽勝!!」

レイ「碇君・・・」

シンジ「ごめん綾波、せっかく答えてくれたのに・・・」

レイ「構わないわ」

アスカ「しまったぁああ!!編集にクレームつけてやろうと思ったのにぃ!!」

アスカ「電話番号がわからなくなったじゃない・・・」しゅん

シンジ「いいじゃないか・・・別に」

アスカ「よくなーい!!何で私が危険度」

シンジ「あ、やっぱりツンデレだったんだ?」

アスカ「なっ!!」

レイ「何故驚くの?」

アスカ「驚くわよ!この私がツンデレですって!?」

レイ「そう、ツンデレ」

アスカ「あん?」

シンジ「どこからどう見てもツンデレだよ」


26:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/08(金) 03:41:18.46


レイ「碇君、ダメ・・・」

シンジ「だって綾波・・・」

レイ「この子、自覚ないわ」

アスカ「」

シンジ「えっ・・・まさかっ!そんなはずないよ!!」

レイ「固まってるもの」

アスカ「」

シンジ「嘘でしょ・・・?」

シンジ「嘘だって言ってよ!!アスカ!!」

アスカ「」

シンジ「狙ってやってたんだろッッ!?」

シンジ「じゃないとあんな風に出来る訳ないよッッ!!」

レイ「ダメ、彼女はもう動かないわ」

シンジ「そんな・・・アスカ!!アスカぁああああああああああ!!」

アスカ「」


28:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/08(金) 03:49:37.05


レイ「無理、もう死んでる」

シンジ「な・・・なんで・・・?」

アスカ「」

レイ「きっとさっきの記事よ」

シンジ「死亡事件多発?」

レイ「そう」

シンジ「じゃあ死ぬのって・・・」

レイ「そう、ツンデレの方」

レイ「ツンデレはツンデレである自分を認められなかった・・・心の重圧に押しつぶされたのね」

レイ「でも大丈夫、碇君」

シンジ「えっ?」

レイ「セカンドの代わりに私が一緒に暮らすわ」

シンジ「綾波・・・」

レイ「やっと邪魔者が消えた」ニヤリ

終わり








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