夕立「時雨とは仲良しっぽい!」
夕立「鈴谷さん、寝込んじゃっているみたいだけど、どうしたの?」
提督「俺はいつもあいつにいたずらされているからな」
提督「カレーにブルーベリージャム大量投下した」
夕立「うぇ・・・どっかの羽生蛇蕎麦みたいっぽい」
提督「そしたら、あいつ泡吹いて倒れちゃって」
夕立「さすがにやり過ぎっぽい。後で目を覚ましたら、謝るっぽい」
提督「うぬ」
熊野「提督? これはどういうことかしら?」
提督「すまぬ。鈴谷があまりにも可愛くてだな」
熊野「鈴谷さんが可愛いのは、妹であるわたくしが痛い程承知しておりますわ」
提督「お前も十分可愛いよ。姉妹揃ってな」
熊野「そ、そうですか///」
提督「ただ、姉妹で夜戦紛いのことをするのはどうかと思うぞ?」
熊野「あら、どうしてですの?」
提督「インモラル、そして俺が寂しい」
熊野「家族が愛し合っているのはおかしくて?」
提督「いや、良いんだけどさ・・・俺、一応鈴谷とケッコンカッコカリしているんだけどな」
熊野「わたくしだって、鈴谷さんがいないと寂しいですわ」
熊野「で、ブルーベリーカレーの件はどうなさるんですか?」
提督「後で鈴谷に謝っておくよ。ブルーキュラソーを入れるべきだったって」
熊野「ゲシュタポさん! ここに変態が!」
提督「やめろ!」
提督「すぅー・・・ぽわぽわぽわ」プカー
夕立「提督さん、何を吸っているの?」
提督「ハイライトだよ。くすんだ青色のパッケージだけど、中々可愛いだろ?」
夕立「でも、ニオイは可愛くないっぽい」
提督「すまんな。これだけは止められないんだ」
提督「でもさ、この色って鈴谷を思わせる色だよな」
提督「このタバコを吸っていて、いつも思うよ」
夕立「・・・・・・」
提督「・・・? 夕立?」
夕立「・・・っぽい」
響「・・・よし、これで完成だよ」
暁「うわぁー、美味しそう!」
雷「響、やるじゃない!」
電「凄いのです! このスープ赤いのです!」
響「ボルシチだからね。今回はエゾシカ肉を使ってみたんだ」
暁「早く食べましょう!」
雷「お皿に盛るねー」
電「良い匂いなのです!」
響「ピロシキも焼いたから、熱いうちに食べてね」
雷「あー! こっちも美味しそう!」
暁「今度、暁も練習してみようかしら・・・」
暁響雷電「いただきます!」
赤城「いただきます!」
暁響雷電「え・・・?」
赤城「よいしょー!」ギュイーン! ズゾゾゾ! ゴガガガ!
暁「うえーん!」ポロポロ
響「・・・・・・」ポロポロ
響「折角の・・・自信作だったのに・・・」ポロポロ
雷「お腹減った・・・」グゥー…
電「赤城さん、酷いのです・・・」シュン
赤城「げふぅwww」ポンポン
響「う・・・うぅ・・・」ポロポロ
響「・・・?」ポン
??「悲しかったろう、辛かったろう」
??「安心しろ。私が奴を成敗してやる」
響「・・・ぐすっ」グスグス
響「Спасибо... (ありがとう・・・)」
赤城「まだ食い足りませんね」ガシャンガシャン
赤城「ここには・・・メザシが」
赤城「ここには・・・漬物が」
赤城「ご飯釜には・・・まだありますね」
赤城「味噌汁も・・・少し残っていますね」
赤城「冷蔵庫には・・・納豆とマヨネーズがありますね」
赤城「全資材投下!」ポイポイ
赤城「ねるねるねるねー!」グポォグポォ
赤城「食べます!」パクパク
赤城「美味い!」ニパァ
赤城「もぐもぐ・・・これを食べ終わったら、デザートが欲しいですね」パクパク
赤城「金剛さんの部屋に行きますか」パクパク
赤城「この前、金剛さんが粗相をしたときの写真を持っておいて正解でした」パクパク
赤城「これで脅せば・・・ぐふふ」ニタァ
??「・・・・・・」
赤城「む! 誰ですか!? けぺっ!?」バキ
赤城「」ゴト
??「やれやれ」
長門「駆逐艦を泣かせるとは・・・許されんな」
赤城「ナガトサンコワイナガトサンコワイナガトサンコワイナガトサンコワイ」ガタガタ
加賀「あの・・・今回は赤城さんが全面的に悪いのですが、戦闘に支障がない程度に・・・」
長門「大丈夫だ。問題ない」
長門「きっと、赤城も私の気持ちがわかってくれただろう」
加賀「そ、そうですか・・・」
赤城「加賀さん! このへっちょこだんご、美味しいですね!」ニパァ
長門「ゴラァッ!!」クワッ
提督「なんか、長門が怒っているみたいだけど、気にしないでおこう」
夕立「~ぽいぽい♪」
提督「なんだ、夕立もギターを弾いているのか」
時雨「僕も弾いているよ」
提督「この鎮守府にはギタリストが多いな」
提督「鈴谷も美味いんだよな。今度、GodinのLGX-SAでもプレゼントしてやろう」
時雨「・・・・・・」
夕立「・・・・・・」
提督「時雨は何を弾いているんだ?」
時雨「Silver Skyって曲さ。良い曲だよね?」
提督「(Silver Sky・・・? 知らないな)」
提督「夕立は・・・」
夕立「アクアテラリウムっぽい!」
提督「(水槽? 何の曲なんだろう)」
提督「っていうか、お前ら悲しい曲調のものばっかり弾くんだな」
夕立「だって、何か落ち着くっぽい!」
時雨「うんうん」
夕立「・・・・・・」
時雨「・・・・・・」
提督「・・・?」
提督「吹雪、最近頑張っているじゃないか。今度の出撃も頼むぞ」ナデナデ
吹雪「えへへ・・・ありがとうございます!」
睦月「どんどん戦績が良くなっているね!」
島風「提督ぅー! 私にもナデナデしてー!」
提督「よしよし、やっぱり駆逐艦(貧乳)は最高だぜ!」ナデナデ
島風「ん・・・」
睦月「あ! む、睦月もー!」
夕立「・・・・・・」
時雨「・・・・・・」
北上「提督ー、大井っちがウザい」
大井「そんな! 酷い・・・」
提督「大井、今度は何した?」
大井「ちょっと北上さんの紅茶に媚薬を・・・」
北上「おかげでムラムラしちゃったじゃん! どうしてくれるのさー」
大井「それが狙いです」
北上「提督、これでもアタシの妹なんだよ」
提督「はぁ・・・」
夕立「・・・・・・」
時雨「・・・・・・」
提督「はぁ、今日も疲れたなー」
鈴谷「おつかれ、提督」
提督「あれ? 鈴谷復活したの?」
鈴谷「酷い! 羽生蛇カレー鈴谷に食わせたくせに!」
提督「すまぬ。どういう反応をするかと」
鈴谷「あれすっごく不味いんだからねー! 甘くて気持ち悪かった!」
鈴谷「比叡さんのよりはマシだったけど」
提督「そう言うなよ・・・比叡が聞いたら泣くぞ?」
ヒエーーーーン!!
鈴谷「・・・・・・」
提督「・・・・・・」
提督「あれ?」
鈴谷「それよりさぁ、提督」ズイ
提督「な、何かな?」
鈴谷「久しぶりにさ・・・そ、しよ?///」
提督「このビッチ! お前には恥じらいというものがないのか!」
鈴谷「女の子が誘っているのに・・・この童貞!///」
提督「お前には童貞の美学というものがわからんのか!」
鈴谷「だって、提督っていつも駆逐艦の娘達ばっかり構うから」
提督「だって好きなんだもの」
鈴谷「このロリコン! あ、そういえば提督の初めては鈴谷が奪ったんだったね」
提督「その通り。強引ではあったけど、内心超嬉しかったです」
鈴谷「そ、そっかー・・・///」
提督「・・・鈴谷」チュ
鈴谷「ん・・・///」
提督「ふふ・・・お前も綺麗だよ、鈴谷」ゴソゴソ
鈴谷「ん・・・あ・・・!///」ピク
夕立「・・・・・・」
時雨「・・・・・・」
夕立「提督さん、おはよう。今日も良い天気ね!」
時雨「昨夜は鈴谷さんとお楽しみだったようだね」
時雨「それはちょっと頂けないかな」
夕立「・・・・・・」
時雨「・・・・・・」
夕立「提督さんは、駆逐艦が大好きなんだから、もっと夕立達に構うべきっぽい」
時雨「そうだよ。提督は僕達の言うこと、聞いてくれるよね?」
夕立「朝食を持ってきたっぽい!」
時雨「僕達の分もあるんだ。一緒に食べようよ」
時雨「納豆定食で良かったんでしょ? 提督、いつもそれを食べているからね」
時雨「今日は、僕達も同じのにしたんだ。ふふ・・・お揃いだね」
夕立「提督の分は、夕立達が食べさせてあげるっぽい!」
夕立「遠慮はしないで! だって」
夕立「そんな手じゃ、食べられないだろうから」
時雨「ふふ・・・」
夕立「美味しかったぽい!」
時雨「じゃあ、食器は僕が片付けてくるから、夕立は提督の歯を磨いていて」
夕立「ぽい!」
夕立「さて、じゃあ提督さん。ゆっくり口を開けるっぽい」
夕立「そうそう・・・提督さんの歯、隅々まで綺麗に磨いてあげるっぽい」
夕立「・・・さ、口を濯ぐっぽい」
夕立「うん、綺麗に磨けたっぽい!」
夕立「・・・・・・」
夕立「」グッ
夕立「提督さん、びっくりした? 苦しいっぽい?」
夕立「ゴメンね、急に咽の奥に指入れて」
夕立「・・・・・・」
夕立「提督さん、そんな顔するのね」
夕立「いつも笑顔が絶えない提督さん。そんな提督さんが」
夕立「苦しそうな表情を浮かべている」
時雨「ズルいじゃないか、夕立! 僕も見たかったよ!」
夕立「ゴメンね! ちょっとやってみたかっただけっぽい」
時雨「提督の咽は傷ついていないよね?」
夕立「大丈夫っぽい。もし傷ついていたら」
夕立「夕立達が治してあげるっぽい」
夕立「唾液には消毒効果があるって聞いたことがあるっぽい」
夕立「だから、提督さんにお裾分けするっぽい」
夕立「あはは!」
時雨「もう・・・夕立ったら///」
夕立「歯磨きもしたことだし、午前の仕事をするっぽい!」
時雨「もう鈴谷さんはいないから、書類は僕達がやっておくね」
夕立「たまには、こういう時間があっても良いっぽい!」
時雨「提督は最近、頑張っているんだからさ、休んでいて良いよ」
時雨「僕達、結構こういう仕事慣れているから」
夕立「時雨の言う通りっぽい! だからね、提督さん」
夕立「いっぱい、甘えさせてね?」
時雨「ふふふ・・・」
夕立「初霜? なんの用っぽい?」
夕立「え? 提督さんが可愛そうって?」
夕立「何を言っているっぽい? どうして初霜に提督さんの気持ちがわかるっぽい?」
夕立「そんないい加減なことを言っていると、いくら夕立でも怒るっぽい?」
夕立「ねぇ?」
夕立「・・・まぁ、良いっぽい」
夕立「提督さんは、絶対に夕立達の言うことを聞いてくれるっぽい」
夕立「それに、提督さんは迷惑だなんて思っていないっぽい」
夕立「そうだよね、時雨?」
時雨「もちろんだよ。だからさ、初霜」
時雨「安心してね?」
夕立「もうお昼っぽい」
時雨「書類は良い感じに一区切りついたね」
夕立「今日は肉じゃが定食にするっぽい! 久しぶりだからね!」
時雨「良いね。提督も同じので良いよね?」
時雨「だって、僕達いつも一緒で」
時雨「いつも同じ時間を過ごして」
時雨「お風呂の石鹸も、シャンプーもリンスも同じのを使っているから」
時雨「食べ物も、絶対に同じものを食べたくなるよね?」
時雨「ふふ・・・」
夕立「提督さんも、夕立達とお揃いで喜んでいるっぽい!」
夕立「はい、あーん!」
夕立「提督さん、美味しいっぽい?」
夕立「良かったっぽい!」
時雨「僕達もいつか、こんなに美味しい料理が作れると良いね」
夕立「えぇ! 一緒に頑張るっぽい!」
時雨「えへへ・・・提督も、いっぱい食べてね?」
時雨「さぁ、次の歯磨きは僕の番だね」
時雨「提督、口を開けて」
時雨「よいしょ」シャコシャコ
時雨「・・・・・・」シャコシャコ
時雨「ふふ・・・」
時雨「提督が、大きな口をあんぐり開けて」
時雨「僕に歯磨きさせてる」
時雨「なんだか、子供みたいだね」
時雨「良いんだよ、もっと僕達を頼って」
時雨「僕達は、ずーっと一緒なんだから」
時雨「ふふふ・・・その表情、良いね」
時雨「すごく新鮮だよ」
夕立「お昼ご飯も食べたし、午後も頑張るっぽい!」
夕立「え? 俺も仕事したいって?」
夕立「それはダメっぽい。提督さんは疲れているっぽい」
夕立「だから、ダメ」
夕立「・・・・・・」
夕立「そんなに暴れても、ダメっぽい」
夕立「聞き分けのない提督さんは、ちょ
コメント一覧
-
- 2015年01月19日 20:48
- 阿部定事件を知らない男は知らないままの方がいい。鈴谷さん、やりすぎ。
-
- 2015年01月19日 20:56
- ボルシチを食い尽くされた駆逐艦の子達がただただかわいそうな話だった。
-
- 2015年01月19日 20:57
- あの事件はあかん…
流石に提督が可哀想だ
-
- 2015年01月19日 21:08
- うーんこの
-
- 2015年01月19日 21:08
- あべさだは男としてしゃれにならない(恐怖
-
- 2015年01月19日 21:13
- またあなたかwww
-
- 2015年01月19日 21:21
- 中途半端っぽい
-
- 2015年01月19日 21:24
- この提督は完全に被害者じゃねーか!
-
- 2015年01月19日 21:52
- ※2
ほんとに可哀想な第六駆逐隊
多分長門がアイスでも奢って(赤城に奢らさせた?)くれるさ
-
- 2015年01月19日 21:59
- だから怖いんだよ!!
-
- 2015年01月19日 22:00
- なんで艦娘すぐ病んでしまうん?
-
- 2015年01月19日 22:27
- 赤城がボルシチ食ったところで読むのをやめた。響たちにも赤城ファンにも最悪だろあれ。やめろよああいう扱い
-
- 2015年01月19日 22:41
- ぽいぽいうるせえ
-
- 2015年01月19日 23:04
- この赤城は出す必要あったんですかね…
-
- 2015年01月19日 23:15
- この人の病みキャラは背筋が寒くなるくらいの狂気を感じるから好き、次は赤城か長門辺りが病んでくれないものか
-
- 2015年01月19日 23:27
- 鈴谷になら切り取られてもいいや(盲目)
-
- 2015年01月20日 00:02
- だからこのTab譜はなんなんだ・・・
あ、SSは面白かったです。ヤンデレいいね!
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