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2015年5月26日(火)〜8月9日(日)の期間に八王子市にある東京富士美術館で開催される「レオナルド・ダ・ヴィンチと『アンギアーリの戦い』展」は注目の展覧会です。フィレンツェ政庁舎に描かれたレオナルド・ダ・ヴィンチの「アンギアーリの戦い」は今も多くの謎と痕跡を残す未完の大壁画作品です。その「アンギアーリの戦い」の下絵ではないかと言われているウフィツィ美術館に所蔵されている作品が来日します。この作品、東京富士美術館の寄贈により、
ウフィツィ美術館の新収蔵作品となったそうです。この日本初公開となる「アンギアーリの戦い」と共にウフィツィ美術館の所蔵作品であるレオナルド・ダ・ヴィンチの「習作」などが展示されます。

この展覧会は2015年と2017年にそれぞれシーズン1、2として巡回を予定しており、シーズン1は関西展は2015年8月22日～11月23日で京都文化博物館、東北展では2016年3月19日～5月29日に宮城県美術館、シーズン2は北海道展を皮切りに全国を巡回します。各展示会場で展示される作品が異なりますのでご注意下さい。

16世紀の画家「アンギアーリの戦い（タヴォラ・ドーリア）」
16世紀 油彩／板 85.0×115.0 cm
ウフィツィ美術館蔵（東京富士美術館より寄贈）
［東京］［京都］［仙台］で展示

アリストテレ・ダ・サンガッロ
《カッシナの戦い》の模写（ミケランジェロ原作）
1542年頃　グリザイユ／板　76.4×130.2 cm
ホウカム・ホール、レスター伯爵個人コレクション
［東京］［京都］で展示

上：レオナルド・ダ・ヴィンチ
《戦う男たちの習作》
1504年頃　ペン、インク、リード・ポイント／淡褐色紙　8.7×15.2 cm
アカデミア美術館（ヴェネツィア）蔵
［仙台］で展示

左：レオナルド・ダ・ヴィンチ（派）
《「アンギアーリの戦い」のための習作》
制作年不詳　ペン／黄ばんだ白地紙　17.1×12.6 cm
ウフィツィ美術館蔵
［東京］で展示

右：レオナルド・ダ・ヴィンチ
《裸体と戦闘場面の習作》
1506-08年頃　ペン、木炭／黄ばんだ紙　25.0×19.5 cm
トリノ王立図書館蔵
［京都］で展示

［表］
レオナルド・ダ・ヴィンチ
《騎兵、竜、馬、犬の習作》
制作年不詳　ペン、褐色インク／紙　19.4×12.3 cm
ルーヴル美術館蔵
［京都］

［裏］
レオナルド・ダ・ヴィンチ
《ギャロップで進む騎士、後方からみた馬の頭部》
制作年不詳　ペン、インク／紙　19.4×12.3 cm
ルーヴル美術館蔵
［京都］

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